道東の狼!驀進 新鮮組

動乱の幕末を想わせる薄野。新鮮組は動乱の薄野を驀進します!

 キューバ戦

2013-03-07 07:07:52 | プロ野球談話
キューバに負けちゃったね
残念・・・

疑問点がいくつか・・・

まず、投手陣ですが

まぁ今更言ってもしょうがないんですが
いったい先発・中継ぎ・押さえとどのような流れを想定しているんだろうか?

当初監督は、第1先発・第2先発とダブル先発体制の後
中継ぎ押さえと向かう方向性を訴えていましたが
出来上がった抑え投手は、一昨年のセットアッパー

浅尾が大会に出られなかったこともありますが
それをおいておいても、あらゆる連戦に対し1試合の停止とされる大会ルールの中で
いったい浅尾一人の選出でよかったのだろうか?

もちろん、難しい内情がわからないので
簡単なことはいえないのですが・・・
12球団のセットアッパーをそろえたところで、牧田を上回る選手はいなかったのか?
そうならないだろうか?

言い方を変えると、昨シーズン中のセットアッパーの中で
一昨年の牧田を越える選手は浅尾しかいなかった?ということですか
そうならば仕方がないのですが
涌井は?久は?平野は?岩瀬は?薮田は?
それらの選手が該当しないというのなら仕方がないのですが・・・

更に中継ぎですが・・・
そうなると、気になるのが先発投手を何イニングまで投げさせたいのかと言うこと
そこから考えなくては先発投手が何人必要なのかがわからない

これはどういうことかというと
自分の仕事が明確にならないということ

さぁそれでは守備に関してですが
なぜ井端がセカンドを守らずにDHなのだろうか?
鳥谷がセカンドを守ったほうが井端のセカンドよりも上であるのだろうか?
楽天でサードを守る松井のセカンドが井端を越えるのだろうか?
ではなぜ松井は楽天でサードを守るのだろうか?
内野連携を軽く見ているんじゃないだろうか?

そして打順・・・
いったい何番バッターで得点を取ろうとしているのか?
得点パターンはどのようなパターンを考えているのか?
そういうのが見えない

この大会において初球バントは良い作戦とは考えられない
かといって、打率の高い選手を並べれば全てがうまくいくのかといったら絶対に違う
必ず流れがあるのだから
4番バッターが歩かされる可能性が高い世界大会において
絶対的な力が必要なのが5番

逆の考え方をするなら
4番と勝負できないからこそ3番と勝負する機会が多々ある
そうも考えられるけれど・・・

そして、その流れで5番、得点が入れば6番でイニングをまたぐ可能性が強く
7番バッターに対する重圧が大きくなる
先頭バッターとしての仕事と、気を抜いた場面での長打の期待
もちろんランナーとしての仕事も果たせる選手

そして、下位打線の出塁によって1番バッターがポイントゲッターにかわる
その時にヒットを打てるバッター

そうなると必ず決めるべく軸が決まってくるはず
4番を阿部で行くのなら、まずそこをおいておいて
1番のバッティング技術を持つ選手を5番におくべき・・・内川
送りバントを必要とせずに、球数を多く投げさせられる選手を2番・・・井端(セカンド)
1番を坂本・長野、もしくは角中、あるいは糸井を3番とあわせ
7番を走塁も行かせる松田
8番を左のかつてヤクルトで2番を勤めていた稲葉

走塁に本多・代打に両打ち松井・左の角中(鳥谷)
もし中田を先発で出場させるなら、6番でプレッシャーのない中でゆったり打たせる
9番に角中や糸井が回れるくらい坂本・長野の調子が上がれば
現状とはまるで違った流れがでるはず

前回大会の実績なども踏まえると内川を4番にして阿部で勝負に向かう考えも

まぁいってるだけなんですが・・・
でも2番セカンド井端だけは絶対です
それによって、初回の攻撃の仕方がバリエーションが確実に増えるはずなんです
それは7番松田も同様に
8番稲葉のバリエーションも変わるはずです

エンドランは?盗塁は?
日本の強さは技術、言い換えるとタイミングや見る目
それを生かせない野球をやるのなら、米野球に勝る部分がどこにあるのでしょうか?
投手ならば制球力や緩急・キャッチャーは排球
ランナーは見極め・バッターは選球眼、守備は連携

実力が劣ろうが、調子を崩そうが
それらを前面に出せる選手達でなければ、偶然や調子が合わさらない限り
絶対にアメリカなんかには勝てるはずもなく
その前に台湾にだってわからない
他の国に比べ日本が勝っている野球をしなくては

今日のキューバだって、走っても打っても体力的には日本の規格外でしょ?

もしメジャーに行った選手を日本球界のトップどころと位置をするのなら
彼らが出ないことが決まった段階でもうやるべきことや、選ぶべき選手は決まっているはずなんだから