今日はホンダFCV(燃料電池車)の発表日でした。
ホンダ青山ビルの1Fショールームはこの内覧会の為に休館。
中に入ると
FCVにはカバーがされ中を窺い知ることは出来ませんが、ショーモデルとは明らかに異なるようです。
暫く待ち予定時間の16:30~スタート。
ただちにカバーが取られました。
細部はともかく、基本的にこのまま出てくると思われますのでデザインもショーモデルより格段に完成度は高かそうです。
この車の脇に置かれFCVと繋がっているのがインバーター要するにV2H(車から家)に、V2L(車からEV)への充電(給電)を可能とする装置。
これは汎用エンジンを長年作り続けてきたホンダのノウハウが生きているようでトヨタ(デンソー)の物は据置型でホンダの様にポータブル出来ないそうです。これは、FCXクラリスで実証実験を繰り返してきた大きなアドバンテージのようです。このインバーターを介して9KWの送電が可能です。
FCVの左に置かれていたのが小型水素ステーション。IWATANIとの共同開発だそうです。
これはFCスタックですがFCXクラリティに載っているもの。
これはFCVに搭載されるNew FCスタック なんと30%のコンパクト化に成功しています。
これらのコンパクト化。MMコンセプト(man maximum meca minimum)により同社V6エンジン並みのコンパクト化に成功。
ボンネットに収納できたとの事。これにより従来4人だった乗車定員を5名としています。
これがドアを開けた状態。
スイッチを始めとした操作系は実際には操作できません。動力源はモーターですから基本変速機は介在しませんが、センターコンソールにはPRNDの表示が・・・。当然シフトレバーも無しでした。
後席も非常に広く、シートは非常にコストのかかったステッチ入りレザー仕様。
この小さなスイッチがドアノブ(電磁スイッチ)でした。
この辺りは市販車では通常のドアノブになりそうです。
トヨタのミライより格好良いと思うのは私だけでしょうか。
因みに水素の充填時間は3分。走行可能距離は700㎞以上との事です。