
前回、前々回でヘッドカバーを開けた話を書きましたが、同時進行でクーリングファ
ンを始めとしたエンジンのアッパー部分の解体、メンテを始めました。
写真は強制空冷エンジンの肝、インペラ(クーリングファン)の拡大です。
何か変だって気付きました
えっ?やけにファンが綺麗
あっ、そこじゃなくて・・・。
まぁ、これは汚れ落しの作業とサンドブラスト処理を施した後なので確かにピカピカ
ではなくファンの付け根にクラックが入っています
このファンどうやらファンの付け根のベアリングがダメージを受け、只でさえ、クリアラ
ンスが無いファンとハウジングに少しのガタが出た事により接触したものと思われま
した
最初は溶接とかで埋める事も考えましたが、このファンもマグで非常に軽量
あれだけ軽くていと、ちょっとした事で重量バランスが狂って綺麗に回らない恐れも
ありました。ファンを裏返すとバランスの為?肉抜きをしてまでバランスをしているよ
うです
って言うかベアリングがOKなら、あの少ないクリアランスで最大7000回転以上も
回り続ける基本の製品精度の高さにここでも驚かされたのは言うまでも有りません
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます