津軽・旭・あかね・さんさ・紅玉など秋のおリンゴの
そろい踏みの中に見つけました「ひめかみ」
咄嗟に4ヶ入りを2袋手に持ちましたが、多いかな?
でもなかなかこのおリンゴは手に入らないのです
店頭に並んだらすぐに売れるみたいです
それよりも何よりもこのリンゴ「ひめかみ」には
思い出が沢山、沢山あります
福祉村で長男の隣のお部屋に入っていた「浩二君」の
お母さんがいつもこの時期になると、袋に一杯くれました
あまりにリンゴらしいリンゴで(甘みも程々酸味も程々)
売っているリンゴ農家を聞いて
それからは毎年買いに行っていました
浩二君のお母さんの妹さん夫婦が江部乙というところで
この「ひめかみ」を中心にしてリンゴ農家を営んでいました
浩二君のお母さんと同じように優しい面差しと口調で
いつも「ばね式はかり」ではかって分けてくれました
確か母が90近くの時だったと思います
長男の所へ面会に行って掃除をして帰りに寄りました
母の年を聞くと驚いて大きな大きなおリンゴを
「100まで元気で生きてね」と言いながら母の手の上に
乗せてくれました
もうあれから14~15年が経ったのね
浩二君のお母さんが肩が痛いと言っていたと思ったら
とても治ることが難しい場所の「癌」と分かり
会えないままに逝ってしまい、
3~4年後にはお父さんもお亡くなりになりました
一緒にディズニーランドに行った思い出は今でも
想い出しては長男と懐かしんでいます
妹さんも跡継ぎの事や木の衰えなどで
リンゴ農家をおやめになりました
そんなこんな思い出のある「ひめかみ」なのです
直接買いに行くすべを失った私は、道の駅やスーパーで
「ひめかみ」を見るとためらわずに買います
(ネットからお借りした記事より)
『ひめかみ』は「ふじ」と「紅玉」を両親に持つ品種で、
完熟果には『蜜』がたっぷりと入ります。
また「紅玉」から、しっかりとした酸味も受け継いでいるので、
とってもリンゴらしい味がします。
「甘い」品種が全盛の今の時代『ひめかみ』の個性は光ります。
『ひめかみ』は「本当のりんご好き」の方に
是非オススメしたいりんごです。