『ロック・オブ・エイジズ』(2012年)
シナリオがアホらし過ぎますぜ。
そしてミスったキャスティングが追い討ちをかける。。。
脚本が悪いと、全員マヌケに見える事が多いが。
今回は更に、下手に見えるというオマケつき。
って見えるんじゃなくて、実際下手なのかぁい?
無意味なカット割による編集。
歌も、みんなで歌いすぎと違う?
フィニッシュ感がまったく無いんですけど…
ちなみに盛り上がりも…あったっけ?
なんか流れ過ぎ、流し過ぎ。
メリハリが無く、生気に欠ける。
そして、熱気が遠いな~。
田舎から出てきた歌手志望のシェリー。
憧れのライブハウス“バーボン・ルーム”でドリューと運命の出会い。
伝説のロック歌手ステイシー・ジャックスのライブの夜。
大きな変化が、それぞれに訪れる。
80年代ロックを歌いまくるミュージカルの映画化。
シェリー役のジュリアン・ハフが自分の良さを発揮。
ひとり勝ちとは言え、もっと実力あるだろうに。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、
大抵は思い切りのいい演技が気持ちいいんだけど。
今回は微妙。これは演出の悪さが大きい。
ブライアン・クランストンが出番が少ないながらも、
とても良かったが。ま、歌わない役だしなぁ…
トム・クルーズにいたっては、
頼むから止めてくれ状態。
演技力を求めちゃいかんのは、分かっとるが。
これは、酷い。
完全に外してますがな。
メアリー・J・ブライジが居てくれて、助かったというところ。
アレック・ボールドウィンは、やりにくそうだし。
ポール・ジアマッティも、しっくりこないし。
マリン・アッカーマンは、こんなんじゃもったいないし。
ラッセル・ブランドは、演技してないしなぁ…
ドリュー役のディエゴ・ボネータも、
注目する程ではないしな。
というか、ほんとバカに見える。
この脚本じゃ。
誰の魅力も引き出してないという…
呪われた映画。
これじゃ、曲が気の毒ですがな。
舞台だとパーっと楽しめるのかも知らんが。
映画化で、この脚本は無いだろ~。
誰か気づけ。
誰でもいいから、待ったかけようよ。。。
『ロック・オブ・エイジズ』(2012年)
監督:アダム・シャンクマン、脚本:ジャスティン・セロー、クリス・ダリエンツォ、アラン・ローブ
オリジナル脚本:クリス・ダリエンツォ
出演:ジュリアン・ハフ、ディエゴ・ボネータ、アレック・ボールドウィン、トム・クルーズ、ラッセル・ブランド
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ポール・ジアマッティ、マリン・アッカーマン、メアリー・J・ブライジ
ブライアン・クランストン