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BME280とArduinoを用いた温度・湿度・気圧の測定

2019-11-01 23:53:16 | Arduino
Bosch Sensortec社の環境センサー・BME280[3-5]、および、Arduino UNO[1,9]を用いて、温度・湿度・気圧の測定を試みた。

(1)BME280センサーモジュール
使用したBME280センサーモジュールは、HiLetgo社の BME280[6]である。
その接続回路や使用法は、スイッチサイエンス社のBME280センサモジュールの使い方[2]を参考にした。


ArduinoとBME280の接続回路

ArduinoとBME280間は、I2C用双方向レベルシフタ[8]を用いたI2Cバス[7]で接続した。ここで、Arduino側の電源Vddは+5Vに接続し、BME280側の電源VCCには+3.3Vを接続した。
また、BME280のSD0端子はGNDに接続した。

(2)Ardiuno測定用サンプルスケッチ
BME280用のサンプルスケッチ(BME280_I2C.zip)は、スイッチサイエンス社のBME280センサモジュールの使い方[2]からダウンロードして使用した。

(3)測定結果
測定結果例を、次に示す。
また、比較のため、同一室内に設置したデジタル温湿度計[10]の値と携帯用高度計[11]の気圧値も同時に調べてみた。


BME280を用いた温度・湿度・気圧の測定例
※23.8°C、39%、1009hPa


デジタル温湿度計と携帯用高度計の気圧の測定例
※23.1°C、31%、1008hPa

両者の値は、若干の差はあるが、近い値となった。
一方で、BME280の温度値については、実際の温度より数°C高くなるとの報告[12-13]もあるが、今回の測定結果では、それほどの大きな差は見られなかった。

(4)まとめ
BME280環境センサー、および、Arduino UNOを用いて、温度・湿度・気圧の測定を試みた。
BME280とArduino間は、I2Cバス(双方向レベルシフタ付)で接続することにより、安定して温度・湿度・気圧を測定することができた。

参考文献:
(1)Mac OSX 10.6.8にArduino IDE 1.0.6をインストール-goo blog
(2)BME280搭載 温湿度・気圧センサモジュールの使い方-スイッチサイエンス
(3)Bosch Sensortec
(4)BME280 - Bosch Sensortec - Products
(5)BME280 - datasheet
(6)[I2C] 温湿度大気圧センサー (BME280)
(7)I2C-Wikipedia
(8)FET搭載 I2C用双方向レベルシフタ-スイッチサイエンス
(9)BME280を使って温度、湿度、気圧の測定-goo blog
(10)O-230 デジタル温湿度計「オプシス」-ドリテック
(11)携帯用高度計-エバートラスト
(12)第28回 温湿度・気圧センサ(BME280) 〜仕様概要〜
(13)ESP-WROOM-02 と GY-BME280 で温度、湿度、気圧のデータを Ambient に送る。-goo blog

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