大理からバスに4時間乗って麗江(リージャン)という町にやって来ました。ここは、昔ながらの街並みがとても美しく残っているということで世界遺産に登録なんかされている雲南省観光のハイライトといえる有名観光地です。ここはナシ族という象形文字を使う少数民族の暮らす町だそうです。
そんな麗江の町並はとても綺麗で、あてなくぶらぶら歩いているだけで胸が高鳴るような素晴らしさでした。
今回は写真多めで紹介いたします。
その1
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その2
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その3
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その4
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その5
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その6
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ただし、中国人の観光客の数がやたらと多くて、彼らの「カーッ、ペッ」という例のあれがしょっちゅう聞こえてきます。もちろん地元のナシ族の人からも。そのたびに気分が萎えますが。
中国人団体ツアーの皆様
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町の中心部はどこもかしこもこのような団体で埋め尽くされていました。いたるところで写真撮影をしまくりです。
麗江に着いた初日は、宿探しにとても苦労しました。宿の数はめちゃくちゃ多いのですが聞いても聞いても予算オーバーの宿しかなく、2時間以上かかってヘトヘトになった末、ようやく見つけた予算内の宿が民家に毛の生えたような民宿でした。
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掃除中のピンクの人は宿のナシ族のおばちゃんで、右下に見える青いのは猿を飼っている檻です。というか、何ゆえ猿を檻に入れて飼っているのでしょうか。夜中キーキー鳴いてとてもうるさかったです。しかも、宿泊者名簿を見ると僕の前に泊まった人は2007年9月の宿泊でした。うーん、営業は大丈夫なのか非常に心配になります。部屋はとても綺麗で清潔でしたのでオッケーなのですが。しかし、翌日別のユースホステルに移りました。そのユースホステルは前日必死に探して見つからなかったのですが、落ち着いて探せば簡単に見つかりました。
そんな麗江のユースホステル
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風情があって大変良かったです。それに毎日入れ替わり立ち代りで新しい旅行者がやって来るので楽しかったです。宿泊客は主に中国人なのですが、ドミトリーの中国人は意外と一人旅の人が多かったです。さらに意外なことに英語を話せる人も多くて、話し相手に困るようなことには全くならなかったです。みんな明るくて楽しい人ばかりで、毎晩夜中の2時や3時までビールを飲んだりして、良い思い出の宿になりました。
街中で踊るナシ族
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雲南省の少数民族たちはどの民族もみな歌や踊りが好きなようです。
麗江では近郊の見所として瀘沽湖(ルーグーフー)という所に行きました。ここにはモソ族という可愛らしい名前の民族が住んでいるということです。しかも、ユースホステルで出会った中国人の学生によると、モソ族は女系制と通い婚の文化らしく、女性が家の主人であり、結婚しても一緒に住まずに男性は子作りのために女性の家に通い、子供が出来ても特に男性は世話をするとかは無いのだとか。しかも一人の女性は何人もそういう関係の男性を持っているのだとか。どこまで本当かは知りませんが、凄い話ですね。
そういうわけで近郊というにはあまりにも長い片道7時間の山道バス移動の末にルーグーフーに到着しました。
瀘沽湖
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ボートに乗って湖中の島に行ったりもしました。
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ボートを漕ぐのはやっぱりモソの人で、モソの歌を歌ってくれたりしました。ちなみに行った先の小さな島にはチベット仏教の寺がありました。モソはチベット文化圏ということらしいです。
モソ族の家
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モソ族のダンス
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フエの音にあわせて歌って踊っていました。歌が物凄く上手くて感動しました。
瀘沽湖名物のカエル料理に挑戦してみました。カエルに関しては、日本で学生時代にバイトしていた中華料理店でカエルの唐揚がメニューにあって、よくそれを食べていてそれは鳥の唐揚とほとんど同じ味と食感だったのですが、本場中国のカエル料理はいったいどのような味なのでしょうか。
湖で取れたばかりの牛蛙を調理します。
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この後、台所で包丁で豪快にぶった切られていました。
出来上がり図
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写真ではあまり伝わっていませんが、見た目はかなりグロいです。なぜならカエルの身の部分だけではなく皮膚や骨や内臓がそのままくっついて来ているからです。ぶった切った状態をそのまま調理したみたいです。えいやっと口に入れてみると、これがなかなか白身魚みたいでさっぱりしていて美味しかったです。
そんな感じの瀘沽湖&モソ族観光だったのですが、中国語がさっぱり話せないので結局女系制文化や通い婚については何も判りませんでした。ただ町のあちらこちらに「Girls’ Kingdom」とか「Sisters’ States」といった看板があったので、まあそういう女性中心の文化ではあるんでしょうね。
そして、また7時間バスに乗って山道を揺られて麗江に戻って来ました。そしてビザを延長して、すぐに香格里拉に移動しました。僕は以前中国地図を見ていた時に香格里拉をコウクリラと読んでいたのですが、実はシャングリラと読むのだそうです。なんという中国らしくない名前の町なのでしょうか。そんなシャングリラについては次回にて。
<近況>現在は成都にいます。明日の夜行バスで上海に移動する予定です。
そんな麗江の町並はとても綺麗で、あてなくぶらぶら歩いているだけで胸が高鳴るような素晴らしさでした。
今回は写真多めで紹介いたします。
その1
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その2
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その3
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その4
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その5
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その6
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ただし、中国人の観光客の数がやたらと多くて、彼らの「カーッ、ペッ」という例のあれがしょっちゅう聞こえてきます。もちろん地元のナシ族の人からも。そのたびに気分が萎えますが。
中国人団体ツアーの皆様
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町の中心部はどこもかしこもこのような団体で埋め尽くされていました。いたるところで写真撮影をしまくりです。
麗江に着いた初日は、宿探しにとても苦労しました。宿の数はめちゃくちゃ多いのですが聞いても聞いても予算オーバーの宿しかなく、2時間以上かかってヘトヘトになった末、ようやく見つけた予算内の宿が民家に毛の生えたような民宿でした。
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掃除中のピンクの人は宿のナシ族のおばちゃんで、右下に見える青いのは猿を飼っている檻です。というか、何ゆえ猿を檻に入れて飼っているのでしょうか。夜中キーキー鳴いてとてもうるさかったです。しかも、宿泊者名簿を見ると僕の前に泊まった人は2007年9月の宿泊でした。うーん、営業は大丈夫なのか非常に心配になります。部屋はとても綺麗で清潔でしたのでオッケーなのですが。しかし、翌日別のユースホステルに移りました。そのユースホステルは前日必死に探して見つからなかったのですが、落ち着いて探せば簡単に見つかりました。
そんな麗江のユースホステル
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風情があって大変良かったです。それに毎日入れ替わり立ち代りで新しい旅行者がやって来るので楽しかったです。宿泊客は主に中国人なのですが、ドミトリーの中国人は意外と一人旅の人が多かったです。さらに意外なことに英語を話せる人も多くて、話し相手に困るようなことには全くならなかったです。みんな明るくて楽しい人ばかりで、毎晩夜中の2時や3時までビールを飲んだりして、良い思い出の宿になりました。
街中で踊るナシ族
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雲南省の少数民族たちはどの民族もみな歌や踊りが好きなようです。
麗江では近郊の見所として瀘沽湖(ルーグーフー)という所に行きました。ここにはモソ族という可愛らしい名前の民族が住んでいるということです。しかも、ユースホステルで出会った中国人の学生によると、モソ族は女系制と通い婚の文化らしく、女性が家の主人であり、結婚しても一緒に住まずに男性は子作りのために女性の家に通い、子供が出来ても特に男性は世話をするとかは無いのだとか。しかも一人の女性は何人もそういう関係の男性を持っているのだとか。どこまで本当かは知りませんが、凄い話ですね。
そういうわけで近郊というにはあまりにも長い片道7時間の山道バス移動の末にルーグーフーに到着しました。
瀘沽湖
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モソ族の家
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モソ族のダンス
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フエの音にあわせて歌って踊っていました。歌が物凄く上手くて感動しました。
瀘沽湖名物のカエル料理に挑戦してみました。カエルに関しては、日本で学生時代にバイトしていた中華料理店でカエルの唐揚がメニューにあって、よくそれを食べていてそれは鳥の唐揚とほとんど同じ味と食感だったのですが、本場中国のカエル料理はいったいどのような味なのでしょうか。
湖で取れたばかりの牛蛙を調理します。
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この後、台所で包丁で豪快にぶった切られていました。
出来上がり図
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写真ではあまり伝わっていませんが、見た目はかなりグロいです。なぜならカエルの身の部分だけではなく皮膚や骨や内臓がそのままくっついて来ているからです。ぶった切った状態をそのまま調理したみたいです。えいやっと口に入れてみると、これがなかなか白身魚みたいでさっぱりしていて美味しかったです。
そんな感じの瀘沽湖&モソ族観光だったのですが、中国語がさっぱり話せないので結局女系制文化や通い婚については何も判りませんでした。ただ町のあちらこちらに「Girls’ Kingdom」とか「Sisters’ States」といった看板があったので、まあそういう女性中心の文化ではあるんでしょうね。
そして、また7時間バスに乗って山道を揺られて麗江に戻って来ました。そしてビザを延長して、すぐに香格里拉に移動しました。僕は以前中国地図を見ていた時に香格里拉をコウクリラと読んでいたのですが、実はシャングリラと読むのだそうです。なんという中国らしくない名前の町なのでしょうか。そんなシャングリラについては次回にて。
<近況>現在は成都にいます。明日の夜行バスで上海に移動する予定です。
中国人観光客が多いでしょ。
特に入り口辺りは、
写真スポットになってるから…
トンパ文字の
印鑑造ってもらえるよ。
トンパ文字の印鑑かあ、それいいね。
作ってもらえばよかった。
たぬきさん
今から上海-大連の電車に乗ります!
いやあ一年以上もコメントを放置してしまい、すいません。
コメントありがとうございました!!!
だっこさん
かえるは、日本の中華料理屋でも食べられますよ。中国で食べると骨がたくさんあってちょっと食べにくかったです。