アメリカ東部数州の前例のない寒冷化、雪報道
中国新疆ウイグル自治区での夏の暴風雪報道
アルゼンチンのイナゴ大量発生被害
新型コロナウイルス禍の現況は多くの報道で周知の通りです。気候変動、温暖化or寒冷化、豪雨、干ばつ、バッタ、イナゴ大量発生etcの地球条件を鑑みAfter/withコロナ時代の目指す社会象とは・・・。生産条件優位社会から地球環境にやさしい脱炭素の生存条件優位社会を目指すことではないかと考えています。政治、人為の活動、個々人の価値観の再検証も必要でしょう。
2020年5~6月の世界各地の生存条件に関わる現象(生命・食糧)を報道の範囲で簡易抜粋してみます。
*ミニ氷河期現象*アメリカ東部州で1880年以来の寒冷化と降雪。パキスタン北部で1920年来の広い範囲の降雪。オーストラリア各地で過去100年で最も低い気温を記録。7月3日には中国新疆ウイグル自治区で夏の暴風雪。
*干ばつ・豪雨・洪水*中国内モンゴルで日本の全農地面積の10倍に値する深刻な干ばつ。ルーマニアで過去100年の最悪の干ばつ、その後過去200年の最悪の洪水。中国三峡ダム付近の記録的豪雨に大規模洪水発生中、流域4億人に影響。日本でも九州,西日本、東海、特に鹿児島、熊本、岐阜、長野etcで豪雨、洪水被害発生中です。
*感染症・バッタ、イナゴ被害*世界的に新型コロナウイルス禍。ナイジェリアで史上最悪のアフリカ豚コレラ発生中、100万頭の殺処分。3月には中国でアフリカ豚コレラで1億頭以上死亡及び殺処分。アルゼンチンで黙示録的なイナゴ発生4000万匹以上農業被害。東アフリカ諸国、アラビア半島、南西アジア諸国でバッタ、イナゴの甚大な被害。中国広西チワン族自治区でイナゴの大群被害発生、温暖化降雨で繁殖が加速して8000倍の増大、1平方キロに広がる群れは1日当たり約3万5千人分の作物を食い尽くす予測も・。
国連食糧農業機関(FAO)は地球温暖化or寒冷化の一因で新型コロナウイルス禍と合わせて食糧危機の甚大な結果をもたらすと指摘しています。日本は食糧自給率37%の国、主な輸入先の中国やアメリカ、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチンなどミニ氷河期被害、新型コロナウイルス禍。豪雨、干ばつ、洪水、バッタ・イナゴの大量発生被害etcで大丈夫でしょうか。マスク不足の比ではない生存の食糧問題です。
限界集落で慣れない食糧自給体制の構築に奮闘中です。梅雨期で収穫、植え付けに忙しく勉強不足で失礼します。
記事 報道ニュース参照
写真 earth catastrophe review転載