現況の世界を見るとコロナ禍や感染症、気候変動による温暖化or寒冷化の豪雨、洪水、干ばつ、バッタ・イナゴの大量発生の災害や被害、食糧問題などで幸せそうな日常生活が瞬時に破壊される生存条件の危機を感じます。多くの国や地域での災害や被害で閉塞感も漂っています。主に地球の収容力を超えた人為の欲望の開発や生産・廃棄(海洋汚染など)、火力発電や車、飛行機移動などの化石燃料による温室効果ガスの大量放出に起因しているのす。
大気中の二酸化炭素(co2)、メタン(ch4)、亜酸化窒素(nzo)等の温室効果ガスの大量放出や都市化で地球の平均気温15℃が上昇しているのです。1.水資源の需給バランスが崩れ豪雨・洪水・干ばつが農作物に大きな影響。2、自然の生態系がくずれ絶滅種が増加。3、海水の膨張と氷河融解、沿岸域の低地水没、海岸浸食、塩水侵入。4、人の健康被害、感染症危険地域の拡大。5、公害の加速、スモックなどの健康被害。6、降水や乾燥、台風やハリケーン、サイクロン被害などで経済的、技術的な地域差の拡大など問題が多いのです。
西欧で200年、日本で60年、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)とその他インドネシア、タイ、台湾など20~30年で脅威の経済成長し、それなりの豊かさや便利さ、快適さを得てきました。地球自然との共生を無視し貪欲に、無節操に地球自然を痛みつけたのです。現況の中国、山峡ダム決壊危機や流域の洪水被害は4~6憶人に影響が懸念されています。ここ20~30年の無秩序な開発、火力エネルギー、車社会の経済成長の結果だと推測しています。日本でも毎年、豪雨、洪水災害が多発しています。
まだ日本で経済成長を唱える方がいます。動物でも植物でも永遠に成長はしません。経済も破壊をしない限り成長は停滞するのです。ミヤンマ―の少数民族の村々を訪ねると経済成長に関係なく地球自然に謙虚に向き合い豊かさはないが穏やかな生活をしています。その人々も先進国の横暴で被害者になるのです。コロナ禍は幸いにして化石エネルギーの移動や夜の接待、プロスポーツ観戦やイベント、インバウンド需要など不必要な行為の自粛を余儀なくされました。個々人の行動・行為の価値観や人生観を省み地球自然にとってもいい機会だと感じています。
コロナ禍で政治や社会の脆弱(ぜいじゃく)さが露呈(ろてい)しています。政府は経済成長より国民幸福度や生存条件優位社会の構築に施策を転換し、TVメディアなども競争を煽るプロスポーツの勝敗やドタバタ顔出しお笑い芸人番組は廃止し取材力を駆使し社会の隅々の人々までが「心から笑える落ち着いた日本社会」スポーツ選手や芸人ではなく多分野で「真面目に努力する普段着の多数の人が報われる社会」の構築に啓蒙・貢献して欲しいものです。
写真はミヤンマ―・ビルマ族、普段着の当ブログ専属モデル
下記イラストはwithコロナ時の行動の可否は・
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