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はNewZ4のインテリアです。最近のオートマチックの傾向として、
にも写っていますが、従来のシフトレバーと云った物は存在しません。どちらかと言えば、今までの、いや既に過去の遺物と化したシフトレバーを忘れさせる為の、ワンステップとしてシフトレバーのような物を残したと言った方が正しいかもしれません。感覚的にはゲーム機のジョイスティック
と同じと言った方が分かり易いでしょうか
で説明すれば左手端がシフトレバーですが、基本操作はジョイスティックと同じでボタンのセイフティロックを
外しながら、スティックを操作する事によりD(ドライブ)、R(リバース)にギアがエンゲージされることになります。最近のオートマと同じでスティック操作でマニュアルモードにも出来ますし、ハンドルに見える?パドルで同様の機能を使う事が出来る他、パーキングブレーキのロック、リリースもスイッチで可能です。同様にP(パーキング)もジョイスティック脇のスイッチを押す
だけです。
これは今回のZ4に限らず、7er、Sクラス(221)、Eクラス(212)も同様の機能を持っています。
しかも、この手軽さで通常走行では997、987のPDKに迫る性能を発揮しつつある様にさえ思われます。勿論997や987のPDKはトルコンを持たず、通常の乾式クラッチの制御を自動化した訳ですから、パワー感やトルク感がダイレクトに伝わり、当然でスポーツ走行時などはこれらのA/Tに差を付ける事が可能だと思いますが、普通に一般道を走っている時は、CVTや最近の優れた多段式オートマチックの様にシームレスにシフトアップしていく事の方が快適だと思っていました。
ところが、今日から大々的にディーラー試乗会が始まったNewEクラス(W212)や今日のZ4は明らかに明確なシフトショックを作っていると思われる節があります。これが初期物だけの製品精度の問題では無くドライブを楽しませる為の物だとすれば、個人的にはメルセデスもBMWもやってくれると賞賛したいところです。くれぐれもマイナーチェンジで消して欲しくない味だったとここでは書かせていただきます。
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