唐津市近代図書館美術ホールで開催中の唐津市所蔵品展「アートに親しむ春のひととき-石本秀雄」は、5月22日(日)まで。
会期も残り1週間ちょっととなりました。
今回は、家族や国内外の風景、花など、油彩画の大作やスケッチ21点を展示しています。
唐津の虹ノ松原を描いた「臥龍松」、長女さんをモデルにした「午後の客」、
フランスに取材した「エテン教会」や「シテ通り」、雄大な桜島の風景「火の山の道」など、代表作が並んでいますよ。
油彩画の独特の構図と色彩の重なり、水彩の軽やかなタッチとやさしい色合い、ぜひ間近でご覧ください。
美術ホール入口そば、正面玄関ロビーには、水彩やスケッチの画材見本も展示しています。
1階エレベーター横では、小企画展「唐津焼~人の手で受け継がれたもの~」を開催中。
「献上唐津兎手焙」など、長く人に愛されてきたもの、金継ぎなどで丁寧に補修されたもの5点を紹介しています。
あわせてご覧くださいね。
石本秀雄(いしもとひでお) 1908~1986
長崎市生まれ。東京美術学校(現在の東京藝術大学)図画師範科を卒業後、小城中学校に赴任。
日展や東光展で受賞を重ねるなど画家として活躍する一方、教師として学生の指導に努めました。
新制佐賀大学設立にも尽力し、1949年(昭和24年)の大学発足後に教授となります。
佐賀県文化会議初代会長、佐賀美術協会理事長を務めるなど、
佐賀の美術界・教育界の指導者として大きな足跡を残しました。
〇 唐津市近代図書館イベントカレンダー:唐津市所蔵品展「アートに親しむ春のひととき-石本秀雄」
【とき】
令和4年4月12日(火)-5月22日(日)
入場無料
10時-18時(入場は17時30分まで)
【ところ】
唐津市近代図書館 美術ホール
【休館日】
月曜日、4月29日(金・祝)、5月3日(火・祝)・4日(水・祝)・11日(水)
【入場料】
無料
【展示作品】
油彩画11点、水彩8点、磁器絵付2点
【新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願い】
・美術ホールに入場するときは、受付での検温にご協力ください。
・体調が悪い人、風邪のような症状がある人は、来館をご遠慮ください。
・館内ではマスクの着用をお願いします。咳エチケットにご協力ください。
・入館時に手指の消毒をお願いします。
・鑑賞するときは、ほかの人と距離を保ち、会話はお控えください。
・3密(密閉・密集・密接)防止のため、入場の制限をする場合があります。
・状況によっては、職員がお声がけする場合があります。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となる場合があります。
ご理解とご協力をお願いします。
■唐津市近代図書館■
TEL (0955)72-3467
〒847-0816 佐賀県唐津市新興町23番地(JR唐津駅南口すぐ)
ホームページ
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