棋楽庵の九州将棋ふまわり日記

ようこそ「棋楽庵」のブログへ。ここでは大分・福岡・佐賀・熊本を中心として九州各県及び山口県の将棋情報を提供していきます。

■速報!「第64回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」結果-NO.3(平成22年9月4日~9月6日)

2010年09月06日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 決勝トーナメントは2日間にわたって行なわれるため、結果がわかり次第選手名を記載していきます。それにしても1回戦でアマ竜王と前アマ名人の対決があろうとは。大熱戦が予想されます。(9/5-1)1回戦終了です。アマ竜王対前アマ名人の師弟対決は師匠が貫祿を示しました。(9/5-2)2回戦終了です。早咲さんは、沖繩代表の桑江さんを下しました。九州、沖繩、山口各県の代表選手でベスト8に残ったのは大分県の早咲誠和さんだけです。(9/5-3)早咲さん、ベスト4進出です。(9/6)早咲さん、準決勝で敗退。残念、お疲れさまでした。アマ名人には長野県代表の井上徹也さんがつきました。おめでとうございます . . . 本文を読む
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■速報!「第64回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」結果-NO.2(平成22年9月4日~9月6日)

2010年09月05日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 第64回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会の速報です。予選リーグ9組~16組の成績を掲載しています . . . 本文を読む
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■速報!「第64回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」結果-NO.1(平成22年9月4日~9月6日)

2010年09月05日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 第64回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会の速報です。大分県代表の早咲誠和さん、前アマ名人の山崎さんとも2連勝であっさり予選を通過。その他九州、沖繩、山口の各代表選手も奮闘、なんと10名中8名が決勝トーナメント進出です。これは最近にない好成績です。明日の決勝トーナメントも皆さんこの調子でがんばってください . . . 本文を読む
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■全日本アマチュア将棋名人戦歴代福岡県代表一覧-NO.2(第36回~第63回)

2010年06月08日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 連続代表の最高記録は山口恵七さんの4回(昭和32年~同35年)、次が平畑善介さんの3回(昭和24年~同26年)とかなり古いものが残っています。これらの記録は実力者がひしめいている現在の福岡県将棋界の状況から見て、なかなか破れないでしょう . . . 本文を読む
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■全日本アマチュア将棋名人戦歴代福岡県代表一覧-NO.1(第1回~第35回)

2010年06月08日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 アマ名人戦福岡県代表回数を多い順に並べると、中村清志さん(5回)、山口恵七さん(5回)、平畑善介さん(4回)、赤城文造さん(3回)、田代将さん(3回)、下平雅之さん(3回)となっています。中村さんは他に東京での代表経験が2回あり、現役ではダントツの強さを見せています . . . 本文を読む
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■「第63回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」結果-NO.9(平成21年9月12日~14日)

2009年10月25日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 予選リーグ、決勝トーナメント、棋譜の掲載が終わったところで、全国大会のスケジュール、競技方法とルール、大会記録を掲載します。来年本大会に出る自信のある方は、ぜひご参考ください . . . 本文を読む
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■「第63回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」結果-NO.8(平成21年9月12日~14日)

2009年10月24日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 最終3日目、準決勝の相手は茨城県代表の浜真之さん、会社員の方で39才、4度目の出場です。戦型は変則的な相がかりから、山崎さんが軽く桂馬をさばいたところでは快調のように思えたのですが、飛車を回った構想がまずく、浜さんに角銀交換を強要させられる桂馬を打たれて山崎さん不利になりました。じわじわと駒を押し上げ圧迫してきた浜さんに、山崎さんは今大会で見せた粘り強い手で容易に決め手を与えません。しかし王手飛車を伏線にした浜さんの確実な指し手についに山崎さん金損、それでも屈せず山崎さん玉の早逃げから受け一方の桂打ちと涙の辛抱ですが、事態は好転せず、唯一相手の弱点「歩切れ」を衝いて、最後のお願い「金取り」の飛車回りで勝負に出ました。ここでああ無情、浜さん銀の打つ箇所を間違い、大逆転の歩打ちを喰らってはあまりに痛く、そのまま投了となりました。掌中の珠を逃した浜さん、残念。片や山崎さん、辛抱する木に花が咲いて、出場2回目で決勝進出となりました。さて最後の関所で待ち受けるは千葉県代表の武田俊平さん、30才の会社員の方で、4回目の出場、今年の千葉県竜王であり、8年前には本大会で準優勝している全国的な強豪です。さて戦型は山崎さんがまたまた石田流に組めば、武田さんは二枚の銀を繰り出しての押さえ込み戦法を取ってきました。序盤9筋の歩を二手かけて伸ばしたのが山崎さんの不急の一手だったようで、武田さんにじわじわと駒を進出されて山崎さんは心理的にも圧迫されたようです。それでも角交換から1筋を攻めて活路を見いだそうとする山崎さんに、武田さん絶好手を見逃してしまいました。これで息を吹き返した山崎さん、好手を連発、飛車交換に成功し、美濃囲いは崩されたものの、楔を打ち込んでいた端から殺到し、一気呵成に相手玉を寄せてしまいました。これで念願のアマ名人位を獲得、若きアマチュア将棋界の星が誕生しました。お二人の熱戦に拍手拍手です。ところで2日目が終了したあと、師匠の早咲さんはズバリ「4人のメンバーを見れば優勝は山崎君」とズバリ予言、さすがに全国の強豪の実力をよく知った早咲さんの眼力畏るべしです。 . . . 本文を読む
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■「第63回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」結果-NO.7(平成21年9月12日~14日)

2009年10月24日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 大会2日目、トーナメント戦の始まりです。山崎さんの1回戦の相手は、長崎県代表の会社員伊ケ崎博さん、39才の方です。長崎県では敵なしの存在、この名人戦も10回目の出場です。戦型は山崎さんがゴキゲンを採用すれば、伊ケ崎さんは穴熊へ。しばらく駒組かと思いきや山崎さんが突如自玉の隣に飛車を回す袖飛車から伊ケ崎さんの玉頭を急襲、たちまち乱戦となりました。飛角の撃ち合い、取り合いの結果は馬が残った山崎さんに利があり、玉の不安定な伊ケ崎さんを一息で押し切りました。2回戦は千葉県代表の伊藤亨史さん、27才の会社員の方で4回目の出場です。さて勝負はいきなり角交換から互いに馬を作って力戦調に。先攻は中飛車から2枚の銀を繰り出した山崎さんでしたが、伊藤さんも馬を使って巧みに反撃、手順に山崎さんの玉を薄くして、勝負は押しつ押されつの大接戦となりました。駒がめぐるましく動いて数十手、伊藤さんに誤算があり銀損になってからは徐々に形勢は山崎さんに傾き、最後は山崎さんに受け切られてしまい伊藤さんの投了、随所に山崎さんの粘り強い受け手が見られたのが印象的でした。いよいよ2日目の最終戦、相手は小木ポールさん。お名前からわかるとおりお母様がアメリカ人で小学校がアメリカ、大学はオーストラアというインターナショナルな存在の方です。現在英会話講師で24才、初出場です。今後の将棋界の発展にはこういう方がどんどん出てきてほしいですね。戦型は先手の山崎さんがいまや十八番となった石田流に組めば小木さんは四間飛車に。飛車先を切った山崎さんに小木さんは守備の銀を繰り出して反撃。山崎さん角銀交換の駒損もなんその攻めを続け、ついに飛車交換。山崎さんは駒損ながら敵の金銀がバラバラなのでよい勝負と見て成銀を敵玉に肉薄、一方小木さんも馬を切って駒得の桂馬を急所に放って相手玉に迫ります。ここからが山崎流受けのWorld、受け一方の角を平気で投入し、角をバックに進撃してくる銀を、根元の角を取り去ってただ取り。なおも追撃の二枚飛車にはまたまた自陣角打で凌いで、もはやこれは山崎康晴。これには小木さんもたまらず息切れ状態、あとは山崎さんじわじわと小木玉を攻めたてて、難局を乗り切りました。いやはや終盤の受けまくりの一局、驚くべしです。師匠早咲さんも見守る中、またご家族総出の応援でついに準決勝進出、栄光まであと二番となりました . . . 本文を読む
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■「第63回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」結果-NO.6(平成21年9月12日~14日)

2009年10月24日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 さてお待ちかねの山崎由太郎さん優勝までの全棋譜の公開です。まず1日目は予選リーグです。1回戦の相手は福島県代表の後藤健さん、地方公務員で25才の方です。本大会には初めての出場となります。後手山崎さんがゴキゲン中飛車の構えから突如居飛車を宣言して戦いは力戦調になりました。中盤、後藤さんが銀桂交換の駒得から山崎さんの飛車を圧迫して押さえ込みを図りましたが、山崎さんも決め手を与えず逆に敵飛車を桂馬と交換して駒得となり、最後は一気の寄せを見せました。まずこれで1勝目。予選リーグ2局目は、神奈川県代表の大西光さんとの対戦。大西さんは21才の大学生、こちらも初出場です。先手の山崎さんが石田流を採用すれば、大西さんも同じく石田流に構え戦型は相振飛車に。そこから山崎さんが角交換から▲6五角と打てば大西さんも△3四角と打ち返し、定跡では先手やや不利かと思われた変化に突入、お互い馬を作っての相振飛車の力戦将棋となりました。中盤は山崎さんにやや無理な動きがあり、大西さんがこれを的確に咎めてそのまま押し切りました。山崎さんこれで1勝1敗です。3戦目は同じく1勝1敗同士、1回戦でも当たった後藤さんとの対戦です。先手山崎さんが石田流に構えれば後藤さんは左美濃へ。中盤は千日手模様となり、山崎さんが打開。しかしこれがまずく後藤さんは自陣の桂香と相手の金2枚を交換するという大きな駒得で優勢になりました。そのままゆっくりと相手を押さえ込めばよかったもの、激しい攻め合いを選んだため、山崎さんにもチャンスが訪れ、最後は山崎さんが敵玉頭から殺到し、あっけない幕切れに。後藤さんにとっては涙の残念譜となってしまいました。山崎さん逆転勝ちで決勝トーナメントに進出。師匠の早咲さんが2連敗で予選落ちとなってしまったので、この分も頑張らなければなりません . . . 本文を読む
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■「第63回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」結果-NO.5(平成21年9月12日~14日)

2009年10月24日 | ◆アマチュア将棋名人戦
 県代表になること19回と今回の出場選手の中では圧倒的な代表回数を誇り、アマ名人位も3回獲得という比類なき実績を上げている大分県代表の早咲さんですが、今回は大不調でした。予選リーグ2連敗で決勝トーナメントに進出できなかったとは今までほとんどない経験でした。将棋の内容もいつもと違って無理に動いていった感があり、当日はリズムが狂っていたようです。長期間出ていればこういうこともあります。お疲れさまでした . . . 本文を読む
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