唐津市近代図書館のイベント情報

主に展覧会についてお知らせします
(ときどき、他の施設の情報も…)

「日本画山脈 再生と革新~逆襲の最前線」(6/3~7/17)

2017年05月08日 | 展覧会
「Karatsu421」は、5月7日で終了しました。
会期中、多くのみなさまにご来館いただきました。ありがとうございました!

次の展覧会は、6月3日から始まる「日本画山脈」です。
この展覧会、岡山県新見市・佐賀県唐津市・広島県呉市・愛媛県八幡浜市の4つの館を巡回する企画展で、
現在、岡山の新見美術館で開催中です。(※画像は岡山会場のチラシです)

〇新見美術館ホームページ

〇「日本画山脈」公式ホームページ


文明開化を迎えた明治期、西欧から移入された「西洋の絵画」に対して、
我が国の伝統的な絵画表現を受け継ぐものとして、「日本画」が生まれました。
時代のうねりの中で日本画家たちは互いに関係し合い、伝統的な技法や独自の美意識を受け継ぎ、
あるいは西洋絵画の影響も受けながら常に新しい日本画の創造を模索してきました。
太平洋戦争を経て、社会構造や価値観の大きな変革の中で、
危機的な状況に晒されながらも新しい日本画の模索は続き、
現在に至っても時代に即した新しい表現、
次世代へと続く新しい日本画の創造をめざし多彩な挑戦が続けられています。
本展では、「戦後日本画の再生」に挑んだ七人の巨山を中心に、
戦後の流れを受けて花開いた現在の巨匠たちの「不動の日本画表現」、
そして具象の系統に連なる新世代の作家たちの「越境する表現」を通し、
戦後から現在まで続く日本画壇の流れを俯瞰するとともに、日本画表現の現在地点を紹介します。


会期中には、出展作家によるアーティストトークやワークショップも開催しますよ。
どうぞお楽しみに!


唐津市近代図書館開館25周年記念特別展
日本画山脈 再生と革新~逆襲の最前線
-七山からはじまった日本画の現代-


【とき】

  平成29年6月3日(土)~7月17日(月・祝)
  午前10時-午後6時(入場は午後5時30分まで)

【休館日】

  月曜日
  ※ 7/17(月・祝)は開館

【ところ】

  唐津市近代図書館 美術ホール(1階)

【出展作品】

  現代の日本画54点
  ※6/26(月)に一部展示替えを行います。

  〇「日本画山脈」唐津会場 出品目録

【出展作家】

  第1章 「七山」に見る「戦後日本画の再生」
  山本丘人、東山魁夷、杉山寧、髙山辰雄、
  横山操、加山又造、平山郁夫

  第2章 現代の巨匠たちの「不動の日本画表現」
  下田義寛、滝沢具幸、田渕俊夫、竹内浩一、平松礼二、
  中島千波、土屋禮一、村居正之、宮廻正明、西田俊英

  第3章 新世代日本画の「逆襲」-越境する表現
  平山英樹、森山知己、岡村桂三郎、間島秀徳、
  新恵美佐子、加藤良造、マツダジュンイチ、神戸智行、
  髙島圭史、梶岡百江、岩田壮平、田中武

【入場料】

  ・一般 500円
  ・唐津市内の75歳以上の人 250円
   (受付で市のシルバーカードや健康保険証などをお見せください)
  ※ 有料入場者20人以上の団体は2割引
  
  ・高校生以下の人は無料
  ・障がい者手帳を持っている人と同行者1人は無料
   (受付で障がい者手帳をお見せください)

【主催】

  唐津市近代図書館、日本画山脈展実行委員会



■唐津市近代図書館■
TEL (0955)72-3467
〒847-0816 佐賀県唐津市新興町23番地(JR唐津駅南口すぐ)
ホームページ http://www.city.karatsu.lg.jp/kyoiku/toshokan/

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「Karatsu421」中里太郎右衛... | トップ | 【新見美術館】 「日本画山脈... »
最新の画像もっと見る

展覧会」カテゴリの最新記事