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「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

結局、ゼレンスキーは何のためにホワイトハウスに行ったのか❓⇒トランプ政権の和平の取り組みを壊すため(その反動⇒ゼレンスキー辞任要求)<2025・03・03

2025-03-03 21:36:15 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

結局、ゼレンスキーは何のためにホワイトハウスに行ったのか❓⇒トランプ政権の和平の取り組みを壊すため(その反動⇒ゼレンスキー辞任要求)
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ホワイトハウスでのゼレンスキーの振る舞いは、「乱心」と言うしかありません。
切れっぱしの情報を、つぎ足すと出てくる答えが、「トランプ政権の和平の枠組みを壊すため」です。
ゼレンスキーは、戦争が終わっては困る大きな理由があります。
戦争が終われば、ゼレンスキーが戦争責任を追及され断罪されるのは、ほぼ確実でしょう。

現代ビジネス
2025.02.19
ウクライナ戦争を「止めたいトランプ」「続けたいゼレンスキー」「無能な欧州」
https://gendai.media/articles/-/147283

ここに欧州と米民主党の利害も一致します。
はっきり言ってプーチン潰しのために始めた不純な動機の戦争であるとしたら、欧米がこれまでウクライナに注ぎ込んできた巨額の武器や資金供与の理由は、全部嘘であったことになります。そうなれば関係者全員、その国の国民から責任を追及されるでしょうね❓

つまり、トランプ政権の和平の枠組みでウクライナ戦争が終戦になると、これまで戦争に関与してきた欧米の政府や政治家は破滅です。ゼレンスキーも同じです。ウクライナを滅ぼした極悪人として長く語り継がれるでしょう。これを回避するためには、トランプ和平をぶち壊して、ウクライナが有利な和平を作るしかありません。

そこで米民主党がゼレンスキーを呼び寄せて、事前にゼレンスキーに会談のぶち壊しに同意させた上で、ゼレンスキーをホワイトハウスでの会談に送り込んでいます。

スプートニク

米記者がゼレンスキー氏にズバリ、「なんでスーツ着ないんです?スーツ持ってないんですか??」

2025年3月1日, 12:56 (更新: 2025年3月1日, 15:42)
https://sputniknews.jp/20250301/19614434.html

トランプ氏が怒るから会談ではスーツを着用するようにアメリカ側から事前にゼレンスキーに指示がありました。それを無視して、いつもの普段着で会談に臨んだと言う事は、最初から和平に合意するつもりなどなく逆にブチ壊す心算だった事が分かります。

結果から言えることは、ゼレンスキーは「トランプ政権の和平の枠組みを壊すため」に会談に臨み、意図したとおりにブチ壊しました。要は、和平に応じる気などサラサラなかったと言う事です。

トランプ政権側は、当然ゼレンスキーが和平を望んでいると考えていたでしょう。負け戦を続けても無駄だからです。これでゼレンスキーの希望通りトランプ政権は、和平の取り組みを一旦中止するでしょう。

米代表団はゼレンスキー氏との対話を終了するよう勧告=米統領補佐官
2025年3月2日, 09:43 (更新: 2025年3月2日, 10:30)
https://sputniknews.jp/20250302/19615937.html

しかし、これをやってしまえば当然、副作用も大きいです。
今後、トランプ政権がゼレンスキーと和平の話をすることは無いでしょうね。
ウクライナ存続のための「鉱物協定」も調印しない模様です。

TASS
3月2日 23:32 3月3日 00:22更新
ワルツ氏:米国はビジネスができるウクライナの指導者を必要としている
https://tass.ru/mezhdunarodnaya-panorama/23285579
3月3日 02:11
米国はウクライナとの鉱物資源協定に署名する予定はない ― 財務長官
https://tass.com/world/1921323

そして、ウクライナとの対話には別の人間を要求しています。
当然、ゼレンスキー降ろしの動きを始めました。

スプートニク
ゼレンスキーはクビ、ウクライナ支援金の使い道を調査するときが来た=マスク氏
2025年3月1日, 11:53 (更新: 2025年3月1日, 15:39)
https://sputniknews.jp/20250301/19614344.html

ウクライナ支援金の調査はバイデン政権の不正を追及すると言う事です。何しろ巨額ですから調べれば不正が無いわけがありません。ウクライナ側は不正だらけでしょう。
早速、切り込み隊長のタッカー・カールソンが追及の火の手を上げました。
疑惑は、これまでも散々言われています。バイデン政権下では、それを調査することが出来ませんでした。トランプ政権下では、やろうと思えば徹底的にやるでしょう。

ウクライナに近づく審判の日、「グラハム氏は知っている」=カールソン氏
2025年3月2日, 11:53 (更新: 2025年3月2日, 12:53)
https://sputniknews.jp/20250302/19616429.html

更にはアメリカは、ウクライナへの様々な援助や軍事支援を停止する動きを見せています。
米国防省やCIAのウクライナへの協力もなくなるでしょう。

米国防長官がロシアに対するサイバー活動の停止を命令、関係正常化実現なるか
2025年3月1日, 13:23 (更新: 2025年3月1日, 15:44)
https://sputniknews.jp/20250301/19614521.html

アメリカのためのロシアに対する情報取集活動以外の、対ロシア・サイバー活動の停止を命令しました。
アメリカ経由のロシア情報は、ウクライナには提供されなくなります。

米民主党とヨーロッパだけで、これまでアメリカが行ってきたウクライナ支援をすることは物理的に不可能です。
アメリカ政府が全面的にキエフ政府を支援してきたから、ロシアとの闘いが可能でした。
米民主党に嗾けられてトランプ政権の和平の枠組みを拒否したゼレンスキーは、追放するようアメリカ政府からゼレンスキー・一派以外のウクライナの上層部に伝えられると思います。
ウクライナ側がやらなければ、アメリカはウクライナ支援を全部止めるでしょう。
そうなればウクライナは、短期間で敗戦に至ります。
自分の死刑宣告を自分でしたようなものです。

【ゼレンスキーに栄光あれ!】

 

★「ウクライナ万歳!」の日本のメデイアが、ゼレンスキー退陣要求を報道するようでは❓
何しろ米民主党寄りのCNNの報道です。
時事通信
2025年03月03日05時07分
ウクライナ「領土で譲歩必要」 ゼレンスキー氏交代示唆し圧力―米高官
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025030300105&g=int
(引用)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)は2日、CNNテレビに出演し・・・
ウォルツ氏はまた、「戦争を終えるため、米国と、ゆくゆくはロシアと交渉できる指導者が要る」と述べた上で、「(ウクライナの)ゼレンスキー大統領の個人的、政治的目標が戦闘終了にないなら、われわれは真の問題を抱えている」と指摘。ゼレンスキー氏が態度を変えなければ、交代を求めていく可能性を示唆した。
・・・・・
NBCテレビに出演したジョンソン下院議長(共和)も、ゼレンスキー氏が「正気を取り戻し、感謝の気持ちを持って(米国との)交渉に戻るか、別の指導者がそうする必要がある」と圧力をかけた。

(引用終わり)

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要はトランプ政権と米下院共和党は、ゼレンスキーの退陣と代わりの「まとも」な代表者を要求しています。
これが、トランプ政権の「ゼレンスキー乱心」に対する「一発回答!」です。

産経新聞
2025/3/3 06:41
「態度改善か大統領辞任を」ゼレンスキー氏を米下院議長が批判 ウクライナに圧力
https://www.sankei.com/article/20250303-3E5IQ77XGRJXHGQIFWCCWYH7ZU/

 


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


クルスクの戦い、ロシア軍がスームイ州に侵入して主要補給路の遮断を目指す(ノヴェンケNoven'ke)<2025・03・03

2025-03-03 19:31:58 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

航空万能論
2025.02.28
非常に不味い、ロシア軍がクルスク方面の補給線を叩くためスームィ州に侵入
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/this-is-very-bad-russian-troops-are-invading-sumy-oblast-to-attack-the-supply-lines-towards-kursk/

航空万能論の管理人は、控えめに「非常に不味い」と表現していますが「危機的」です。
北の重要拠点のマラヤ・ロクニャMalaya Loknyaも三方向包囲が、ほぼ完成している上に西から迫られて危機的と言えます。

略図の左の下の方にあるウクライナ軍の重要拠点のスヴェルドリコヴォSverdlikovoをロシア軍が、しばらく前に奪還しています。今回、クルスク州ではロシア軍は全面的な攻撃を始めています。
中でも問題なのが、スヴェルドリコヴォSverdlikovoの南です。
直ぐ南がウクライナ領スームイ州との州境です。ここをロシア軍が南に進撃を開始しました。
一番近い集落のノヴェンケNoven'keが戦闘地域に入り、あるいはもうロシア軍が制圧しているかもしれません。

この南東方向にウクライナ軍の主要補給路のルート38K-004(H-07)が、あります。
ノヴェンケNoven'keからだと地図上で目測7kmくらい。ここを完全にロシア軍が制圧すると、既に主要補給路が火力管制下に入ります。

更に南のバシフカBasivkaまでロシア軍が進撃すると目測2~4km位です。ここまで行けば事実上、補給は困難になります。ノヴェンケNoven'keからバシフカBasivkaまでは、4km見当でしょう。

略図を見ると分かりますが、ロシア軍がかなり奪還した結果、ウクライナ軍が占領している地域全体が、大きく三方向包囲された形状になっています。
マラヤ・ロクニャMalaya Loknyaへの補給路のルート38K-024は、ロシア軍の火力管制下にあり既に車での補給は困難になっており、人力で辛うじて補給しているようです。マラヤ・ロクニャMalaya Loknya方面でロシア軍が三方向から迫りつつあるのは、補給不足が原因である可能性があります。

南の主要補給路のルート38K-004(H-07)は、最大拠点のスジャСуджаへの唯一の補給路です。これ以外は、農道のような道しかないだろうと思います。ルート38K-004(H-07)にロシア軍が迫り火力管制下に入ると、クルスク州全体のウクライナ軍が人力による補給しか出来なくなります。そして、仮に撤退するにしても徒歩での撤退しか出来なくなります。そこを砲撃やドローンで攻撃されるのですから、大きな損失が出るのが分かると思います。このパターンを、ウクライナ軍は死守命令のためほとんどの戦場で繰り返して、人員や武器の損失を大きくしています。
そうでなくても兵士不足、武器不足のウクライナ軍が、こんな事をしているのですから時間の経過とともにウクライナ軍の劣勢が深まります。

ゼレンスキーは外交に熱心ですが現場のウクライナ軍将兵は、このような悲惨な戦闘に従事しています。そして毎日、死傷しています。これを放置して外交に熱心なゼレンスキーを、どう思いますか❓
ウクライナ兵が死傷することなど一切気にしていないことは確かです。
戦争を煽りまくるヨーロッパも同じです。自分たちが死ななければ、ウクライナ人やロシア人がどれほど死のうと構わないのだろうと思います。
「美しすぎるプロパガンダ」の裏側は、こんな無慈悲で悲惨な状況であることを、知ってほしいと思います。
既に戦争の勝利者はロシアに決まっています。
それなら、どうするべきですか❓

また、枝葉を入れてしまいましたが、クルスクのウクライナ軍は包囲全滅のリスクが高まりつつあります。クルスク州では、ウクライナ軍は相当な略奪、残虐行為や虐殺をしています。西側は一切報道しないでしょう❓
TASS通信を見ていれば、発覚すれば報道しています。
クルスクのウクライナ軍が降伏するのは、難しいかもしれません。


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
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「トランプ政権についての報道」の「米民主党&欧州についての報道」の落差<ウクライナ紛争2025・03・03

2025-03-03 19:27:13 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(1)がトランプ政権についての報道です。(2)が米民主党+欧州についての報道です。
何が、言いたいか分かりますか❓
ウクライナ紛争に関するこれまでの西側報道は、(2)しかありませんでした。
政権がトランプ政権に変わった後も西側の報道は、ほぼ(2)だけです。
(1)を探すとロシアのメデイアのTASSとスプートニクしかありません。NYのタブロイド新聞のNYポストにも少し記事はあります。日本で知られている米メデイアは、民主党支持ですから(2)の記事ばかりになります。
西側の記事は、大体脚色したり歪めたりして何だか読んでも分かりません。
トランプ政権について知りたければロシアのメデイアを読むしかありません。
★これが自由主義社会で、近年起きている情報統制の現実です。
(1)と(2)を見ると、その落差に驚きます。
つまり、(2)のグループは (1)=トランプ政権を敵視しています。
米民主党と米共和党の闘争が、そのまま西側社会に移行しています。
だから現在は、(1)VS(2)の西側社会内部の権力闘争と言えます。
(2)グループに都合が悪いことに(1)グループには大物応援団が付いています。
この内部闘争に関しては、ロシアと中国は(1)支持です。
★非常に興味深い権力闘争が展開されるでしょう。どっちが、勝つのか❓

 

<記事例>
(1)トランプ政権
NYポスト
ゼレンスキー大統領にトランプ氏と和解するよう指示、イタリア首相ジョルジャ・メローニ氏がホワイトハウスでの対決後に「西側分裂」を警告
byライアン・キング
2025年3月2日午前11時47分 公開
https://nypost.com/2025/03/02/us-news/zelensky-gets-heros-welcome-from-european-leaders-after-trump-shouting-match/

TASS
3月2日 23:32 3月3日 00:22更新
ワルツ氏:米国はビジネスができるウクライナの指導者を必要としている
https://tass.ru/mezhdunarodnaya-panorama/23285579
3月3日 02:11
米国はウクライナとの鉱物資源協定に署名する予定はない ― 財務長官
https://tass.com/world/1921323
ウクライナ危機3月3日 00:58
ルビオ氏、ゼレンスキー氏にウクライナ紛争解決に向けた協議の重要性を認識するよう求める
https://tass.com/world/1921317
3月1日 09:36
マスク氏、ウクライナへの援助に何が起きたのか調べる時期だと語る
https://tass.com/world/1920887

スプートニク
米代表団はゼレンスキー氏との対話を終了するよう勧告=米統領補佐官
2025年3月2日, 09:43 (更新: 2025年3月2日, 10:30)
https://sputniknews.jp/20250302/19615937.html
ウクライナに近づく審判の日、「グラハム氏は知っている」=カールソン氏
2025年3月2日, 11:53 (更新: 2025年3月2日, 12:53)
https://sputniknews.jp/20250302/19616429.html
ゼレンスキーはクビ、ウクライナ支援金の使い道を調査するときが来た=マスク氏
2025年3月1日, 11:53 (更新: 2025年3月1日, 15:39)
https://sputniknews.jp/20250301/19614344.html
武器輸送打ち切り検討か、米ウクライナ首脳会談決裂で 米紙報道
2025/3/3 00:24
https://www.sankei.com/article/20250303-OG3LDYQDRZOTZDLIJLMLDHYY5A/
米大統領補佐官、ウクライナへの不信感表明 関係修復の動きみえず 米紙論評は批判多く
2025/3/2 13:03
https://www.sankei.com/article/20250302-L6MPVIGVZZLRDIRCNEEJE6Z27E/

 

(2)ヨーロッパと米民主党
※記事自体は沢山ありますが、ほぼプロパガンダですので代表例だけ挙げました。

ゼレンスキー氏が英首相と「温かい」会談、トランプ氏と決裂受け
Sachin Ravikumar
2025年3月2日午前 9:42 GMT+917時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ULPDVSRXAVLSZG6SY4PFVT2SNM-2025-03-02/
ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け
ロイター編集
2025年3月1日午後 7:23 GMT+91日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HJCGWCUUKFNDDAYACOFNNSAHZU-2025-03-01/
欧州首脳、ウクライナを支え続ける決意表明へ 英国で会合 ゼレンスキー氏は英首相と会談
2025/3/2 09:28
https://www.sankei.com/article/20250302-PO4M3DLZFRM2JC5EYCGS4CWYMU/
西側諸国が一斉にウクライナ支持を表明、米ウ首脳会談の決裂受け
2025.03.02 Sun posted at 10:52 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35229966.html


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トランプ氏とゼレンスキー会談の決裂の理由、欧州とゼレンスキーはトランプ政権の政策変更を理解していない<2025・03・02

2025-03-02 20:18:31 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

それにしても不思議な28日のホワイトハウスでのゼレンスキーの態度でした。トランプ氏やヴァンス副大統領と激しく口論して喧嘩別れして、追い出されるなら最初から行かなければ、いいでしょう❓
そもそもこれまで第1次トランプ政権時代からの経緯があり、ゼレンスキーはトランプ政権から嫌われています。しかもトランプ政権のウクライナとロシアに対する政策に逆らっています。

今回の「鉱物協定」にしても合意は出来ていませんでした。ゼレンスキーは停戦後の安全保障を要求し、アメリカ側は保障を確約していません。一応、ウクライナ最高議会は協定に批准して、ゼレンスキーが署名すれば協定は成立するようには、なっていたようです。

27日のトランプ氏のコメントは・・・
「来たければ来ればいい、署名するなら署名すればいい・・来るか来ないか知らない」
どっちでもいい・的な態度でした。ゼレンスキーの訪問もこの時点では未定だったようです。
こんな経緯があって行くだけ無駄なのでアメリカ側は、訪問しないようにキエフに連絡していたようです。
これに焦ったゼレンスキーがフランスのマクロン氏に依頼して、無理やり訪問のアポイントを取ったようです。
<ここは、このような話があると言うだけで真偽不明です。確認出来るほどのニュースはありません。>

どっちにしてもゼレンスキーのホワイトハウス訪問は、トランプ氏側からは期待も要請もしていないようです。
何のためにゼレンスキーが、半ば強引に訪問したかと言うと、自分の要求を何とか説得したい・と言う事だったのだろうと思います。

 

会談前から微妙な雰囲気です。
「今日は着飾っている」トランプ氏がゼレンスキー氏の黒い長袖シャツ姿をからかう
2025/3/1 20:24
https://www.sankei.com/article/20250301-YCL5FMXJWJKJNN6HFYZKHF2P4E/
「餌に食いつくな」米議員の事前忠告奏功せずヒートアップ 米ウクライナ会談の舞台裏
2025/3/1 11:32
https://www.sankei.com/article/20250301-OZQB53GJ7NM2RBN4NNUBYLHZPI/
<引用>
 会談前、ゼレンスキー氏と面会した米共和党重鎮のグラム上院議員は、「餌に食いつくな」と警告。会談で、米国との関係改善に向けた前向きなメッセージの発信に集中するよう伝えていたが、忠告は役立たなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

グラム上院議員は、ウクライナ寄りの立場の人です。だから怪しい雰囲気を感じていたんでしょうね❓
「挑発に乗るな」・とアドバイスしたようです。
服装についてもウクライナ外務省の担当者は事前にアドバイスしたと思います。スーツを着用して正装で会談に臨むように言っただろうと思います。(事前にアメリカ側から正装で来るように忠告があったようです。私服で行けば、トランプが怒るからです。)ゼレンスキーは、いつもの通りの普段着でした。⇒アメリカ側の要請を無視しました。
バイデンさんは、これを許していたのかもしれません。しかし、バイデンさんの天敵ともいえるトランプ氏と共和党幹部は、そうは思わないでしょう。そうでなくてもゼレンスキーは、かなり(すごく)嫌われています。
大統領執務室での会談に普段着で臨めば、「(非常に)無礼だ!」と感じるのは当然のことです。

そして一見和やかな雰囲気で始まった会談は、ヴァンス副大統領の「あなたは無礼だ!」(又は、感謝していない!)の発言から激しい口喧嘩になってしまいました。会談の始まりから約40分後に会談打ち切りとなり、双方が別室に引き上げた後、アメリカ側から会談終了と退去が申し渡され、平たく言うと追い出されました。ウクライナ側は、会談継続を懇願したようですが、アメリカは拒否しました。

ゼレンスキーは、大統領執務室まで通されてトランプ政権の幹部と会談する以上は、トランプ政権の要求を受け入れるしかありませんでした。口喧嘩までして自分の要求を主張したのが致命的失敗でした。トランプ氏の要求を拒否するなら、そもそも最初から訪問するべきではありませんでした。

こう見てくると最初から、会談のぶち壊しをヴァンス副大統領は考えていたの「かも」しれません。ぶち壊してケンカにしてしまえばトランプ氏もブチ切れるに決まっています。こうして会談を決裂させてゼレンスキーを追い出すのが最初からの予定だったの「かも」しれません。それを懸念してグラム上院議員は事前に忠告したのでしょうね。結果は、ヴァンス副大統領の意図した通り事実上、ゼレンスキーは米大統領府から永久追放のようになりました。
大勢の報道陣と沢山のテレビカメラが放送している前での出来事ですから、世界中に「ゼレンスキーが首を宣告された」のを生中継で報道する結果になりました。

特にヴァンス副大統領が意図したのは多くのアメリカ人が、これを視聴する事だろうと思います。
アメリカで最も神聖な公的空間である大統領執務室に無礼な服装で訪れ無礼な態度で、アメリカ大統領に逆らい口喧嘩を売りました。
更には、「これまでの巨額のアメリカの支援に対して感謝の気持ちを示さず、自己主張ばかりしている。」
特に「無礼だ!」「感謝していない!」は、ヴァンス副大統領がしつこく何回も口にしました。
この二つのフレーズは、テレビを視聴していたアメリカ人の耳に強く残ったと思ます。それがヴァンス副大統領の目的でしょう。その目的は、ウクライナ支援の無駄をアメリカ国民に知らせるためだろうと思います。アメリカに逆らう感謝の気持ちもない無礼者に対して、支援を打ち切る根拠を分かりやすく説明したと言えます。少なくとも結果として、そうなっています。

目的が達成されたので用済みになったゼレンスキーは、ホワイトハウスから追い出されたのであろうと思います。
ウクライナ支援打ち切りの理由、をアメリカ国民に説明するための会談であったように見えます。
ゼレンスキーは、うまうまとヴァンス副大統領に破滅に誘導されたの「かも」しれません。
その後どうなるか❓
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おそらく、アメリカ大統領府はゼレンスキー追放とウクライナ軍事支援削減か停止に動くでしょう。軍事支援に関しては、すぐにリーク情報が出されました。
そしてルビオ国務長官は、ゼレンスキーに謝罪を要求しました。
(ゼレンスキーは、後で「FOXニュース」のインタビューの中で謝罪を拒否しています。ダメ押しをしました。)
イーロン・マスクは、これまでの支援予算を調査するべきだと主張しました。
ここまでがTASS通信の記事
TASS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月1日 21:03
Trump may end even indirect support for Kiev following meeting with Zelensky — newspaper
トランプ大統領、ゼレンスキー大統領との会談後、キエフへの間接的な支援も終了か ― 新聞
ニューヨーク・タイムズ
https://tass.com/world/1921009
3月1日 09:52
US may halt all military aid to Ukraine — The Washington Post
米国はウクライナへの軍事援助を全面停止する可能性 — ワシントンポスト
https://tass.com/world/1920889
3月1日 09:36
Musk says time to find out what happened to aid to Ukraine
マスク氏、ウクライナへの援助に何が起きたのか調べる時期だと語る
https://tass.com/world/1920887
3月1日 11:48
Rubio says Zelensky should apologize for fiasco in White House
ルビオ氏、ゼレンスキー氏はホワイトハウスでの失態について謝罪すべきと主張
https://tass.com/world/1920901
3月1日 03:29
US to withdraw support for Kiev if Zelensky fails to seek peace — Trump
ゼレンスキー氏が和平交渉に失敗した場合、米国はキエフへの支援を撤回する ― トランプ大統領
https://tass.com/world/1920791
「あなた方は(和解で)合意するか、我々は撤退するかのどちらかだ」
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次が、スプートニク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トランプ政権、ウクライナの復旧支援を中止
2025年3月1日, 14:08 (更新: 2025年3月1日, 15:46)
https://sputniknews.jp/20250301/19614614.html
米国防長官がロシアに対するサイバー活動の停止を命令、関係正常化実現なるか
2025年3月1日, 13:23 (更新: 2025年3月1日, 15:44)
https://sputniknews.jp/20250301/19614521.html
トランプ大統領がゼレンスキーに苦言、「プーチン大統領を悪く言うな」
2025年3月1日, 10:01 (更新: 2025年3月1日, 15:55)
https://sputniknews.jp/20250301/19614090.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゼレンスキーは、ワシントンに行くべきではありませんでした。わざわざ墓穴を掘ったようなものです。
それを待ち構えていた米大統領府の反応は、実に素早いです。
これまでの支援予算の調査までイーロン・マスクが言い出しましたから、これも目を付けていて口実を待っていたのでしょうね❓

つまり、アメリカ政府が従来の政策を大変更すると、(逆らえば)こうなります。
ある意味ゼレンスキーは「踏み絵(米民主党)」を試されたと言えます。
米民主党の犬を止めて、米共和党に忠誠を誓うかどうかです。ゼレンスキーは、踏み絵を踏むのを拒否しました。
ヨーロッパNATOと米民主党の支持に賭けたのでしょうね❓
トランプ政権を、口先で変えられると考えたゼレンスキーは、余りにアメリカ政治を知らなさすぎます。
これをやってしまえば、アメリカの半分が敵になります。敵(米民主党)の味方は敵だからです。

 

★ゼレンスキーに放送禁止用語で罵られたタッカー・カーソンが早速攻撃の火の手を上げました。
(かなり、下品な下ネタの表現で罵られました)
TASS
3月2日 07:47
Tucker Carson urges to ‘start blaming’ Zelensky for serious war crimes
タッカー・カーソンは、ゼレンスキーを重大な戦争犯罪で「非難し始める」よう促す
https://tass.com/world/1921059
3月2日 03:36
Trump’s entire team supports halting talks with Zelensky — US national security advisor
トランプ大統領のチーム全員がゼレンスキー大統領との会談中止を支持 ― 米国国家安全保障問題担当大統領補佐官
https://tass.com/world/1921041

 

ゼレンスキーの不用意な口論は、あっと言う間にトランプ政権の行動を引き起こしました。
多分、ゼレンスキーの希望とは正反対だと思います・
TASSとスプートニクの報道を見ると、その危機的な状況が分かります。
メンツ丸つぶれのグラハム上院議員は、ゼレンスキーの辞任を要求しています。
比較的のんびりした日本のマスコミとは、相当違う状況が猛スピードで進行し始めました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)トランプ政権の政策変更を理解していない面々
ロイタービデオ
怒り収まらぬトランプ氏、ゼレンスキー氏は「強気に出すぎた」 ゼレンスキー氏は関係修復に意欲(字幕・1日)
2025年3月1日
https://jp.reuters.com/video/latest-videos/
ロイター
情報BOX:米ウクライナ決裂、米議員の反応さまざま 「無礼」「米国の恥」
ロイター編集
2025年3月1日午前 10:46 GMT+920時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/Q4IX6ODRABJHVEA5WTWRYGELVA-2025-03-01/
情報BOX:米ウクライナ首脳衝突、欧州首脳らの反応
ロイター編集
2025年3月1日午前 10:14 GMT+91日前更新
https://jp.reuters.com/markets/commodities/QVJJO6WVZRPMBJDV45H6V7EAKA-2025-02-28/
ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け
ロイター編集
2025年3月1日午後 7:23 GMT+914時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HJCGWCUUKFNDDAYACOFNNSAHZU-2025-03-01/

 

※まるで、アメリカ政府の政策変更の意味を理解していないように見えます。
何をどう言おうとトランプ政権は、既に動き始めています。
それに逆らえば、更に関係が悪化するだけです。
全部、ヨーロッパ負担で頑張るしかなくなりました。
バイデン政権時代のプロパガンダをいくら言っても、無駄でしかありません。⇒ゲームのルールが変わりました
しかも、今となっては古いルールを主張するのはウクライナとヨーロッパだけです。
ヨーロッパ以外の国と地域は、アメリカ政府の政策変更を歓迎していると思います。
戦争が一つ終わるのは周辺で迷惑している国には、喜ばしいことです。

 

※それにしても、ゼレンスキーが何を考えてあのような行動に出たのかは意味不明です。わざわざ、墓穴を掘りにホワイトハウスまで行ったのか❓

トランプ氏にケンカを売るのが、ゼレンスキーの【一世一代】の晴れ舞台で、その後散るのを良しとしたのか❓

謎ですね❓


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


民主主義を失った米民主党と欧州左派、民主主義を実現した米共和党(トランプ・ゼレンスキー会談の決裂)<2025・03・02

2025-03-02 09:54:47 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

<トランプ批判記事>
米政権幹部、トランプ大統領の対応を一斉礼賛 民主党「二流のマフィア」と非難
2025年03月01日13時00分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025030100301&g=int
「トランプ氏、同志にあらず」 ウクライナ巡り亀裂深刻―前仏大統領
2025年02月28日19時36分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022801146&g=int
情報BOX:米ウクライナ首脳衝突、欧州首脳らの反応
ロイター編集
2025年3月1日午前 10:14 GMT+94時間前更新
https://jp.reuters.com/markets/commodities/QVJJO6WVZRPMBJDV45H6V7EAKA-2025-02-28/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうして見てみると、「米民主党(アメリカ左派)+欧州左派+ウクライナ」の団結ぶりが分かります。
このグループがウクライナ支持と支援を行い戦争を支えてきました。
その理由は、「ウクライナ被害者=絶対正義」「ロシア侵略者=極悪=撲滅」の勧善懲悪プロパガンダです。

これまで何度も書きましたが、現在のウクライナ紛争に至る原因は「2014年ウクライナ暴力クーデター(マイダン革命)」です。当時のバイデン副大統領が主導しオバマ大統領が決定したアメリカの謀略に近い工作です。その目的は親アメリカの西ウクライナ(過激)民族主義者にウクライナ政府を乗っ取らせたうえで、現在のキエフ政府にNATO加盟路線を取らせてウクライナをNATO引き込むことでした。
そこから内戦(ドンバス戦争)が始まり、最後はロシアの軍事侵攻を招き寄せました。

アメリカが、この時点でほぼ違法と思える工作をしなければ2014年暴力クーデターは起きていません。ここから全てが始まっています。直後から欧米は、「ロシア侵略者、ウクライナ被害者」プロパガンダを始めます。
しかし、ロシアはこの時からアメリカの非合法内政干渉を主張しています。西側世界では、虚偽として否定されてきました。
しかし中立の視点から当時を振り返るなら、明らかにアメリカの違法と言うべき工作により2014年暴力クーデターが引き起こされています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プーチン氏がカール・タッカーソンとの長時間インタビューの中で語ったところでは、当時アメリカがクーデター派を押さえて、ロシアは大統領派を押さえて、早急に選挙を実行してその結果を尊重することで合意が出来ていたそうです。だから当時の大統領は、2014年暴力クーデターに対し警察力や軍隊を投入しての暴徒弾圧は控えました。アメリカは、そのままクーデターを実行させてクーデター派の政権簒奪が成功しました。この時、アメリカが使った工作資金は表に出ている金だけで50億ドルだったそうです。
<この部分は、プーチン氏の主張です。>
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スプートニク日本は、過去記事の中で具体的にCIAがどのようにクーデターを主導したのかを主張しています。これも西側では完全黙殺しています。「ロシア侵略者、ウクライナ被害者」プロパガンダで事実の捏造を行いました。

つまり、ウクライナ紛争に関しては最初の事の起こりから今に至るまで欧米の謀略と言うべき要素が非常に強いです。2022年2月のロシアの軍事侵攻にしてもバイデンさんがロシアを軍事挑発して煽り立て、ゼレンスキーが2021年10月26日に「ミンスク2合意」を破棄して東部独立派への武力攻撃を激化させたことが直接の引き金です。

「米民主党(アメリカ左派)+欧州左派+ウクライナ」は、これをプロパンだと事実捏造で胡麻化して自分たちの正義を主張しています。このプロパガンダが瞬間的に西側世界を覆いつくし、ウクライナ絶対支持と支援の流れを作り出しました。この事情を考えると、このプロパガンダは事前に用意されていて、ロシアが国境線を超えた瞬間に一気に拡散したものでしょう。

これが、「米民主党(アメリカ左派)+欧州左派+ウクライナ」が、これまでやって来たことです。目的は、これを理由にしたロシア潰しでしょうね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方で米共和党は、最初は同調してウクライナ支援に賛成します。
しかし、トランプ氏を始めとして巨額のウクライナ支援に対する懐疑派が増えていきます。2023年秋には懐疑派が主流になりました。もうこの時点で、米共和党は戦争の早期終結を主張し始めます。
「メキシコ国境問題の方が余程大変だ!一体、いつ戦争が終わるのかはっきりしろ!」
と言うのが、大雑把な主張です。

その後もその立場は同じで、やがてウクライナ不支持の流れが出来たのだろうと思います。共和党にしてみるとウクライナ紛争の早期終結は、トランプ氏にとっても上院・下院議員にとっても選挙公約です。トランプ氏が大統領選に勝利し、上院と下院で共和党が過半数の議席を獲得した以上は、現在のウクライナ政策を取るのは既定路線と言えます。

そして米共和党は紛争の原因を調べたと思います。その結果が、「2014年暴力クーデターが主因である」と言う結論です。だから「ロシアは悪くない」し「ウクライナ(実はバイデンとオバマ)が悪い」事になります。そしてロシアのウクライナ侵略(従来の公式見解)は、「ウクライナ紛争」に言葉も変更されました。この意味は、見た目以上に重大です。悪はロシアには無く、双方同じ立場だという解釈変更です。今の欧州とウクライナの主張は正当性が無いことになります。

これは、トランプ政権の公式見解で国連安保理決議でも、G20、G7その他の国際的な重要会議でも同じ見解を繰り返しています。超大国アメリカが一旦、これまでと180度違う公式見解に、ウクライナ紛争に対する認識を変更した以上、トランプ政権の間は、この公式見解は変わりません。

この公式見解に乗っ取ってウクライナ政策やロシア政策が、決められていきます。
だから具体的には「ウクライナ絶対支援・支持」ではなく「戦争の早期終結・戦争の双方に対する中立の立場」に政策が変更されました。
2013年以前の米ロ関係は、協調路線です。東西冷戦時代のような暗い関係を止めるために双方が折り合って協調路線が取られました。G8の時代を見れば分かると思います。
2014年クーデター後は、対立路線に変化しました。
その結果がウクライナ紛争であるとしたら、米ロ対立は緊張と戦争リスクを生み出すだけでヨーロッパの安全保障には害しかないことが分かります。そこでトランプ政権は、公式見解を変更して米ロ協調路線に戻ろうとしています。

これは安全保障の観点から見て、喜ばしいことです。バイデン政権の徹底的なロシア敵視政策は、ロシア側の対応次第では欧州戦争に発展していた可能性があります。ロシアが戦争の拡大を避けたから辛うじて、二国間戦争で収まっています。
「米民主党(アメリカ左派)+欧州左派+ウクライナ」が、これまでやって来たことは戦争の拡大のリスクを高めることでした。イギリスやウクライナは、完全にそれを目論んでいました。
このようなリスクを消すためにトランプ政権は、まずロシアとの国交正常化に動きました。
その次が、ウクライナ紛争の終結です。しかし、これはヨーロッパとウクライナが終戦に同意しなければ実現できません。

もし同意しなければ、アメリカは支援の削減から停止に動くでしょうね❓
ゼレンスキーが、ホワイトハウスで戦争の継続や支援を主張する馬鹿さ加減が分かるでしょう❓
トランプ政権の政策と真っ向から対立するもので、拒否されるに決まっています。

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そして民主主義の話です。
こうして見てくると「米民主党(アメリカ左派)+欧州左派+ウクライナ」のグループは独裁主義に陥っていることが分かると思います。ひたすらスローガンを叫び異論や反論を許しません。がっちり言論統制してプロパガンダしか許しません。話し合いも妥協も拒否して、ひたすら自分たちの目標を実現しようとします。戦争に投入する莫大な費用も双方の兵士の犠牲も顧みません。独裁国家、そのものでしょう❓【⇒全体主義】

共和党は反対論を実現しようとしています。反対論があると言う事は、民主主義が機能していると言う事です。
仮にウクライナに50%の言い分があったとしても、ウクライナが負けつつある現状では、最早戦争を継続する意味はなく、出来るだけ早く終わらせるのが正義と言えます。
「勝てば官軍負ければ賊軍」の世界です。負けつつあるウクライナに言い分などありません。
それが嫌ならそもそもロシアの軍事侵攻を招き寄せるような軍事挑発をしなければ良かっただけです。
2022年4月には一旦イスタンブール停戦合意が出来ました、合意を反故にして戦争を続行したのはゼレンスキーです。その後でもロシア側は停戦交渉を申し込めば交渉に応じたでしょう。交渉を一切拒否して来たのは、ゼレンスキーです。どこまで行こうと第三者的な(中立の)視点で見れば、より大きな非は、ロシアではなくゼレンスキーにあります。

だから仲介者であるトランプ氏が中立の視点からウクライナ紛争を考えるのは当然のことです。
そして欧州の安全を考えるならウクライナ紛争の推移とは別個に、ロシアとの外交関係の復活を目指すことは何ら矛盾しません。

ウクライナ応援団は、相変わらず勧善懲悪の戦争遂行プロパガンダを主張してトランプ政権を批判しています。
しかし、世界を見てください。批判しているのは、ウクライナとヨーロッパだけでしょう❓
他の戦争と無関係な国は、アメリカの政策変更を歓迎していると思います。
欧米左派支持のマスコミは、トランプ批判でしょう❓

個人的な考えは、トランプ氏と米政権は第三者的に公平に事実認識して、正しい政策を取っていると思います。
平和を主張する者は、大抵の場合正しいです。
戦争を無責任に煽り立てるものは、悪です。【⇒全体主義、軍国主義】

民主主義など独裁者や独裁的グループだって主張できます。主張する者が、民主主義的だとは限りません。「米民主党(アメリカ左派)+欧州左派+ウクライナ」のグループは、その典型的な事例だと思います。
この連中を放置すれば、どんどん戦争をエスカレートさせていくと思います。
その先に、何が見えますか❓
(トランプ政権は、それを防ごうとしています)


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


トランプ氏がウクライナのNATO加盟を全面否定<2025・03・01

2025-03-01 21:01:26 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

TASS通信
Trump says Ukraine won’t join NATO — newspaper
2025年2月28日 03:51更新日時: 05:45
トランプ大統領、ウクライナはNATOに加盟しないと発言 ― 新聞
https://tass.com/world/1920239
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27日ホワイトハウスでの英キール・スターマー首相との会談の席上で明言しました。
ここまで明確に言い切った以上は、トランプ政権がこの方針を変えることはないでしょう。
そして、もう一つ肝心な発言をしています。
(引用)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これがすべての始まりだ」とトランプ氏は付け加え、ウクライナ紛争と西側諸国がキエフを同盟に引き入れようとしたことに言及した。「これがこの始まりの主因の一つだ」と同氏は強調した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

少なくともトランプ政権下では、ウクライナのNATO加盟はありません。
昨日も書きましたが、ウクライナ紛争の原因についても明確に発言しています。
アメリカのウクライナNATO取り込みが主因の一つだと言っています。都合が悪いから西側と言い換えていますが同じです。
トランプ氏は、2014年ウクライナ暴力クーデターからウクライナ紛争に至る経緯を公平に認識していると言うことです。
これまでの西側のプロパガンダ(ロシアがウクライナを侵略した⇒ロシア極悪)を完全に否定しています。
これまでも、そうでしたがトランプ氏は中立の立場から和平の仲介を行うことを改めて明確にしました。

アメリカにこの認識が無ければ、ウクライナ紛争を終結させる事は不可能です。(ウクライナが負ければ終わりますが)
ロシア側の主張を認めたと言うことです。
ロシア側が絶対譲れない条件は・・・・・・・・・・・・・・・・・
①ウクライナの中立化
②ウクライナのNATO加盟放棄
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この2点は、ロシアは絶対に譲歩しないと思います。
これ以外の点については、交渉の余地はあると思います。

そしてゼレンスキーは盛んに安全保障を要求していますが、アメリカとロシアの和解が最善の安全保障です。
ここまでウクライナ紛争が拗れたのは、ゼレンスキーが約束事を次々に反故にしてきたからです。
噓つきはゼレンスキーであり、ロシアではありません。
仮に停戦が成立したとしてウクライナが停戦違反をしなければ、ロシアが停戦を破ることは無いと思います。
嘘つきゼレンスキーに停戦を守る意思があれば、停戦は保たれます。
大体、ウクライナ紛争の経過を見ていると嘘をつくのは西側でありゼレンスキーです。
ロシアの主張は最初から一貫していて、よく聞いてみると妥当なことが多いです。
「嘘つきは、どっちだ❓」
私の目から見ると、はっきりしています。
「世界の民主主義を守るためです!」
嘘に決まっているでしょう!
こんな嘘に騙されてきた人は、結構いると思います。
集団で嘘をつくと、本当らしく聞こえるだけです。

停戦の行方は、ゼレンスキー次第でしょうね。
実現不可能な要求を繰り返せば、停戦は成立しません。
ゼレンスキーが自分の非を認めて、ロシアの条件のうち最低部分の①と②を受け入れるなら、それ以外は交渉の余地があると思います。これを拒否すれば、戦争継続です。もし、拒否すればトランプ氏はそれを許すほど甘くはないと思います。
方法は、色いろあります。スターリンクを使えないようにするとか。
ゼレンスキーのネガテイブキャンペーンを大々的に始めるとか。
今までやってきた、ゼレンスキー正義キャンペーンの反対をやるわけです。
叩けば埃だらけですから、これは簡単です。
ゼレンスキーの租税回避地の隠し資産を調査するとかね。(奥さんも持っています)

今となっては和平の最大の障害は、ゼレンスキーなのは明らかです。
トランプ氏の仲介を蹴ったり、ゴネれば色々と始まると思います。
そっちの方が楽しみですけれど。

今日28日、ゼレンスキーがワシントンに来るような話もあります。
よくトランプ氏の話を聞いて折り合うべきでしょうね。
亡命するのが、一番いいと思います。
まあ、どうするのか❓

※同じ英首相訪問についての記事。メデイアにより内容が全然違います。
ロイター英語版
トランプ大統領、ウクライナの安全保障保証を求める英国スターマー首相の嘆願をかわす
2025年2月28日午前5時59分 GMT+9 3時間前に更新
https://www.reuters.com/world/trump-britains-starmer-meet-white-house-amid-differences-ukraine-2025-02-27/
CNN
トランプ氏、ロシアとウクライナの和平交渉は「かなり進展」
2025.02.28 Fri posted at 06:57 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35229899.html


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


トランプ氏と和平仲介についての「まとも」な記事(篠田 英朗)<2025・03・01

2025-03-01 20:45:04 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

現代ビジネス
2025.02.28
ドナルド・トランプを無能と言い捨てる「識者」たちは現実を見失っている…ロシア・ウクライナ戦争を終わらせるトランプ大統領の交渉戦略
https://gendai.media/articles/-/147722?imp=0

篠田 英朗さんは、東京外語大の教授です。
前にも何か「まとも」な記事を読んだ記憶があります。
中立の立場で学者や研究者が書けば、大体このような記事になるだろうと思います。
私は、ウクライナ紛争に関しては無数と言っていいほど記事や資料を読んできました。
そして、私の立場も中立ですから中立の立場で考えて文章を書く人が分かります。

しかし、研究者や学者、著名な評論家でも西側というより米民主党と欧州左派の立場から記事や投稿を書く人が圧倒的に多いです。こうなるとプロパガンダと捏造の世界です。
そして面白いことにプロパガンダの立場に立つ人は、異論や反対論を、「陰謀論!」「フェイクニュース!」と断定して一方的に否定するケースが非常に多いです。プロパガンダの立場は、大抵どこかに嘘や誤魔化しが混じっています。論理的に証拠や具体例を挙げて否定することが難しいからです。
「陰謀論!」「フェイクニュース!」と断定して一方的に否定する人は、ほぼプロパガンダ的立場で書いていると見て、概ね正しいでしょう。

記事は、簡単に分かりやすく書かれています。その代わり詳しいことや難しいことは避けています。
トランプ氏と和平仲介の基本的な考え方を知るには、丁度よい投稿記事だと思います。
分からない人は、入門書的に読んでみるといいと思います。

※では、私がプロパガンダ記事と判断するのは、どのような記事か❓
ただし、これは私の個人的で独自の判断です。通説では、ありません。その点誤解しないでください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現代ビジネス
2025.02.27
ロシアの肩を持ち、ウクライナを猛批判…!ゼレンスキーを独裁者呼ばわりし、ウソをつきまくるトランプの「意図」
https://gendai.media/articles/-/147710

2025.02.19
トランプによる「USAID解体」が《悪手》と言わざるを得ないワケ…寛大さを失ったアメリカの求心力はどん底に
https://gendai.media/articles/-/147258

2025.02.12
トランプが目論む「ウクライナ停戦」の行方…「プーチンを交渉の場に引きずり出す」ことはできるのか
https://gendai.media/articles/-/146728?imp=0

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この手の記事は、実に多いです。批判的な視点や知識のない人が読めば騙されるかもしれません。
こういった人たちが、米民主党と欧州左派のプロパガンダを正当化してきました。

☆私が、合格判定する記事

現代ビジネス
2025.02.19
ウクライナ戦争を「止めたいトランプ」「続けたいゼレンスキー」「無能な欧州」
https://gendai.media/articles/-/147283
2025.02.22
総選挙を目前に控えたドイツの“絶望”…「戦後最悪の首相」がここまで落ちぶれさせた!
https://gendai.media/articles/-/147338

私もウクライナ紛争に関しては2023年秋まで、トランプ氏に関しては大統領選の後半終わりごろになってプロパガンダを捏造記事に騙されていることに気が付きました。トランプ批判の方は、割と簡単でアメリカの共和党支持のFOXニュースなどと読み比べれば、比較的簡単に分かると思います。

ウクライナ紛争については、2014年クーデターの所から胡麻化していますので最初は分かりませんでした。
「何か、おかしい❓」とは、思いましたけれど何がおかしいか分かりませんでした。
だから、ウイキペデイアの資料や過去のニュース・記事、あるいは経済週刊誌の妥当そうな投稿記事などを読んで自分で考えました。3か月ほど、そうして自分なりに調べていたら自分が考えていた事が、ある国際政治学者が2022年に発言している内容と同じである事が分かりました。
その国際政治学者のYouTubeの内容を書いたのが、東洋経済に投稿されていた記事です。
私の日記を読んでいる人は、この学者が誰だか分かると思います。

プロパガンダと捏造情報に溢れかえっていると、これぐらい調べないと分からないと思います。
情報操作とは、恐ろしいものだと思いませんか❓
まだ、プロパガンダと捏造情報に洗脳されている人は、大勢います。
何しろ日本だと国会議員ですら、ウクライナ紛争を正しく認識している議員は、立った二人しかいません。

一人は、非国民のように日本中から叩きまくられて鈴木宗男議員です。
もう一人は、立民の原口 一博議員です。原口議員は、ロシアが正しい!と最初から言いきっていました。
プロパガンダを信じていたころは、私もこの二人が間違っていると思いました。

しかし、外国に行くと全然違います。
まずアメリカなら共和党やトランプ氏は、ウクライナ絶対支持ではありません。
フランスやドイツでも野党には、ウクライナ支援反対やロシアとの融和を主張する野党があり、議員がいます。
スロバキアなどでは親ロシア・ウクライナ支援停止を公約にした政党が2023年秋の総選挙で第1党になり政権党になりました。ロベルト・フィツォ首相です。暗殺未遂事件があり重傷を負いました。
トランプ氏も間一髪の暗殺未遂事件がありました。
ハンガリーのオルバン首相もEUの非国民扱いされています。しかし、一人で戦い抜きました。

正論や異論、反対論を言うのは世間の反発を受けて難しいことです。
しかし、外国ではこれだけ(他にも沢山います)プロパガンダと事実捏造に反対する政治家や政党があります。
日本の政党や政治家、大手マスコミは、大政翼賛会です。
だから日本人は外国情報についての洗脳に実に虚弱です。

このような事情を知ってほしいと思い、しつこく似たような事を書いています。
自分もそうやって騙されていたからです。


※関連日記目次
項目「アメリカ合衆国」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


トランプ氏とゼレンスキー会談決裂の迫真の報道(ニューヨーク・ポスト、ロイター)<2025・03・01

2025-03-01 13:50:32 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※NYポストは、保守派のタブロイド新聞です。当然、共和党寄りです。一番目の記事には、その時の動画があります。論より証拠で、実際にURLからご覧ください。追記>産経新聞も動画付きの記事を報道していました。こちらは字幕付きです。ロイタービデオ追加

 

ロイタービデオ(字幕付き)

2025年3月1日 · 午後 2:22 GMT+9

怒り収まらぬトランプ氏、ゼレンスキー氏は「強気に出すぎた」 ゼレンスキー氏は関係修復

https://jp.reuters.com/video/latest-videos/

 

NYポスト

動画付き

ゼレンスキー最高顧問はトランプ大統領特使ケロッグの助言に反して、大統領執務室での鉱物取引の調印を推進した
によるケイトリン・ドーンボス
2025年2月28日午後8時50分 公開
https://nypost.com/2025/02/28/us-news/top-zelensky-adviser-pushed-for-oval-office-mineral-deal-signing-against-trump-envoy-kelloggs-advice/

 

産経新聞 

「ウクライナは感謝しろ」声荒らげるトランプ氏、会談は険悪 「力による平和」に危うさ

【 字幕動画付き】 2025/3/1 10:06

https://www.sankei.com/article/20250301-VLDRUETXIFJBXNV42NI4PZVFRY/


親ウクライナ派のリンジー・グラハム上院議員:大統領執務室でのトランプ大統領との衝突後、ゼレンスキー氏は「辞任」または「交代」する必要がある
によるジョシュ・クリステンソン
2025年2月28日 発行
 2025年2月28日午後3時58分 更新
https://nypost.com/2025/02/28/us-news/pro-ukraine-sen-lindsey-graham-zelensky-needs-to-resign-or-change-after-oval-office-clash-with-trump/

トランプ大統領、大統領執務室での衝突後にゼレンスキー氏をホワイトハウスから追放、鉱物資源協定が未署名のままで米国を「軽視」したと主張
によるサミュエル・チェンバレンと ダイアナ・グレボヴァ
2025年2月28日 発行
 2025年2月28日午後3時32分 更新
https://nypost.com/2025/02/28/us-news/trump-says-zelensky-disrespected-the-united-states-of-america-after-heated-oval-office-clash/

 

※関連日記

ゼレンスキーとトランプ氏の鉱物協定交渉が不調に終わった経緯とトランプ政権の目的と意思とは❓<2025・03・01
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/04d722260e3f529115c0599719dfd09a

 

※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ゼレンスキーとトランプ氏の鉱物協定交渉が不調に終わった経緯とトランプ政権の目的と意思とは❓<2025・03・01

2025-03-01 09:03:32 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※追記

BBCの記事が、その時に状況を一番リアルに伝えています。会談前の記者が見ている前の挨拶交換の段階で口論と言うよりケンカが始まり、米側からゼレンスキーは退去するように言われてそのまま退出したと言う事のようです。これを記者団が見守る中で、そしてテレビが世界に報道している中で起きました。その場にいた人は、唖然茫然だったようです。ゼレンスキーは、ホワイトハウスに呼び出されてアメリカの正副大統領とケンカして、それを世界に放送されて、その後すぐに事実上ホワイトハウスから追い出されたと言う事です。

つまり、トランプ政権はゼレンスキーを見放したことを世界に報道するためにホワイトハウスに呼び出した事になります。トランプ政権としては鉱物協定はそのための「釣り餌」程度に考えていたのでしょう。ゼレンスキーに衆人環視の場で「お前は、首だ!」と宣告するための場であったようです。これほどトランプ政権がゼレンスキーに対して怒りを持っていたのは、多分そうだろうとは思っていましたが、非常に驚きました。

世界を核戦争のリスクに晒したゼレンスキー(とバイデン)に対するトランプ氏の怒りは非常に激しいものでした。欧州がゼレンスキーを支持・支援しようとトランプ政権は、ゼレンスキーが大統領でいるならウクライナから完全に手を引くだろうと思います。その宣言と言えます。

BBC

ホワイトハウスで激しい口論 ウクライナとアメリカ大統領の間で何が
https://www.bbc.com/japanese/articles/cy9dvl3w570o

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

アメリカとウクライナの会談は不調に終わり、ゼレンスキーは鉱物協定に署名せず帰国しました。会談開始前の記者会見から激しい応酬(=口論)が始まり、最悪の雰囲気で始まったようです。最初から双方とも折り合う心算はなかったようです。
ゼレンスキーの方は、いつもの通り張ったりとケンカ腰で臨み、売られたケンカをバンス氏が買って、トランプ氏が更に酷くしたと言う流れで、まあゼレンスキーも何をしに行ったんでしょうね❓
ゼレンスキーは、良くこのような無礼なケンカ腰の交渉をします。自分に反対する者を、こうして非難して排除してきました。これまでは、バイデンさんの絶対の支持がありましたから、それでも相手が引くしかありませんでした。相手がアメリカの正副大統領では、さすがに無理でした・と言うことかと思います。

これには伏線があり、トランプ第1次政権時代に遡ります。当時、トランプ氏はハンター(バイデン息子)疑惑を追及するためウクライナに調査を依頼しました。ゼレンスキーは事実上、調査に協力しませんでした。その後、米民主党にトランプ氏を売り弾劾決議案可決のネタを提供しました。
また、ウクライナ紛争に関してトランプ氏が「自分が大統領なら戦争は起きなかった。自分なら戦争を直ぐ終わらせる」と言うような発言に対して、「ここに来て現実を見てくれ!」的な発言で応酬を繰り返してきました。大統領選期間中にハリス氏に有利な行動を取り、米共和党から批判を浴びた事もありました。
要は、バイデンさん絶対支持、トランプ否定のような言動を繰り返してきました。トランプ氏だけでなく共和党の多くの議員もゼレンスキーに不快感を持っています。だから2023年秋には共和党下院は、ウクライナ支援予算の審議をボイコットして予算案の可決は翌年まで持ち越された経緯が、あります。この時まで、ウクライナへの武器とし資金供与は無償供与だったはずです。この時、予算議決の条件としてローン形式にする事をバイデン氏が妥協したと思います。

簡単に言うと、ゼレンスキーはトランプ氏に土下座して詫びを入れないと許して貰えないような伏線があります。
更に悪いことに、ここ1週間ぐらいの間にもトランプ批判を繰り返して来ました。だから私はゼレンスキーはワシントンに行かないだろうと思っていました。しかし、フランスのマクロン氏にトランプ氏と会談するよう強く勧められたようです。マクロン氏は、その前にホワイトハウスでトランプ氏と会談して、出来うる限りの執り成しをしています。自分で直接会って何とかしろ・と言う事であったのだろうと思います。

ゼレンスキーは、見事にケンカを売って全部、ぶち壊して帰って行きました。そんな事なら最初から行かない方が、マシだろうと思います。張ったりを利かせれば、何とかなる・程度に考えていたのかもしれません。喧嘩屋ゼレンスキーの面目躍如でした。見栄っ張りのゼレンスキーらしいとは言えます。

しかし、これでトランプ政権のウクライナ対応も明確になりました。
最初からゼレンスキーが到底飲めない無理難題的「鉱物協定」を押し付けていたのは最初から妥協を期待していたのでは無く断らせるためだろうと思います。断れば、アメリカのこれまでの支援に対して一切報いが無い事になります。有償であれ無償であれ、これまでバイデン政権時代にバイデン氏がウクライナに提供した武器資金の金額は巨額です。バイデンさんは頭脳の正常性を疑われていますから、そこに付け込んでゼレンスキーが巨額の金を騙し取ったような構図があります。ヨーロッパの方は、多くがローン形式になっているようです。この点から見てもバイデン氏の供与のやり方は不可解な点があります。
そして息子ハンター氏のウクライナ疑惑があります。ここに巨額の無償供与と来ては、疑われない方が、おかしいでしょう❓

トランプ政権は、バイデン氏とゼレンスキーの金銭関係について最初から疑っていると言う事です。だから、かなり多めの現物(鉱物など)で担保を取ろうとした経緯があります。これにセレンスキーが応じれば、アメリカはこれまで供与した資金の担保が得られます。しかし、これをトランプ氏が期待していたとも思えません。いかにも重大事に見せかけて本当の目的は❓

ワシントンに誘き寄せてゼレンスキーにケンカを売らせて❓思いっきりケンカして❓
分かりましたね。
ウクライナ支援を停止する大義名分を作るのが目的でしょう。
いきなりやっては世間の納得は得にくいと思います。アメリカの提供した巨額の資金担保をゼレンキーが断ったとすれば納税者であるアメリカ国民には、支援停止の十分な説明になります。だからホワイトハウスでゼレンスキーにケンカを売らせる必要がありました。

ホワイトハウスでアメリカ大統領にケンカを売ってしまえば、アメリカ国民はウクライナ支援の気分など消し飛ぶでしょうね❓

おそらくトランプ政権の仕掛けた罠に見事にハマったゼレンスキーは、今後はトランプ政権側は追放に動くでしょう。ゼレンスキーが大統領の間は、びた一文出さないと思います。元々「ヨーロッパが全部やれ!」と言っています。
バイデン民主党と組んでトランプ潰しに協力してきたヨーロッパに対するトランプ氏の怒りは相当なものだろうと思います。
ゼレンスキーと反抗的なヨーロッパの一部の国を、まとめて切り捨てるのだろうと思います。ゼレンスキーは、ホワイトハウスに行ってその仕上げをして帰りました。
トランプ氏としては、ゼレンスキーを切り捨てる大義名分が立って、「良かった!」と言った処では、ないか・と思います。
当面はウクライナ支援はストップしてゼレンスキー追放に動くような気がします。
バイデン批判キャンペーンも始まりましたね❓
ハンター・バイデン疑惑追及の機運も出てきました。

今後もアメリカとウクライナのネタには注目です。
個人的には一大疑獄事件に発展するのを期待しています。
何しろ2014年クーデターからウクライナ紛争までの一連の出来事は、怪しすぎます。
疑惑の総合商社のように「個人的には」見ています。

 

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※物凄い会談でしたね❓トランプ政権がキエフ政府を見放したのが全世界に報道されてしまいました。その意味をゼレンスキーは理解しているのかどうか疑問です。政治と外交のド素人ですが、余りにもお粗末すぎました。トランプ政権は支援打ち切りとゼレンスキー追放に動くと思います。

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アメリカとウクライナの鉱物協定は、どうなるのか❓⇒どっちでも、いい<2025・02・28

2025-02-28 13:17:03 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ロイター ウクライナ、米と鉱物巡り「暫定」合意 「安全の保証」は盛り込まれず

ロイター編集 2025年2月27日午前 3:59 GMT+96時間前更新

https://jp.reuters.com/world/ukraine/CQPCDZTCVBJAPGNRXHBHEQ23HY-2025-02-26/

スプートニク日本

米国の支援は助成金、債務ではない=ゼレンスキー氏

2025年2月27日, 10:51 (更新: 2025年2月27日, 11:53)

https://sputniknews.jp/20250227/19610565.html

(ゼレンスキー氏は28日に訪米すると報じられているが、今回の会見で訪問の意向は示さなかった。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ウクライナの鉱物資源その他についてのアメリカとの合意は、まだ出来ていないようです。

アメリカ側からフライング情報がリークされている模様です。

トランプ政権は、これまでウクライナに供与した金額を全額債務にするよう主張しています。総額も相当膨らませているようです。「出した金額+相当な利益」ですから、相当あくどいです。

実際には2023年度までに出した分は、無償供与だろうと思います。2023年秋、共和党がウクライナ支援予算の審議をストップしました。年末まで予算が通らずウクライナへの武器支援が出来ずにウクライナ軍が劣勢になった事がありました。この時妥協の条件としてどの程度か不明ですが、無償ではなくローンにすることでやっと合意が成立し予算を議会が議決した経緯があります。その後の供与分についても、どの程度がローンなのか不明です。

 

だからゼレンスキーが、これまでの分は「債務=借入」ではないと主張するのは、おそらく正当だと思います。

しかし、少しでも多く回収したいトランプ政権は、債務にしようとしています。 ウクライナは、今後の支援と停戦後の「安全の保証」を条件に「資源協定を認める」考えだったと思います。

 

ところがトランプ政権は、「安全の保証」は米国抜きでヨーロッパがやる・と言う立場を崩しません。

『ただ、ロイターが確認した25日付の合意案には「米政府は永続的な平和を確立するために必要な安全の保証の獲得に向けたウクライナの努力を支持する」と記すにとどまっており、米国は独自の安全の保証を確約していない。』 と言うことで合意は出来ていないようです。 意味不明なトランプ政権の主張は、何なのか❓

 

<以下は、私の推測です>

ゴチャゴチャやって、ここに世間の目を引き寄せているのだろうと思います。 どう考えてもアメリカの主張は、無理筋ですからトランプ氏も、「上手く行ったら儲けもの」程度の期待しかしていないと思います。そのためかゼレンスキーも28日の訪米には言及していないようです。

「行きました。合意来ませんでした。」では、何の意味もありません。 要は、注目度の高いゼレンスキーを煙幕に使っているのだろうと思います。

 

ロイター

ロシアと米国、外交関係回復へトルコで27日協議 ラブロフ外相表明

2025年2月26日午後 9:24 GMT+916時間前更新

https://jp.reuters.com/world/ukraine/HVC6JLWDRBIITESKYJ3QWZ772I-2025-02-26/

『ロシアのラブロフ外相は26日、米国との外交関係回復に向け両国の代表団が27日にトルコのイスタンブールで協議すると明らかにした。』

 

昨日が、協議予定日です。「外交関係回復」は手続の問題であり、これは単なる表向きの理由でしょう。 トランプ氏は盛んにロシア・ビジネスについて触れています。ロシア側も資源開発に参加するアメリカ企業を歓迎すると発言しています。占領地の開発まで参加して良い・とオマケ付きです。

 

ロシアには、ウクライナよりもっと多くの地下資源が未開発で眠っています。北極海の石油や天然ガス開発もこれからです。

ロシアの資源ビジネスは、「美味しいところ!」、満載です。テンコ盛りと言っていいでしょう。資源・エネルギー大好きのトランプ氏は、「涎が垂れている」と思います。

 

私の推測では、イスタンブールで今日話し合われるメーン・テーマは、これだろうと思います。 余計な邪魔が入るといけないから、ゼレンスキーの話を盛り上げて、そっちに世間の注目を集めているような気がします。

そして密かにアメリカとロシアが、資源・エネルギーの儲け話の相談をするのだろうと思います。

ウクライナの話は、これから停戦から終戦に持って行って小うるさいウクライナを納得させて、面倒なことが多いです。金がない割には、欲だけは人の3倍くらい強いですからね❓

ウクライナ紛争での、「おねだりされまくり」には、うんざりでしょう。

それよりビジネスライクにロシアと話をした方が、余程いい訳です。

ウクライナの件は、後回しでしょう。

 

日本も早いうちからアプローチした方が、いいと思います。ヨーロッパの有象無象が来ないうちなら割り込みやすいでしょう。トランプ氏に胡麻を擦って、仲間に混ぜてもらうとかね❓ 企業なんか、さっさとロシアにコネ付けするべきだと思いますよ。ロシアも日本の企業の進出を希望していると思います。

ユニクロなんか、一番先に声をかけられていました。

 

と言うわけでトランプ氏は、ウクライナのことは「終わった事」で、ほとんど気にしていないと思います。むしろ、ウクライナをネタに裏でロシアとビジネスの話を進めると思います。

やはり戦争屋大統領(バイデン)とビジネスマン大統領(トランプ)では、やることが正反対です。 平和でないと金儲けは、出来ないと言う事です。

 

戦争を煽りまくった米民主党+バイデンと欧州左派は、本当に愚かだと思います。 一番、儲けたのは中国ですからね❓

(アメリカは武器メーカーはボロ儲けしましたが、国としては大赤字です!) 

 

※関連日記目次 「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧

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クルスク戦線、ロシア軍が全方向で大攻勢<ウクライナ紛争2025・02・27

2025-02-27 22:41:52 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

航空万能論

2025.02.27

①交渉材料を巡る戦い、ロシア軍がクルスク奪還のため攻勢を大幅に強化か

https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-for-bargaining-chips-russian-forces-stepping-up-offensive-to-retake-kursk/

②2025.02.25

ロシア軍がオスキル西岸で5つ目の拠点を占領か、複数方向からスームィ州に侵入?

https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-forces-occupy-fourth-base-on-west-bank-of-oskil-invading-sumy-oblast-from-multiple-directions/ 

 

①の記事には出ていませんが、これに先駆けてロシア軍は略図の左下方向で南に進撃して一部部隊は、ウクライナ領のスームイ州に越境攻撃しているという未確認報告もあります。ウクライナ軍の主要補給路であるルート38K-004~ウクライナ領ではルートH-07の遮断を目指すための進撃です。これに依りウクライナ軍の補給は夜間に限定されたという未確認情報もあります。 

 

そして今日の報告が①です。目的は明らかでマラヤ・ロクニャMalaya Loknyaに迫りつつ全方向包囲を目指す動きです。 

同時にスジャСуджаでは、一旦ウクライナ軍が5kmほどロシア軍を南に押し返しましたが、再びロシア軍がマフノフカMakhnovka方向に南から押し上げています。 

 

推測ですが、ドネツク南部戦線で余裕が出来たので東部戦線のロシア軍の一部をクルスク戦線に移動させている可能性があります。クルスクにも5万人(ウクライナ側推測)のロシア軍がいますから、ここに数万人規模の増援があれば、兵力差は圧倒的になります(ウクライナ軍2万人程度)。 

 

どちらにしても一気にマラヤ・ロクニャMalaya Loknyaを攻略する心算のようです。停戦機運も出てきましたし、停戦前にクルスク州を全部奪還しようという狙いかもしれません。

 

何回か書きましたがロシア軍にとっては、クルスクはウクライナの精鋭部隊を引き寄せて磨り潰す(数を減らす)ための戦場です。ロシア軍がクルスクを奪還しようとするなら、それほど難しいことではありません。クルスクを全部奪還されてしまえば、キエフ政府は(大した効果はありませんが)交渉のカードを全て失います。そして、クルスクを失えばゼレンスキーに対する責任追及の機運がウクライナ国内で高まる可能性が高いと思います。

無駄でしかないクルスク作戦にゼレンスキーが拘ったためにドネツク州南部をほとんど失いました。誰が考えても分かる致命的なミスです。この作戦がウクライナ軍の敗勢を決めたと言えます。

 

25日の戦況略図では全く変化がありませんから、たった2日でロシア軍は全方向からこれだけ進撃しました。いよいよ本腰を入れてクルスク州奪還に動き出したようです。しかも明日28日、ゼレンスキーはホワイトハウスを訪問してトランプ氏と会談する予定です。年貢の納め時が来たようですね❓ 

 

クルスクが済んだら、次は地下資源の多いドニプロペトロウシク州に進撃するでしょう。益々ウクライナ領の地下資源が減ります。

ウクライナの地下資源とは(規模と分布)❓そして争奪戦の結果は❓<2025・02・27
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/2f2a5ac1c88993cc1e3626aa813f6d03

 

※関連日記目次 「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧ 

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(TASS通信)トランプ氏が「ウクライナのNATO加盟」が(おそらく)この事件(ウクライナ紛争)の発端だろうと発言<2025・02・27

2025-02-27 20:55:06 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

TASS通信 27 Feb, 04:01 

Ukraine 'can forget' about joining NATO — Trump

ウクライナはNATO加盟を「忘れていい」とトランプ大統領 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

全文引用 

「おそらくそれがこの事件の発端だろう」と大統領は続けた。

・・・ 

ワシントン、2月26日。/TASS/。ドナルド・トランプ米大統領はホワイトハウスで記者団に対し、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)加盟の希望を諦めるべきだと語った。

ウクライナ情勢の解決の一環として米国がモスクワにどのような譲歩を求めるのかとの質問に対し、同氏は「今は言いたくない。だが、NATOについては忘れていいとだけは言える」と答えた。 

「おそらくそれがこのすべての始まりの理由だ」と大統領は続けた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

これは決定的な発言ですが、TASS以外に現時点で報道したメデイアは、ありません。 

もちろんロシアにとって都合の良い発言だから、TASSが速報するのですけれど。

 

「ウクライナ紛争に至る原因が、(おそらく)ウクライナのNATO加盟だろう」との認識をホワイトハウスで記者団に対し発言しました。

 

そして、そう認識している以上トランプ氏はウクライナのNATO加盟を認める気は無い・と言うことです。 そして、ウクライナがNATO加盟を憲法にまで書き込んで国是と決めたのは、2014年西ウクライナ民族主義者がクーデターで違法にウクライナの政権を簒奪した後です。 トランプ氏の「おそらくそれがこのすべての始まりの理由だ」と言う発言は、これを指しています。

 

そう認識しているからトランプ氏は、「ロシアは悪くない、ウクライナが悪い」と言っています。 アメリカ政府の公式見解は変更され、「ロシアのウクライナ侵略」から「紛争」に政府としての認識が変わりました。 

 

その裏側の意味は、アメリカの2014年からの非を暗黙の裡に認めたと言う意味もあります。 

非を認めたからウクライナ紛争への関与を止めたと言うことです。 

2014年クーデターはアメリカ側の主導者は当時、副大統領のバイデンさんだと思われます。 それを実務面で実行したのはCIAです。

しかし、最終的に意思決定したのは当時の大統領のバラク・オバマ氏です。オバマ氏自身が2015年にCNNのインタビューの中でクーデターへのアメリカの関与を認めています。 

 

当然ながらCIAが実行させた2014年クーデターを最終的に承認したのはオバマ大統領です。バイデン氏は副大統領であり勝手に実行させることは出来ません。 つまり、2014年クーデターからその後のドンバス戦争、そしてそれに付随するウクライナ紛争の原因を作ったのは、2014年当時アメリカの大統領であった、バラク・オバマ氏であることになります。ウクライナ紛争に関しては、大統領はバイデン氏ですからバイデン氏に責任があります。 

このような意味でオバマ氏とバイデン氏には、2014年から始まったキエフ政府と東部独立派の内戦及びウクライナ紛争について責任があることになります。 

 

それを現職の大統領であるトランプ氏が事実上認めた点が、画期的であると言えます。 これまでのアメリカ政府の公式見解(認識)は、ロシアに責任があるとしてきました。 アメリカに責任があると事実上、認めたのと同じ意味があります。 

 

アメリカ政府の公式見解からは、ウクライナ紛争に関するロシアの責任は削除されました。

当然ながらロシアの侵略であれば賠償責任や戦争犯罪の話が出てきます。これが無くなります。

国境線の変更の話も、紛争であれば当事者同士の話し合いになります。 武力を行使した違法な国境線の変更では、ないことになります。 

 

つまり、これまでバイデン政権とキエフ政府、そしてヨーロッパが主張してきたロシア批判のほとんどが根拠を失います。

要は、事実を有りのまま認めたと言うことです。 

プロパガンダと嘘で塗り固めた「ロシア侵略者」の定義を止めたという意味です。

こうなると悪さと言う意味では、ロシアもウクライナも同じになります。 どっちかと言うとウクライナが悪いとトランプ氏は、既に発言しています。 

 

つまり、これまで私が2014年クーデターからウクライナ紛争に至るまで色々書いてきたことが妥当であると言うことになります。その意味で感慨深いトランプ氏の発言です。

 

結局、2014年クーデターが全ての始まりと言うことです。 

バイデンさんがこれを意図しなければ、全ては起きませんでした。 

そして当時のオバマ大統領が、これを許可しなければ全ては起きませんでした。 

 

しかし現実には戦争が発生し、膨大な資金が費やされました。 双方の死傷者の数は通説では100万人を超えています。 双方の国防省の発表を合計すれば、約200万人です。

この責任を負うべきは、第一にオバマ氏。第二はバイデン氏であろうと思います。

アメリカ政府の公式見解が、このまま確定すれば歴史家は、このように評価すると思います。

 

※関連日記目次 「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ウクライナの地下資源とは(規模と分布)❓そして争奪戦の結果は❓<2025・02・08

2025-02-27 19:21:48 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

Newsweek ①ウクライナの鉱物資源の大部分はロシア占領地にある トランプは何を考えている? 2025年2月26日(水)18時07分

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/02/539155_3.php 焦点:ウクライナの鉱物資源、トランプ氏「ディール」迫る一方でロシアが支配拡大  2025年02月21日(金)14時38分

https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2025/02/538582.php BBC ③ウクライナ当局者、アメリカとの鉱物取引合意を認める 2025年2月26日 12:35

https://www.bbc.com/japanese/articles/c8e7d99274lo

 

段々、ウクライナ紛争の別の性質も見えてきます。

地下資源を巡る争いです。

もっとも、これは後から出てきたことです。

①の記事に大雑把な分布地図があります。

石炭のように現在採掘中のものもあります。鉱脈探査の段階のものもあります。例えば黒海の大陸棚の石油や天然ガスは、これから鉱区を決めてまず調査でしょうね。埋蔵量を確認してそれから開発です。

イギリスに煽られてやたらキエフ政府がクリミア攻撃を繰り返すのは、これが理由です。クリミア半島をどちらが保有するかで鉱区の広さが、まるで違います。

 

レアアースに関しては・・・・・

『 ウクライナのレアアース鉱物埋蔵量の大部分は、ドネツク州とルハンスク州(合わせてドンバス地域)のほか、ザポリージャ州、ヘルソン州、そして2014年にプーチンが併合した黒海のクリミア半島といった、現在ロシアが占領している地域に存在する。

 フォーブス誌によると、推定14兆8000億ドル(約2210兆円)相当に及ぶウクライナの重要鉱物資源の約70%が、ドネツク州、ドニプロペトロウシク州、ルハンスク州に集中している。ロシアは現在、ドンバス地域(ルハンスク州とドネツク州)のかなりの領域を掌握している。

 また、カナダの地政学的リスク分析企業SecDevがワシントン・ポスト紙に提供した分析結果によると、2022年にロシアがウクライナへの全面侵攻を開始してから数カ月後には、ロシアはウクライナのエネルギー、金属、鉱物資源のうち少なくとも12兆4000億ドル(約1850兆円)相当を掌握したと推定される』

 

こうして見てくるとバイデンさんに煽られてロシアの軍事侵攻を招き寄せたゼレンスキーは本当のバカ者だと分かると思います。

ミンスク2合意を履行して内戦を終わらせれば、この時点ではロシアは、ドネツクとルガンスクの独立は要求していませんでした。特別自治州的な立場を認めれば、ウクライナに留まったと思います。

また、2022年4月に一旦イスタンブールの合意では、ロシアは侵攻前の位置まで撤兵する内容でした。 クリミアとドネツクとルガンスクの東部独立派の支配地以外は、それまで同様ウクライナに帰属する内容でした。

これを、キエフを電撃訪問してぶち壊したのが当時のイギリス首相のボリス・ジョンソンです。その後、イギリスはウクライナに深く関与し強力に支援し、戦争を煽り続けています。おそらく地下資源に関して何らかの裏取引があるでしょうね。ロシアの占領地域に大きな権益を持っているのだろうと思います。

そして記事に書いているのはごく大雑把な推計数字ですが、戦争が3年経過してウクライナは、埋蔵量の半分以上を失ったことになります。ドネツク州の西隣のドニプロペトロウシク州(ウクライナ支配)まで含めると約70%の埋蔵量とされています。あと半年も戦争を続ければ、ドニプロペトロウシク州もロシアが占領するでしょう。

 

ドネツク州防衛を放置して、ロシア領のクルクス州侵攻作戦を始めては、お宝を放棄したのと同じです。ロシアにドネツク州の地下資源をプレゼントしたのと同じです。本当は、ゼレンスキーはロシアの隠れエージェントでないのか❓との疑いさえ生じます。大金を餌にロシアに一本釣りされている可能性は、あります。これが、万が一事実なら亡命先はロシアになるはずです。 今のところ、フランス説とカタール説が言われていますから、流石にロシア説は眉唾です。

 

さっさと戦争を終わらせないと今の戦況では、ロシアはドニプロペトロウシク州制圧を目指すと思われます。ドネツク州を攻略している間に停戦に持ち込まないとウクライナの取り分は更に減ります。

そこでトランプ氏は、③の記事のように管理権を設定しようとしています。まず、アメリカの管理権の範囲を決めて確保しようという考えだろうと思います。これを決めてしまうと、権利の所有者はアメリカになります。仮にこの部分をロシアが軍事的に占領しても、手出しできますか❓

手出しすればアメリカ軍を送り込む大義名分が立ちます。アメリカの資産を侵害することになるからです。だからロシアは現在のウクライナ領でアメリカが地下資源について管理権を設定した部分には手出しはしないと思います。事実上、その範囲についてはアメリカが安全保障を提供することになります。その取り決めがウクライナとの間に有ろうとなかろうと、アメリカの権利の範囲はアメリカが守るでしょう❓ そしてプーチン氏も、そこには手出しはしないだろうと思います。

そして、この日記で書きましたがアメリカ企業が失ったロシア貿易や事業の損失は50兆円だそうです。

【バイデンさんの始めたウクライナ紛争で米企業が失った金額(50兆円)<ウクライナ紛争2025・02・26】

https://smcb.jp/diaries/9461263

これはアメリカ企業の分だけです。ヨーロッパ企業の分まで入れたら更に仰け反ることになりそうです。バイデンさんとゼレンスキーのために欧米企業は、ヨーロッパ分が30兆円あると仮定すると合計80兆円のビジネスを失っていることになります。ヨーロッパは、これにロシア産の格安のガスや石油を失った赤字が追加されます。

その分は、どこに行ったか❓

石油は、インドに行きました。 ガスとビジネスは、中国に行きました。

はい!バイデンさんは、お利巧すぎましたね!!!

アメリカのロシア貿易に参入していた企業からはトランプ氏に対して強烈なロビー活動があったと思います。大統領選の期間中からトランプ氏は、エネルギー業界に巨額献金(1500億円)を求める代わりに、石油とガスの開発の制限を撤廃することを主張していました。(実際にいくら献金があったかは報道がありません) つまり、その最大のものはロシアとウクライナにあるわけです。だから、戦争は終わらせなければなりません。グチャグチャになる前に、アメリカの取り分の範囲を最大にして確定しておく必要があるのです。

※随分遅れてヨーロッパも地下資源の話をしているようです。しかし、時すでに遅く、美味しいところはアメリカが押さえるでしょう。

更にロシア・ビジネスも復活させなければなりません。

そして、地下資源はウクライナだけでなくロシアにも膨大にあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

プーチンは2月24日、ロシア国営テレビの司会者でプロパガンディストのパーベル・ザルビンが行なったインタビューのなかで、次のように語った。「アメリカ側のパートナーが共同作業に関心を示すのであれば、こちらにも協力する用意がある。私が『パートナー』と言う場合、政府機関だけでなく、民間企業も含んでいる」

 「(ロシアは、)レアメタルやレアアースの埋蔵量において、まぎれもなく世界トップレベルの国だ」  「我々はそうした資源を、北部のムルマンスク州や、北カフカース連邦管区のカバルディノ・バルカル共和国、極東連邦管区、イルクーツク州、そしてヤクーツク市、トゥバ共和国に保有する。これらは非常に大きな資本を必要とする投資であり、大きな資本を必要とするプロジェクトだ。我々は、アメリカを含む外国のパートナーと喜んで協力したい」

 「新しい領土についても同じことが言える。我々は、外国のパートナーを誘致する準備ができている。また、ロシア連邦に戻ってきた、いわゆる新しい歴史的領土にも、一定の埋蔵量がある。我々はそこでも、アメリカを含む外国のパートナーと協力する用意がある」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

ロシアの方には、もっとゴツイ!お宝の山が眠っています。

つまり、プーチン氏はこの開発にアメリカ企業が参入してイイヨ!と言っています。

新しい歴史的領土(占領した土地)にも参入OK!だと言っています。 

この大金を見て戦争をして、指をくわえているのは馬鹿者でしょう。 トランプ氏は敏腕のビジネスマンですから、当然猛ダッシュします。 

『それ行け!お宝!掘って、掘って、掘りまくれ!!!』 

沢山のアメリカ企業が、猛ダッシュするはずです。 

バイデン&ゼレンスキーのコンビの頭の中身が、良く分かると思います。 ロシアの方まで含めて全部総取りする見果てぬ夢を見ていたのでしょうかね❓❓❓ 

★そう言えばゼレンスキーは2023年頃言っていました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウクライナを支援することは良い投資だ!

ロシアの資源から、いくらでも回収できる! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、考えてみると本気でそう考えていたのかもしれません。 バイデンさんやボリス・ジョンソンも同じことを考えていたのかもしれません。 

「世界の民主主義を守る戦い!」は、極悪プーチン氏に敗北し、その(懲罰)代金はウクライナの地下資源の半分以上でした。

高い授業料でしたね❓❓ なんか、こうやって見てくると、どうもその~~~ 

怪しくないですか❓ 

まあ、トランプ氏とプーチン氏はこうして、良いビジネスをするようです。

目出度し💛目出度し💛 

ハッピーエンドでしたね💛

 

※関連日記目次 「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


不良債権を切り離すアメリカと不良債権を抱え込む欧州(不良債権=ウクライナ)、そしてウクライナの歴史<2025・02・27

2025-02-27 14:54:20 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

誤解している人が多いかもしれませんが、ウクライナは腐敗汚職国家であり犯罪国家、破綻国家です。2014年暴力クーデターで政権を乗っ取ったのは、西ウクライナ(過激)民族主義者やネオナチ、人種差別主義者、白人至上主義者などの超過激極右勢力です。アメリカは、普通の国なら鼻つまみ者をかき集めてクーデターをやらせました。その後、この勢力がやったのは、西ウクライナ至上主義です。ウクライナ民族主義と言われますが、本質は「バンデラ主義」と言うべきでしょう。ウクライナの地名と一緒にするのは誤魔化しです。西ウクライナ(スターリンがポーランドから強奪した土地)リビウ州を根拠地とする特殊な過激民族主義思想集団が、バンデラ主義(者)です。これは、ウクライナ全体からするとごく一部と言うべきです。

ステパーン・バンデーラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%A9
ウクライナ蜂起軍
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%9C%82%E8%B5%B7%E8%BB%8D

このグループが旧ソ連時代を生き抜いて、蘇ったのが西ウクライナ過激民族主義者です。
元CIA分析官によると、第2次大戦後このグループが旧ソ連と戦っていたころからCIAは、この組織に浸透していたようです。その流れが継続して、旧ソ連からの独立時、その後の革命と言われる非合法政権奪取の試み、そしてドンバス戦争から現在のウクライナ紛争に至るまでCIAは、このグループと関係を持ち最後は傀儡化してロシアとの代理戦争に駆り出したと思われます。2000年を過ぎたころから、ここにジョー・バイデンの姿がチラホラ見えます。

オレンジ革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E9%9D%A9%E5%91%BD
ジョージ・ソロスの名も、既に出てきます。ソロス氏の支援は、もっと早い時代から始まっています。
そして『2004年大統領選挙の選挙結果』の略図(地図)を見てください。
青とオレンジが、はっきり分かれているでしょう。これが本当のウクライナです。
ウクライナには、二つの国がありそれを旧ソ連が行政区画として一つにしていただけです。
クリミアに至っては、まるで無関係な土地です。これをフルシチョフがウクライナの区画にくっつけました。
人為的に三つの地域を合わせて作った旧ソ連時代の行政区画がウクライナ共和国です。
だから本来は、三つに分けるべきでしょう。

ここで西ウクライナ至上主義をやれば、内戦が起きても普通だと言えます。青のグループ(ロシア支持派)からすると、まだオレンジ派に侵略されているように考えていると思います。

こういった現実を隠すために2014年暴力クーデター後は、アメリカが中心となり現実を隠すためのプロパガンダ作戦を続けてウクライナ(キエフ政府)を正当化してきました。西ウクライナがやった民族至上主義から発生した他民族・他地域への差別や弾圧(虐殺)など隠しているでしょう。キエフ政府は内戦の期間、ルガンスク共和国やドネツク共和国に対して時々無差別砲撃して市民を虐殺しました。西ウクライナの、東部ウクライナ住民虐殺です。

【ドネツク州クラホベ解放とドネツク市にある「天使の並木道」<ウクライナ紛争2025・01・11】
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/cf8d1013e372fa6a49cfff6f7d3e6e00
「天使の並木道」
2025年1月25日 06:00
https://note.com/sgk2005/n/n2750c95883b4

天使の並木道 ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022 単行本(ソフトカバー) – 2024/10/10
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%81%AE%E4%B8%A6%E6%9C%A8%E9%81%93-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E4%BA%BA%E3%82%92%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%97%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%81%9F8%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2-2014%EF%BD%9E2022-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E5%81%A5%E4%B9%8B/dp/4867424021

その記録を本にして出版した人がいます。
しかし、これを取り上げるマスコミはありません。
何故ですか❓
西側のプロパガンダの「嘘」が分かるからです。
私の書いた日記、それともう一人ブログ記事で書いた人がいました。検索で見えるのは、たったこれだけです。
プロパガンダ、情報統制、情報捏造の意味が分かりますか❓

「プチャの虐殺」と「天使の並木道」を両論併記したらどうなります❓
「天使の並木道」は、2014年から2022年まで続いた虐殺の記録です。人数も多いです。
「プチャの虐殺」が、その報復として起きたとしたらゼレンスキーがお涙頂戴をするほど、ひどいことですか❓
もっと長期間で人数の多い虐殺に対する報復であれば、許されることではありませんがその意味は分かるはずです。

これは一つの例ですが、西ウクライナ過激民族主義者は2014年違法に政権を簒奪した後、西ウクライナ(バンデーラ主義)至上主義を政策として東部や南部、少数民族を差別して弾圧しています。宗教弾圧すらしています。
ロシア占領地のロシア化についてだけ大きな非難があります。キエフ政府が、もっと長い間続けてきた西ウクライナ化は許されるのですか❓
私はロシアを擁護しているわけではありません。
キエフ政府の悪行を隠して正義の味方に仕立て上げる欺瞞性を指摘しています。
書いたのは、ごく一部です。
お涙頂戴をやっているキエフ政府の過去には、2014年からのごく短期間でさえ、後ろ暗い部分だらけなのを知ってほしいと思います。半分、ゴロツキみたいな暴力極右(ネオナチ、その他)を手先にして使えば、大体やっていることは想像できると思います。

これがウクライナ紛争の本当の姿です。
決して、「世界の民主主義を守るための戦い」では、ありません。
こんな腐りきった連中に守ってもらう民主主義など、本当のことを聞けば「御免だ!」と考えるでしょう。

ここに加担して主導してきたのがジョー・バイデンです。
立派な人だと思いますか❓
その傀儡=手先がゼレンスキーです。
立派な大統領だと思いますか❓

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここまで書けばウクライナ紛争は、「ごみ溜め」みたいな戦争だと分かると思います。
普通に考えれば誰でも分かることです。
だって、現実にそうなんですから。

だからトランプ氏は、このごみ溜め戦争から手を引く事にしたわけです。
こんな処にズルズル金を出し続ければ、ベトナム戦争の二の舞でしょう❓

しかし、ビジネスマン・トランプは「あくどく」投下資金の回収を図っています。
転んでもタダでは起きない、ビジネスマン根性を発揮しています。
アメリカの金は、何が何でも回収する!と言うことでしょうね。

☆悪事の片棒を担いできたヨーロッパが悪事を止めそうもないので、ウクライナをヨーロッパに丸投げしました。
非常に賢いやり方です。⇒不良債権の切り捨て

★ある意味、ウクライナに金を入れるのは極悪人を雇って怖い相手(ロシア)と代理戦争させるのと同じです。
ヨーロッパは、これを継続するようです。⇒不良債権を抱え込み、追い貸し

☆と★の意味が分かりましたね❓


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27