ソバ屋の前を通ったら、午後2時を過ぎているのに店の外には入
店待ちの人がたくさんいた。
全て観光客で、地元の人は並んでまでは食べない。
ソバの美味しいお店は地元の人が長く通うお店。
ソバと呼ばれてはいるが、ソバ粉は一切使われていない。
小麦粉100%の麺にアルカリ性のかん水、あるいは木炭を水に
浸した上澄の灰汁を加えて独特のコシを出し、仕上げの段階で
油をまぶすのが沖縄のソバの最大の特徴である。
沖縄各地に「沖縄ソバ」のお店は数え切れないほどあるが、
麺の幅や形は地域によって異なる。
沖縄本島南部、中部では3〜4ミリ幅の麺が主流であるが、名護から北部では
きしめんのような平麺が多くなる。
南西諸島でも宮古島では細麺となり、八重山では丸い麺になる。
ともに沖縄ソバの看板は出ているが、宮古ソバ、八重山ソバは違う。
宮古ソバはコーレーグースを入れるが
八重山ソバはピパーズ(ヒハツ)を入れる。
共通しているのは基本的な出汁の取り方で、豚骨とカツオ出汁の
合わせ出汁。
具材は豚肉とカマボコ、薬味に紅ショウガとネギが添えられるが、
これも地域によって異なる。
宮古ソバには豚の三枚肉が2切れ、平たい宮古カマボコが2切れ、
これを麺で見えないように隠してあるのが本来の宮古ソバである。
具材が麺で隠されているのは肉の大きさやカマボコの大きさで
ケンカしないようにということから具材を隠すようになったとか。
沖縄の人は沖縄ソバをよく食べる。
ある統計では、人口約140万人の小さな島々で
1日あたり15万〜16万食が食べられているそうだ。
単純計算で年間一人当たり46杯のソバを食べていることになる。
沖縄のソウルフード、それが沖縄ソバである。
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きじむな
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