■2011年2月11日
前夜の打ち合わせの通り、朝からエベレストビューポイントであるギャワ・ラを目指します。この日、エベレストを見るという提案を持ちかけてきたガイド本人はまさかの仕事放棄をしたので、言葉の通じないドライバーとのふたり旅です。不安はあるけど、ただエベレストを見るだけなので、問題ないはず・・・。
しばらく車で山道を登っていると、車窓からエベレストが見えました!!!
これには、相当、びっくりしました。まさか、舗装道路からエベレストを見ることが出来るとは、想像もしませんでした。
ネパール側からだと、飛行機でルクラまで飛んで、そこから何日も徒歩でトレッキングしないと見れなかったので。
馬車でのどこかに移動する人
馬車とエベレスト。
こういう不思議な光景に出会えるところが、チベット旅行の醍醐味なんでしょうね。
ギャワ・ラというのは、標高5200mの見晴らしの良い丘になっており、この日は、猛烈な風が吹いていましたが、天気は良く、エベレストを始めとするヒマラヤ山脈が綺麗に見渡せました。
距離感や遠近感とかよくわからなくなる凄い風景
左がエベレスト、右がチョ・オユー
頂点から左へ流れている白い雲が、頂上付近の強風を感じさせる
美しい二等辺三角形のエベレスト
風にはためくタルチョー(チベットのお祈りの旗)
動画
エベレスト、ローツェ、チュー・オユー、マカルーなどがばっちり見えています。
音やタルチョのはためきかたで、風の強さがわかります。
午前中にエベレスト観光は終わり、昼にラツェに戻ってきました。
昨日は夜に着いて寝るだけだったラツェの町を散策しました。
商店の店先で暇そうにたむろする人々
ところで、写真には写ってないですが、チベットって結構な数の乞食がいました。そして、ドライバーもガイドも町の人々も、乞食を見れば何かしらを施していました。困っている人に優しい文化なんだろうなあと感じました。
昼食後、ラツェを出発して、サキャへ移動しました。
サキャは建物の壁がグレーで統一されている渋い雰囲気の町でした。
サキャのお寺は立派な寺でしたが、閉館時間を過ぎていたみたいで閉まっていました。
裏山に登って町を見下ろす
イケメン・モンク・トリオ
チベット僧侶って、顔立ちが整っているし、男臭さが際立っているし、かっこいいと思う。
チベットおばちゃん
ど迫力。喧嘩強そう。
トラクターで移動する文化
この日はシガツェ泊。5日ぶりにシガツェまで戻ってきた。シガツェはチベット第二の都市だけあって文明が発達しているし、標高も下がってきているので、呼吸も楽だし、気温も高い。ホッと一息つけた。
いいお部屋
この旅で最も美味しかった食べ物。麻婆豆腐。
左がドライバー、右がガイド
夜、ネットカフェに行って、久しぶりにニュースなどをチェックするが、特に面白いニュースはなし。強いていうとフェイエノールトの宮市選手が活躍していた、というくらいか。(当時、宮市にはかなり期待していんだけどなあ。。。結局、最近は名前を聞かなくなった・・・。)
翌日は、いよいよラサに帰還します!
<続く>