10月の声を聞いても、日中はまだ暑い日が続いていますが、さすがに朝晩は過ごしやすくなりました。秋の気配を感じるころになりました。
佐世保校では、初中級の公務員本試験が一段落して、秋休みに入りました。今月半ばの警察官や消防官を受ける人たちは、あと一頑張り、補習を受けているところです。
佐世保の本校からも、関東や関西地区の公務員試験を受けに出かけて行った人もいます。帰ってきたら、「お土産です!」と教務室に顔を出してくれて、試験会場の様子を話してくれたり、試験の問題を持ってきてくれたりと、なんだか公務員試験の緊張から一気に解き放たれているような感じがします。
ここ数日、9月に受けた試験の結果が発表になっています。昨日は、自衛官の一般曹候補生の一次合格の発表でした。夏期講座に来ていた高校生にも吉報が届きました。また、地元市役所など、ぞくぞくと結果が出ています。
先日は、県北の高校から依頼を受けて、1,2年生に公務員試験のガイダンスを行いました。放課後にもかかわらず、32名の高校生が目を輝かせて話を聞いてくれました。
学校を挙げて公務員という職業に就くための対策を行ってくれる学校はそう多くはありません。数ある職業の中で、警察官や市役所職員を選択し、その職業に就くための準備を早くから取り掛かっている高校生をも、また、応援したくなりました。
私たちの学校は、もちろん入学してくれる学生がいて成り立っているのですが、この佐世保に創立して26年の間、地元の人たちに利用してもらってきたのだから、この地元の人たちの何か役に立ちたいと考えています。現役の高校生や大学生が卒業と同時に公務員になるという夢を叶えるお手伝いをすることも、私たち学校の使命ではないかと思います。
夏の講座も、私たち教員は、本校の学生たちと分け隔てなく一生懸命授業をし、合格のためのノウハウを伝授します。頑張って夢を追いかけている人を、応援したいからです。
今日は、珍しいお客様が来ました。2年前に卒業した卒業生です。彼を見ると、2年前の面接の練習風景を思い出して思わず思い出し笑いをしてしまいます。素直で純朴な青年が、自分の夢を追って一生懸命努力をして公務員になりました。ただその過程で本当に私は彼に教えられることがたくさんあったのです。物事に対する着眼点にまず驚かされました。これまで自然に囲まれ家族の愛情を受けて育った彼の純粋さに、感動することもありました。しかし、そんな彼には、耐えられない社会の仕組みがあったことを今日聞かされました。
また、新たな道を見つけて進んでいこうとする彼の顔には2年前の夢を追いかけている頃と同じ輝きを見つけることができました。
今月の花は芙蓉です。薄いシルクのような花びらがとても優美で見とれてしまいそうです。フヨウの花のように美しいしとやかな顔立ちの事を「フヨウの顔」と言うそうです。昔から美しい女性のたとえに用いられ 花言葉も「しとやかな恋人」です
一重咲き 八重咲きがあり、八重咲きは、朝 咲き始めは白、昼はピンク、夜は紅に花色が変化するそうです。まるでお酒を飲んで紅くなっていくようなので「酔芙蓉」の名前が付けられました
私事ですが、私の母の名前は、ようこと言います。もう20年も前に亡くなった明治生まれの祖父が、初めて生まれた女の子に、芙蓉の花のように美しく育つようにと、1字とって蓉子と名付けたそうです。
その母の名前にある芙蓉の花を、私はあんまり身近に見たことがありませんでしたが、中国でもその美しさを褒め称えてきたと言われているとおり、柔らかな繊細美にため息が出そうです。
秋の澄み切った青空に映って、なお美しくしとやかに咲いています。私の年老いた母も、今ではその微笑みに少しだけ名残があるばかりですが、父親の望み通り、健やかに美しく育ってきたのだろうと思いました。
Photo by mizutani
佐世保校では、初中級の公務員本試験が一段落して、秋休みに入りました。今月半ばの警察官や消防官を受ける人たちは、あと一頑張り、補習を受けているところです。
佐世保の本校からも、関東や関西地区の公務員試験を受けに出かけて行った人もいます。帰ってきたら、「お土産です!」と教務室に顔を出してくれて、試験会場の様子を話してくれたり、試験の問題を持ってきてくれたりと、なんだか公務員試験の緊張から一気に解き放たれているような感じがします。
ここ数日、9月に受けた試験の結果が発表になっています。昨日は、自衛官の一般曹候補生の一次合格の発表でした。夏期講座に来ていた高校生にも吉報が届きました。また、地元市役所など、ぞくぞくと結果が出ています。
先日は、県北の高校から依頼を受けて、1,2年生に公務員試験のガイダンスを行いました。放課後にもかかわらず、32名の高校生が目を輝かせて話を聞いてくれました。
学校を挙げて公務員という職業に就くための対策を行ってくれる学校はそう多くはありません。数ある職業の中で、警察官や市役所職員を選択し、その職業に就くための準備を早くから取り掛かっている高校生をも、また、応援したくなりました。
私たちの学校は、もちろん入学してくれる学生がいて成り立っているのですが、この佐世保に創立して26年の間、地元の人たちに利用してもらってきたのだから、この地元の人たちの何か役に立ちたいと考えています。現役の高校生や大学生が卒業と同時に公務員になるという夢を叶えるお手伝いをすることも、私たち学校の使命ではないかと思います。
夏の講座も、私たち教員は、本校の学生たちと分け隔てなく一生懸命授業をし、合格のためのノウハウを伝授します。頑張って夢を追いかけている人を、応援したいからです。
今日は、珍しいお客様が来ました。2年前に卒業した卒業生です。彼を見ると、2年前の面接の練習風景を思い出して思わず思い出し笑いをしてしまいます。素直で純朴な青年が、自分の夢を追って一生懸命努力をして公務員になりました。ただその過程で本当に私は彼に教えられることがたくさんあったのです。物事に対する着眼点にまず驚かされました。これまで自然に囲まれ家族の愛情を受けて育った彼の純粋さに、感動することもありました。しかし、そんな彼には、耐えられない社会の仕組みがあったことを今日聞かされました。
また、新たな道を見つけて進んでいこうとする彼の顔には2年前の夢を追いかけている頃と同じ輝きを見つけることができました。
今月の花は芙蓉です。薄いシルクのような花びらがとても優美で見とれてしまいそうです。フヨウの花のように美しいしとやかな顔立ちの事を「フヨウの顔」と言うそうです。昔から美しい女性のたとえに用いられ 花言葉も「しとやかな恋人」です
一重咲き 八重咲きがあり、八重咲きは、朝 咲き始めは白、昼はピンク、夜は紅に花色が変化するそうです。まるでお酒を飲んで紅くなっていくようなので「酔芙蓉」の名前が付けられました
私事ですが、私の母の名前は、ようこと言います。もう20年も前に亡くなった明治生まれの祖父が、初めて生まれた女の子に、芙蓉の花のように美しく育つようにと、1字とって蓉子と名付けたそうです。
その母の名前にある芙蓉の花を、私はあんまり身近に見たことがありませんでしたが、中国でもその美しさを褒め称えてきたと言われているとおり、柔らかな繊細美にため息が出そうです。
秋の澄み切った青空に映って、なお美しくしとやかに咲いています。私の年老いた母も、今ではその微笑みに少しだけ名残があるばかりですが、父親の望み通り、健やかに美しく育ってきたのだろうと思いました。
Photo by mizutani