我が家の空調は東京ガスのコジェネGHPを使っていますが、自宅の断熱性能が良いのと夏は比較的風の通りが良いのでGHPを使うことが有りません。よって、作動する時間は圧倒的に冬。そして故障するのも冬って事が多いです。
そんな訳で、これまでにラヂエーターキャッチタンクの破裂に伴う、冷却水不足による停止。
コントロール基盤破損による停止。等々必ず寒い時期に停まってしまいました。
しかし、これまでの故障はエンジン自体が完全に停止するのに対し、今回はエンジンは始動してるのに、全く暖かくならない。。。
しかも、今回は因りに因って12月24日のクリスマスイブ。サービスが来て点検したのが翌25日。
メーカー、サービス共に最終営業日と言う最悪の事態。
故障当日の24日と点検日の25日は当然仕事だったので、サービスの対応は家人に任せ取り急ぎ原因究明を依頼。
点検完了後に出てきた見積もり(上記)を見て卒倒しそうになりました(苦笑)
安いエアコンなら2台買えるでしょこれ・・・。しかも、メーカーも年末始休暇に入るため作業は年明け。
この寒い時期をどうしろって言うのか!?って事ですが、その辺のサポートは東京ガスには全くなく。。。
いつもながら、売る時は調子良いけど、気になるのは自社のコストばかり。特に我が家のGHPの様にメーカーのサポートが終了した製品については、全く対応がだらしない。。。コンシューマの方を向いて無いのは最近の大手の傾向ですが、いつからこんなにカスタマに冷たくなってしまったのか。私の勤める某社も同様なので本当に情けないです。
更に、こんな時に限って、9連休ですからこの寒い時期にどうやって寒さを乗り越えるのか途方に暮れました。正直。
ただ、待つのは癪なので、いつものようにキャビネットを開け自分なりに点検開始。
基本的には外部から完全に遮断されているので、多少埃を被った程度でエンジンルームは綺麗なものです。
ところが、エンジンルーム内部を良く見ると、フロアに何か溜まってるのが分かります。
直ぐに、ウエスを突っ込むとオイルがべっとり。
オイルゲージを確認しましたが、オイル量は適切なのでエンジンや補機類から漏れた訳では有りません。
では何?
どう考えても、オイル交換の際にサービスマンがこぼしたとしか考えられません。ホント酷いもんです。レベル低すぎでしょ?
次からは、自分で点検しようと思います。
良いオイル入れて、添加剤加えたらかなり良い感じになるかも。
と、予断はともかく、見積もりに記載されてるサクションホースは写真の真ん中奥のステンレスメッシュのパイプです。
良く見ると、サクションホース脇のステンレスの太鼓にフロンが吹いた跡が確認できます。
散々手を尽くして、代替え部品が入手できないかと努力しましたが、結果は不可。
それと、このサクションホースが裂けるって事はエンジンが振動で揺れる事と、エンジンマウントが劣化でエンジンが下ってる証拠では?って事です。
写真のラバーマウント(エンジンの前後計4個)は見た目はまだまだ使えそうな気もしますが、ラバーに腰が無くなって様なので全4個を一緒に交換することとします。
我が家のGHPは夏に使わないせいか既に17年を経過しているにも関わらずアワーメーター(運転時間)は13,000時間ですからマウントの耐久時間的には大丈夫らしいのですが、時間は時間でも製造後の経過時間は、そろそろリミット。
この機会に交換しようと思っています。
それはともかく。どうやってこの寒さを凌ぐのか。。。
結論を言えばご覧の通り
親しい方々からの善意で3台の電気ヒーターをお借りしました。
この時ほど、皆さんの善意を有り難く思ったことは有りませんでした。ありがとうございます。