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八ケ岳南麓で田舎暮らししています。

竜の200g

2008-01-14 | その他

あの大発作以後、竜の食欲は多少の凸凹はあるものの、いい感じに落ち着いている。

それと同時に、竜の身体が変わってきた。


竜の成長(変化)は、シッポにも現れている。



2007年10月の竜のシッポ:全体に短く、先の方は徒長してやたら長くて細いシッポの毛。



2008年1月の竜のシッポ:徒長気味だった先端の細い毛が少なくなり、
短かった全体の毛が伸び密度が濃くなった。


おかあちゃんの手秤では、過去最高の重量である。
竜が、来た時よりはるかに重い。

秤なんか無くても分かる。

左腕に身体を預けてくる竜は、ずっしりと重い。
お尻にはシッカリ肉が付き、骨が手に当たることはない。
骨格がシッカリしてきた。
毛艶はいまいちだが毛の量が増え、毛足も伸びてきた。

この変化は、シャンプー担当のお父ちゃんもいち早く発見。

「おい、竜が太ってきたぞ!」


気のせいか、洋服が窮屈そう。



明日の健診が楽しみ。
が…!
待ちきれないおかあちゃんは、キッチン秤に台を載せセロテープで固定して、オールヌードの竜を載せた。


1.88kg-風袋=1.63kg!




ほ~ら、太ってる! \(●⌒∇⌒●)/ わーい

発作以来、竜は1日の必要量のフードをほぼ摂取している。
ほっといてもガツガツ食べる。


今までの苦労はなんだったのか?
貧乏人が宝くじに当たった時の心境と同じ?(当たった事はない!)

「どんなに食欲のない仔でも必ず食べる!」と、病院のスタッフに薦められた花丸付きの栄養食を「フンッ!」と、足蹴にした竜。




水以外のありとあらゆる食物を拒否してきた竜。


「おかあちゃん、フード以外は邪道だよ!」 by竜
「フードだけで充分だから、食べておくれ!」 byおかあちゃん




手の平のパウダーチーズの中に顔を埋めて寝てしまった以前の竜。


あんなに嫌いだった「高栄養免疫サポート」を振りかけたフードにも喰らい付く発作後の竜。

竜の狂気は目で判る。でも、ただ目を剥いているだけ、慣れれば可愛い竜の一部。

あれも竜、これも竜。

竜の食欲のスイッチを握っているのは誰?
竜自身なの?
出来れば、そのスイッチを手に入れ、オンオフをコントロールしたいおかあちゃん。
が、宝くじに当たるより難しそうぅぅ。


最低体重から200gの増量。
頑張った竜へ、神様からのプレゼントなのだろうか?
竜自身の意識の目覚めなのだろうか?

たぶん家200gの大喜び!である。

明日は、減っているかもしれない竜の体重。
明日は、食べ物を一切口に入れないかもしれない竜。

でも、とりあえず…
今日の出来事として竜の200gを大喜びしよう!


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