これは、ドジャースのフロントの戦略の大勝利と言うべきでしょうね。
ドジャースは、大谷翔平君には高校生のころからアプローチしていました。
結局,一旦は日本ハムに入団しその後、渡米しました。
この時もドジャースは猛烈な攻勢をかけます。しかし当時は、ナ・リーグにはDH制がなかったのでDHのあるエンゼルスを選びました。しかしドジャースが翔平君を諦めたわけではありません。2022年オールスターの時にドジャースの社長が大号令をかけたそうです。
「何が何でも大谷翔平を獲得しろ!」
その後はドジャースは、翔平君獲得のために補強も合わせてきました。総年棒を抑えるために金のかかる選手の獲得は控え後年棒の選手は放出するなどして年棒枠を開けて、2023年オフの獲得競争に備えました。
結果、ドジャースはメジャー史上初めての大型契約で翔平君の獲得に成功しました。
その当時は「いくら何でも高すぎて投資金に見合わない」と酷評されました。
しかし、全然そうではありませんでした。ドジャースが翔平君を獲得することにより得た増収は予想をはるかに超えるものでした。もう元を取ってボロ儲けすることは、確実でしょう。
翔平君の獲得が、山本由伸獲得にも繋がったと思います。
やっぱり、翔平君のいるドジャースでプレーしたいでしょう❓
翔平君は、「タイラー・グラスノー投手」の獲得にも貢献しました。去年は打の主力として活躍した「テオスカー・ヘルナンデス選手」も「翔平と一緒にプレーがしたい=優勝したい!」と考えて、不利な1年契約で契約してドジャースに入団しました。
翔平君がらみで入団した選手は全員、地区優勝やワールドシリーズ優勝に大きく貢献しました。
失敗のように見えたドジャース・フロントの補強策は、結果として大成功に終わりました。
多分、ドジャースのフロントは2024年オフまで考えていたのだろうと思います。
翔平君、山本由伸、ワールドシリーズ優勝!
佐々木朗希君の獲得競争で、これほどのアピールポイントを持つチームは、ありません。
ここでも翔平君は、積極的に佐々木朗希君に働きかけたようです。
佐々木朗希君にすれば、メジャーの雲の上のスーパースターから誘われれば心は靡くでしょう❓
こうして2022年から始まったドジャースの大補強は、大成功に終わりました。
お見事!
考えてみると、翔平君獲得から有力メンバーが、ゾロゾロゾロ!と入団しているのが分かります。
(ドジャースのフロントは、今年1年お祭り状態でしょうね❓)
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b
ドジャース入り佐々木朗希の契約金10億円と米報道 25歳未満の国際FA選手では今季最高額
[2025年1月18日10時2分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202501180000132.html
(1)25歳未満の国際アマチュアFA枠でマイナー契約
厳格な上限が設定された国際ボーナスプール枠内
ドジャースの今年のボーナスプールは30球団中最も少ない514万6200ドル(約7億9800万円)
フィリーズから23年ドラフト4巡目で獲得したマイナー外野手と交換でボーナス枠を獲得
知らない人には❓ですが、MLBでは25歳未満の外国人選手とはメジャー契約が出来ません。
だから最初の契約は、マイナー契約で。契約金も各球団ごとに上限枠が決まっており、それ以上の契約は出来ません。
そのためドジャースは、他の有望選手との契約は見送り、佐々木朗希との契約に枠全額を使いました。それでも不足する分を、フィリーズと自分の支配下のマイナー選手とボーナス枠をトレードして手に入れました。
その合計金額が、契約金は650万ドル(約10億100万円)と言うことです。
大谷翔平君と同じで25歳未満の選手の放出は、日本の支配球団への見返りは少ないです。
佐々木朗希君も最初にロッテと契約するときに、何らかの合意があったのでしょうね。
才能は超一流ですから、故障に気を付けて頑張ってほしいと思います。
同じドジャースに入団した山本由伸投手とは違い完成された選手ではありません。
これから成長して完成する選手です。超一流になれるか並の一流化を決めるのは、今後の努力次第です。
2025年1月18日11時0分
マイナー契約でも日本のドラ1より高額な契約金に学業補助も、近い未来直接米挑戦が当たり前に?
斎藤直樹のメジャーよもやま話
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/column/saito/news/202501180000006.html
(2)他にもメジャー球団とマイナー契約を結んだ選手がいます。
「投打二刀流の桐朋高(東京)・森井翔太郎遊撃手兼投手(18)が、米大リーグのアスレチックスとマイナー契約を結んだ」
高卒から日本を経ないでのマイナー契約でした。
契約金は151万500ドル約2億3400万円(1ドル155円で換算)
森井翔太郎君も投打の二刀流です。両方やるのか、どちらかに絞るのかはこれからです。
「日本のドラフト1位は、最高額で入団し、出来高を全部フルでクリアしても、契約金が1億5000万円に年俸1600万円で、合計1億6600万円にしかならない。この時点で、6800万円差がついている。円安とはいえ、これでは、日本のドラフト1位候補が、直接メジャーリーグの球団に入りたいと考えてもおかしくない。」
花巻東高(岩手)から米スタンフォード大に進んだ佐々木麟太郎内野手
『 プロ志望届を出さずに、世界屈指の名門大を選んだ。しかも、学費や寮費の全額が奨学金で賄われる「フルスカラシップ」だ。既に米国では打撃が評判となっており、26年のドラフト1巡目候補とも目されている。
今や学歴としても、日本のほとんどの大学よりも、米国の大学の方が学位は価値を持つケースは多い。』
(3)私も時々書きますが、余りに今MLBと日本プロ野球の年棒格差が大きすぎます。
『メジャーリーグと日本のプロ野球は、年俸格差が開いた。日本の選手会の調査では、24年の支配下選手の平均年俸は4713万円だった。メジャーリーグの平均年俸は498万ドル(約7億7200万円)。16倍もの差がついている。最低年俸でさえ74万ドル(約1億1400万円)と、日本の平均年俸を上回っている。』
日本のプロ野球界、あるいはアマチュア野球界まで含めた改革が必要です。
特に野手のレベルの低下が、著しいです。
マイナーの2Aレベルの選手が多いでしょう。3Aならレベルの高い方です。
メジャーレベルの選手は、現時点ではいません。
レベルが低すぎることが、まず第1点目です。
第2点目は、稼ぐ努力をすることです。
現状に甘んじていれば、MLBと差が付くばかりです。
MLBも長い年月の間にMLBのすそ野拡大、それに伴う収益拡大に並々ならぬ努力を継続してきた結果として、今のMLBの繁栄があります。
その間、日本プロ野球が何かしたかと言うと、ほとんど何もしていません。
一時期、2リーグ制を廃止して1リーグ10球団に縮小しようとしました。
この時、選手会が反対してストまでして現在の2リーグの維持が守られました。
この間、メジャーでは球団数が少しづつ増やしてきました。
メジャーだって、最初はそれほど球団数は多くありません。
「 1961 年に 2 球団、1962 年に 2 球団、1969 年に 4 球団、1977 年に 2 球団、1993 年に 2 球 団、そして 1998 年に 2 球団が拡張され 30 球団に到達した。2024/08/02」
更に2球団増やすことも検討されています。
同時に野球の楽しさを広める努力もしてきました。
メジャーでは、球団を保有するのはビジネスです。
日本は、金持ち企業か名門企業の宣伝の意味が大きいでしょう❓
これがダメなんです。純粋にビジネスとして分離するべきです。
プロ野球機構の組織の在り方にも問題が多すぎます。
一式全部、改革していかなければ進歩はないでしょう。
進歩がなければ、MLBとの差は広がるばかりです。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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大谷翔平、第2打席で右前タイムリー 崖っぷちドジャース8点リードで終盤へ/速報中
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410090000572.html
負けると終わりのドジャースは、今日はブルペンデーで総力戦です。
プレーオフで全く当たりのなかったムーキー・ベッツが昨日の1号HRで蘇りました。今日は先制の2号ソロHR。
2回には、下位打線が作ったチャンスで翔平・ムーキーと2連続タイムリーで、3-0リード。
3回には、やはりプレーオフ絶不調だったスミスの1号2ランHRが飛び出して、5-0リード。
5回表には、三塁塁審の反則プレーがあり、追加点ならず。
『大谷翔平が怒った!不運な本塁タッチアウトにベンチで声荒らげレジェンド左腕らが思わず振り向く』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410100000408.html
余計なところに手を出すんじゃない!バカったれ!!!⇒三塁塁審👿
三塁塁審👿の妨害にもメゲズ・・・
7回表は、6番エドマンのスクイズで手堅く1点追加。
その後、7番ラックスに1号2ランが飛び出して、8-0。
第1戦
〇ドジャース7-5パドレス
第2戦
ドジャース2-10〇パドレス
第3戦
ドジャース5-6〇パドレス
と、5点以上得点してきたパドレス打線が沈黙してしまいました。ドジャースは、今日はシリーズ最多得点です。
多分、後がなくなって選手が開き直ったんでしょうね❓
最後は、投手力でなく精神力が勝敗を決めるようです。
このまま試合が終わると・・・
崖っぷちドジャース⇒逆・崖っぷちパドレス
こうなります。
こうなれば追い着いたドジャースが、ホームで最終戦です。勢いは、ドジャースに来たと言えます。
最終戦先発は、パドレスはダルビッシュでしょう。
ドジャースは、山本由伸とフラーテイの先発2枚投入で総力戦だと思います。
『ダルビッシュ有と山本由伸がそろってブルペン投球 地区シリーズ第5戦までもつれれば投げ合いも』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410100000119.html
ドジャースが開き直って勝ちそうなので、最終戦は最高に面白い試合になりそうです。
ドジャース打線VSダルビッシュの勝負です。
どっちが勝つのか❓
『ドジャースの秘密兵器⇒翔平君のオバケ得点圏打率』
物好きな人が計算しました。
『直近18打席で得点圏打率.833。タイムリーで崖っぷちド軍に勢いもたらした大谷翔平の驚異的な“勝負強さ”に「チートコードだ」と米記者感嘆』
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=87015
9月19日の6打数6安打3HR以降、得点のチャンスで翔平君が打席に立つとタイムリーを打つところばかり見ています。それもそのはずで、最近の得点圏打率が「.833」ですと!!!
凄すぎる!
第1戦も今日もドジャースの下位打線がチャンスを作って翔平君に打順を回すと、必ず得点になっています。
第2戦では、ダルビッシュが下位打線を完封してこの流れを封じました。
第5戦は、どうか❓
更に絶不調に陥っていたムーキーが2本ホームランを打ちました。
同じく絶不調のスミスも、今日プレーオフ初ヒットを2ランHRで飾りました。
翔平君は余り好調と言えませんが、不調でもありません。
これまで当たりの出ていなかった他の打者にも当たりが出始めたました。
<今日の打撃表>
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/score/?sdc_page_code=GameResult&sdc_subpage_code=&game_global_id=2324016&sports_code=sbmlb&operation_mode=
パドレスの方も当たりが出ていないわけではありませんから、最終戦は打ち合いになると思います。
多分、8点くらいを争う勝負になるでしょうね❓
それには、ダルビッシュを打ち崩さなくては、なりません。
どうなるのか❓
※地区シリーズ4組の中で、打ち合いで試合が決まっているのは、この組だけです。他は、結構ロースコアの試合が多いです。
つまり❓
パドレスVSドジャースの勝者が、地区シリーズでは最も得点力のある打線を持っていることになります。
それが、何を意味するのか❓
打ち合いにさえ持ち込めば、パドレスVSドジャースの勝者が最も強いと言うことです。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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(1)メッツが地区シリーズを突破、リーグ優勝決定戦に進出
NYファンはまだ諦めない 大谷翔平よりも…リンドーアが「最も貴重な選手だ」
2024.10.01
https://full-count.jp/2024/10/01/post1629215/
メッツが大逆転で2年ぶりのポストシーズン進出決定 第2試合でブレーブス勝てば進出、負ければDバックスが進出へ
10/1(火) 5:19配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/11860541b353dd2f0af22455ca4c454dc72bdf8b
ブレーブス - メッツ 12回戦の詳細
https://hochi.news/feature/mlb/?sdc_page_code=GameResult&sdc_subpage_code=&game_global_id=2324109&sports_code=sbmlb&operation_mode=&utm_source=ynews
9月30日のブレーブスとメッツの12回戦は、ほぼ奇跡と言っていいでしょうね。
7回が終わって3-0でブレーブスがリード。
8・9回はセットアッパーとクローザーが締めて普通は、ブレーブス勝利です。
しかし8回からメッツの奇跡が始まります。
8回表、メッツが一挙6得点で逆転に成功。
8回裏、ブレーブスがこれまた一挙4得点で再逆転に成功。
この時点で7-6ブレーブスが、リード。
しかし、9回表リンドアがリンドア33号2ラン を打ち、再々逆転に成功。このままメッツが逃げ切りプレーオフ進出を決めました。
最後は、フランシスコ・リンドアが決めました。
その後、ブルワーズ - メッツ 1回戦でもメッツは奇跡を続けます。
ブルワーズ 4- 8メッツ
この試合もメッツが再々逆転で、ものにしました。
ブルワーズ - メッツ 3回戦
ブルワーズ 2-4 メッツ
この試合も8回を終わって2-0ブルワーズがリード。
9回表、アロンソの1号3ランで逆転勝ち。
フィリーズ - メッツ 1回戦
フィリーズ 2- 6メッツ
この試合も8回表、一挙5得点で逆転勝利です。
☆メッツ - フィリーズ 4回戦
メッツ4 - 1フィリーズ
フィリーズが4回表1点先行しましたが、6回裏ブレーブス戦のヒーローのリンドアの1号満塁HRで逆転に成功して、メッツがそのまま逃げ切りに成功して地区シリーズを突破しました。
ブレーブス戦以降、メッツが先行して勝った試合は1試合だけです。他は、再々逆転と逆転勝利です。
ミラクル・メッツと言うほかは、ありません。
リーグ優勝決定戦でも、いい戦いをすると思います。
格上のフィリーズにあっさり勝ちましたから今のメッツは強いです。
(2)タイガース - ガーディアンズ 3回戦
タイガース3 - 0ガーディアンズ
タイガースが地元に帰って連勝して王手をかけました。
(3)ロイヤルズ - ヤンキース 3回戦
ロイヤルズ 2-3 ヤンキース(8回表)
ロイヤルズも粘っていますが、打力が弱い分だけメッツのようには勝てません。
しかし、まだ分かりません。
(4)崖っぷちドジャース
大谷翔平、第2打席で右前タイムリー 崖っぷちドジャース3点リード、負ければ終戦/速報中
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410090000572.html
もう後がないドジャース!
昨日かいた通り、翔平君、ムーキー、Tヘルナンデスらが打ちまくらないと勝利はありません。
昨日プレーオフ1号HRを打ったムーキー・ベッツが今日も1回表に2号ソロHR。
2回表は、下位打線が作った2死一、三塁で翔平君がタイムリーで1点追加。
ムーキーが、更にタイムリーで続き3点目。
と、試合はドジャースが意図した通り打ち合いの展開になりました。あとは、打ちまくるだけです。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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パドレスの第4戦先発は中3日で快速右腕シース「これは彼が望んだこと」シルト監督明かす
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410090000755.html
崖っぷちドジャース、第4戦はブルペンデー「総力戦。リリーフ投手が先発」ロバーツ監督が明かす
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410090000473.html
予想通りと言うべきか、先発投手が弱体なドジャースは第3戦を落としました。
ドジャースは、第4戦はブルペンデーで総力戦をやるようです。負ければ終わりですから、とっかえひっかえ投手を投入して失点を抑えているうちに、打線の爆発を待とうと言うことです。
一方、パドレスの方は第1戦で先発したエースのシースを先発させます。その代わり第1戦は3回74球しか投げていません。
結構、エースでも5点位取られていますから、接戦に持ち込んで今日のようにリリーフ勝負にしようという考えでしょう。
パドレスは、元々ブルペンは強力なのに夏のトレード期間で更に中継ぎ投手を補強しています。中継ぎ陣は、メジャー最強だと思います。だから目論見通りリリーフ勝負に持ち込めば、パドレスが勝つ可能性が高いと思います。
どっちにしても投手陣が先発・中継ぎとも弱体なドジャースは、打ち合いに持ち込んで活路を見い出すしかありません。
今年のドジャースの補強は、大金を使った割にはさっぱり効果がありませんでした。
打線は、翔平君、Tヘルナンデスの加入で大幅に強化されました。逆に言うとこれ以外は野手の補強は必要がなく、その分を投手の強化に充てるべきだったと思います。
夏のトレードでも野手4人、投手2人くらいな補強でした。これが最後の大失敗です。全部、投手を補強するべきでした。菊池雄星も、この時候補に名が上がっていました。アストロズに行って移籍後は、大活躍でしたね❓
この辺りがドジャースの編成部門の無能力を示しています。
去年Wシリーズ優勝したレンジャースも、夏の補強では投手陣を補強しまくりでした。
金をかけてプレーオフで良い結果を出したければ、夏の補強は、投手を補強するのが普通です。短期決戦になれば、投手力がものを言うからです。
私がドジャースの編成本部長を変えなければ、優勝できないという理由です。以前は優秀でも今は、能力を失っています。
まあ、そのようなわけでドジャースは、ほぼ運任せと言えます。打線が爆発すれば、何とかなる!
不発なら❓⇒玉砕!
(2)地区シリーズは、明日は全試合行われます。
メッツVSフィリーズ(メッツ2勝1敗)
他は、1勝1敗
ロイヤルズVSヤンキース
タイガースVSガーディアンズ
左がホームチームです。
今回のケースでは、ホームチームの勝ち上がり確率66%だそうです。そのデータでは有利なのは・・・
パドレス、メッツ、ロイヤルズ、タイガースです。
どうなるのか❓
(ドジャースは翔平君とTヘルナンデスが大爆発しないと無理かもしれません)
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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大谷翔平は4打数1安打2三振 ドジャース敗れ1勝2敗で崖っぷち、パドレス突破王手/詳細
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410090000031.html
残念ながら1点差でドジャースが負けました。
しかし、ドジャースのロバーツ監督はパドレスの先発がエースのキングであることを考えて、敢えてほぼダメのビューラーを先発させました。
予想通りビューラーは2回6失点で、ほぼ試合が終わりました。
ドジャースは、3回表にTヘルナンデスの1号満塁HRで計5得点で1点差まで迫りましたが、その後両チームとも無得点でパドレスが逆転勝ちで逃げ切りました。
これはロバーツ監督には想定内だと思います。
今日はブルペンデーもやらず、そのままビューラーを5回まで投げさせましたから、半ば負けを覚悟していたと思います。いわゆる捨て試合です。
これで第4戦の先発は、ビューラーよりは遥かにマシなランドン・ナックです。
ランドン・ナック
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2101712/top
パドレスの方は、先発3本柱を使いましたから明日は並の投手が出てきます。
防御率3.65、12先発、3勝5敗でまるで頼りになりませんが、ビューラーよりは、遥かにマシです。
ロバーツ監督の作戦は、第3戦は捨てて第4戦に全てを賭けると言うことだろうと思います。
ダメ元で可能性のあるランドン・ナックを第4戦の先発に持ってきて、後は運を天に任せようと言うことでしょう。
今日、ランドン・ナックで落とせば明日は、ほぼダメの世界です。
可能性を残したという意味では、やむを得ない采配だと思います。
夏のトレードで先発投手を補強しなかったフロントの責任です。
まあ非常に頼りないドジャースですが、やや明るい材料もあります。今日は誰が見ても捨てゲームですが、Tヘルナンデスが1死満塁の好機で満塁HRを打って1点差試合に持ち込みました。
これは大きいです。
1-6で完敗するのと、5ー6の僅差で負けるのでは、明日の戦いでの頑張り度合いが違ってきます。
明日、また頑張れるでしょう❓
そして、全く当たりの出ていなかったムーキーに1号HRが出て、第2打席でもヒットを打ってチャンスを広げてTヘルナンデスの満塁HRに繋ぎました。
フリーマンもチャンスでは打てませんでしたが、ヒットを1本打ちました。大分、気分的に楽になったでしょう。
段々、上位打線が繋がるようになってきました。
1番翔平、2番ベッツ、4番Tヘルナンデス
ここが、HRを打てばドジャースに勝利の目があるのは書いた通りです。
第4戦は投手力は、ほぼ互角だと思います。
打力が勝敗のカギを握ると思います。
どっちにしたってドジャースは、一発を中心に打ち勝つしかありません。
明日、土壇場に追い込まれたドジャース打線が開き直って打ち合えば、勝機はあると思います。
その意味で、明日の第4戦はパドレス有利ではなく互角に戻ったと思います。
もし第5戦までもつれれば、ドジャースはホームに帰って山本由伸が先発すると思います。
パドレスもダルビッシュを先発に立てるでしょう。
第2戦でダルビッシュに完封されましたが、第5戦はドジャース打線はダルビッシュ攻略なるか❓
このような戦いが予想されます。
★明日、パドレスが勢いに乗って連勝して勝ち上がりのケースも当然あります。
もう、いい加減ドジャースが不利です。
仮にドジャースが、この劣勢を跳ね返してリーグ優勝決定戦に勝ち上がれば、そこでいい戦いが出来ると思います。
パドレスもここで勝ち上がれば、リーグ優勝決定戦はかなり有力でないかと思います。
Wシリーズが見えてくると思います。
個人的な感想は、以前にもいいましたがパドレスがWシリーズ優勝の候補1番手だと考えています。
パドレスVSドジャースの勝者が、Wシリーズで優勝するのではないか・と思います。
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項目「MBL & プロ野球」目次③
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2024MLB>地区シリーズの傾向、敵地で1勝1敗のチーム⇒勝利確率66%
試合速報
大谷翔平、「1番DH」でパドレスとの第3戦 2試合ぶりアーチで王手なるか/速報します
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410090000031.html
【データ】地区シリーズ導入31シーズン目で初 ア、ナ両リーグの全カード1勝1敗に
[2024年10月8日18時21分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410080000714.html
地区シリーズで全試合が1勝1敗になるのは、初めてだそうです。
『地区シリーズが導入されて31シーズン目で初めて。全4カードで全勝突破がなかったのは、21年以来7度目。球場が2-2-1試合で移動する形式となった現行の地区シリーズで、最初の2試合を終えてタイとなった場合、ホームで第3戦と第4戦を迎えるチームは44回中29回(66%)がシリーズに勝利している。』
今年は、例年になく地区上位チームが競り合った末に優勝したケースが多いです。勝率も低いですね。
つまり、それだけ各チームの実力が接近していると言うことです。
だから地区シリーズの全試合で1勝1敗と言う現象が起きたのであろうと思います。
全試合で1勝1敗と言うことは、ビジターのチームが相手球場でタイで1・2戦を終えたと言うことです。
それらのチームが3・4戦目をホーム球場で迎えます。
そのチームの勝率が66%と言うデータです。
今年該当するのが・・・
ア・リーグ
タイガース、ロイヤルズ
ナ・リーグ
メッツ、パドレス
メッツ6-2フィリーズ 8回表
データの通りメッツが先行しています。
気になる、パドレスVSドジャースは、どうなるんでしょうね❓
パドレスは、予定通りキングが先発予定です。
ドジャースは、キングとの対戦に最弱投手のビュラーを持ってきました。最初からブルペンデーの予定です。(ビュラーで2~3回もたせて、その後はリリーフをつぎ込む)
キングにドジャースの3番手投手では勝機は薄いと思いまう。そこで4番手のビュラーをぶつけてブルペンデーと言う作戦です。
非常に不利なデータもあります。
ドジャースは打線が頑張るしかありません。
今日勝てば、第5戦はホームに帰れます。
あるいは、明日一気に勝ち上がりを決めることも可能です。
今となっては、先発とブルペンの弱いドジャースは打撃戦に活路を求めるしかありません。
今日負ければ、ドジャースは非常に苦しくなります。
翔平君、ムーキー、Tヘルナンデスなどがホームランを打てるかどうか・がカギになりそうです。あるいは下位打線にヒーローが出るとか。
どうなりますか❓
☆<ナ・リーグ地区シリーズ:メッツ7-2フィリーズ>
メッツが2勝1敗で王手 アロンソ先制弾 マナエナ好投 フィリーズに快勝
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410090000051.html
ここ数年の成績と今季の順位を考えると、メッツがここにいることも考えられません。レギュラーシーズンの対戦なら普通にフィリーズが優位だと思います。
しかしWカードシリーズを逆転勝ちで勝ち上がってきたメッツに勢いが付きました。チームの自信と勢いは、短期決戦では大きな要素のようです。
リーグ最終戦のブレーブスとのWヘッダー以降のメッツは、本当に強くなりました。逆転勝ちを3試合やって、今度は先行逃げ切りをやって見せました。
明日もホームでの第4戦です。
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項目「MBL & プロ野球」目次③
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(1)ガーディアンズ0-3タイガース
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410080000251.html
タイガースは第1戦は、1回に5失点していいところなく負けました。
今日は若手の左腕エースのタリク・スカバル(27歳)が踏ん張って投手戦に持ち込みました。
双方譲らず8回まで終了。
9回表に途中で代打で出ていた、やはり27歳の若手のケリー・カーペンターが3ランHRを打って試合はそのまま終わりタイガースが勝利しました。
タリク・スカバル
防御率2.39、18勝4敗
ケリー・カーペンター
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2102465/top
今シーズンは87試合の出場ですが、OPS.932が示す通り好選手です。来年はレギュラーでフル出場でしょうね。
タイガースもこれで負けたら終わりに近いですからタイに戻して、これからの勝負になりました。第1戦を見たら一気にガーディアンズが勝ち上がるのではないかと思いましたが、タイガースが意地を見せました。
(2)ヤンキース2-4ロイヤルズ
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410080000339.html
第1戦は、派手なホームランの打ち合いの末に6-7の僅差で負けたロイヤルズでしたが、今日はエースのコール・ラガンズが踏ん張って強打のヤンキース打線を1点に抑えて投手戦に持ち込みました。4回表のチャンスで一挙4得点したロイヤルズがヤンキース打線の反撃を9回裏の1点に抑えて逃げ切りました。
コール・ラガンズ(26歳)
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/202100401/top
防御率3.14、11勝9敗
Wカードシリーズのオリオールズ戦にも先発して6回無失点で勝投手になっています。
ロイヤルズは、やはりオリオールズ戦で好投したセス・ルーゴが次の先発だと思います。
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100816/top
ロイヤルズはシーズン中も投手戦で勝っているケースが多いと思います。投手戦の流れに持ち込めれば、ロイヤルズにも勝機がありそうです。
ア・リーグもどこが勝ち上がるのか、まだ分かりません。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b
私の日記を読むとメジャーファンだと思うかもしれません。
単なるショウヘイ・追っかけです。
しかし、もう一つメジャーの球団経営を知ることが自分の勉強になる部分があります。
メジャーには30の球団があります。
上手くいっているところもあれば、ド壺の悲哀に沈んでいる球団もあります。
どうして、そんなに差があるか❓不思議ですよね❓
そして、ド壺の底に喘いでいた球団が復活したり(ロイヤルズ)、低迷していた球団が急に活躍したり(NYメッツ)します。
その原因(理由)を探ることは、組織運営を知ることです。まあ私が、そのような立場になることは、ありませんが何でも勉強です。
「どうやったら成功するのか❓」
これは、他のことでも応用できると思います。
今年のワイルドカードシリーズでのNYメッツとロイヤルズの活躍には、本当に驚きました。
ロイヤルズなんか去年106敗した、ド壺チームの典型です。それが、ど~して今シーズンワールドカードシリーズで勝ち上がれるの❓
メッツもそうです。
ロイヤルズほどではありませんが、近年低迷していたボロ・チームです。
それが、どうして今年ミラクル・メッツに変身したんだ❓
不思議でしょう。
手品には種があります。
オリオールズの復活も同じでした。
他のチームでも長期低迷から脱して良い成績を収めるチームは、全部同じです。
何だと思いますか❓
⇒頭脳を入れ替えることです。
これは、全部同じです。
復活したチームには、GMや編成本部長に有能な人材が招聘されています。
逆に言うと、この部分が劣化してくるとチームは勝てなくなり財務基盤の弱いチームは弱体化しド壺に沈んでいきます。
例え以前優秀なGMや編成本部長でも時間とともに劣化していくケースもあります。昔は有能だったけれど、今はダメのケースです。
強いチームを作ろうと思ったら「仲良しクラブ」ではだめだと言うことです。
(1)カンザスシティ・ロイヤルズ
ロイヤルズがムーア編成本部長の解任発表 16年以上の長期政権に幕
2022.9.22 08:41 Thursday
http://www.mlb.jp/2022/09/22/51668/
マイク・マシーニー
2020年から監督、2022年成績不振で解任
マット・クアトラーロ(50歳)
2023年から監督
デイトン・ムーア
2006年6月~GM
2014年リーグ優勝29年ぶり
2015年ワールドシリーズ制覇30年ぶり
2019年ジョン・シャーマンらのグループに売却
オーナーの交代が大きな理由だろうと思いますが、実績のあったムーア編成本部長を解任しました。能力の衰えが理由です。
同時にGMに昇格したJ.J.ピコーロが現在、編成担当も兼任しているのではないか・と思います。
2024.9.1 12:32 Sunday
『ロイヤルズが緊急補強 ファム、グリエルなどベテラン3人を獲得』
http://www.mlb.jp/2024/09/01/70792/
監督も2023年からマット・クアトラーロ(50歳)に変えています。
このような編成担当兼任のGMの昇格や新監督の招聘が今季のロイヤルズの躍進を支えているのではないか・と思います。
(2)NYメッツ
メッツのオーナーも変わりました。
2021.12.30
メッツ・コーエン氏が1.8兆円でトップ、最下位は40分の1…MLBオーナーの純資産
https://full-count.jp/2021/12/30/post1172242/
新オーナーの「金がいくらかかっても構わんから、絶対Wシリーズ優勝しろ!」と言う大号令の下、メッツはチームの強化をしましたが、さっぱり結果が出ません。
そこでオーナーは❓
・・・・・・・・・・・・・
バック・ショーウォルター
2022年~監督~解任
カルロス・メンドーサ(44歳)
ヤンキースのベンチコーチ
2023年11月14日監督就任
【MLB】メッツのエプラーGMがわずか2年で辞任 大谷翔平、山本由伸ら獲得への影響は!?
2023/10/06 08:44
https://www.sanspo.com/article/20231006-Z246SV524NEAJH5N3CPMTUE23E/?outputType=theme_mlb
メッツのエプラーGMが辞任、理由はスターンズ氏の編成本部長就任 「私の退任を意味した」
[2023年10月6日10時48分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202310060000309.html
不振のメッツ、元ブルワーズのスターンズ氏を空席続いた編成本部長に 米報道
[2023年9月13日10時57分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202309130000263.html
☆エプラー氏の上に新編成本部長を採用する
デービッド・スターンズ (年齢 39歳) ハーバード大学
編成本部長(2023年10月 - )
2015年9月ブルワーズのGM
2019年1月には野球部門編成本部長を兼任
GMの座を自らの補佐であったマット・アーノルドへ譲った。2022年に編成本部長を退任。
・・・・・・・・・・
多分、退任したエプラーGMはオーナーが招聘したのであろうと思います。結果を出せないので容赦なくGM職の上に新編成本部長職を設けて、新編成本部長を招聘しました。
「あんた、いらないよ」
と言われたのと同じですからエプラーGMは辞任しました。
新編成本部長に招聘されたデービッド・スターンズ (年齢 39歳)は、ブルワーズでGMや編成本部長の重職を務めていましたが、2022年に退任して事実上フリーになっていました。
ハーバード大学 卒のエリートですが、野球の経験はほとんどないでしょう。しかし、ブルワーズでは確かに結果を出しています。ブルワーズは毎年地区優勝するようになりました。しかし、その上に行けません。多分、予算の問題でしょうね❓
そこでフリーの立場になりWシリーズ優勝したい球団からのオファーを待っていたのだろうと思います。
今の若いカルロス・メンドーサ(44歳)監督は2023年11月に就任していますから、デービッド・スターンズ新編成本部長が招聘したのだろうと思います。
デービッド・スターンズ は編成本部長に就任すると直ぐにチーム再建の方針を変えました。
有力選手を金で集めて即席にチームを作るのではなく(退任したエプラーGMのやり方)数年かけて若手主体にチームを強化する方針を示しました。
だから今年は再建のための年であり、ポストシーズンでこれほどの成果は期待していなかったと思います。
若いカルロス・メンドーサ(44歳)監督の招聘もバッチリだったようでプレーオフに進出しただけでなく、地区シリーズでもミラクル・メッツを演じています。
(3)つまり、Wシリーズで優勝したければ、それに必要な頭脳を揃えなければ、ダメだと言うことです。
ヤンキースも似た部分がありますが、ドジャースです!
有力選手を金で集めては、毎年のようにポストシーズン早期敗退を繰り返しています。
これは球団の頭脳の部分が劣化いていることを明確に示しています。
金に飽かせて有力選手を集めれば地区優勝は出来ます。
しかしWシリーズ優勝を達成したければ、優秀な頭脳が必要です。
頭脳の部分を強化しなければ、Wシリーズ優勝は難しいでしょうね❓
今年の夏のトレードを見て、良く分かりました。
明後日の方を見て強化していました。
既に編成本部長が能力を失っていることを分かりやすく示しています。
監督やコーチ陣も入れ替えが必要なように見えます。
これほど投手陣に故障者が続出するのは監督以下コーチ陣に問題があると思います。
編成の問題でもあります。
などなど見ていくと、一味違うメジャー観戦が出来ます。
今年は、どのチームが上手くいっているかな❓
と見ていると、単なる勝ち負けとは違う面白さがあります。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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2022年のナショナルリーグディビジョンシリーズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
2022年の地区シリーズは同じ組み合わせで戦われました。
2022年の結果
ドジャーススタジアム
第1戦ドジャース5-3パドレス
第2戦ドジャース3-5パドレス
ペトコ・パーク
第3戦パドレス2ー1ドジャース
第4戦パドレス5ー3ドジャース
☆パドレスが3-1で勝利!
10月12日第2戦
勝利投手:ダルビッシュ
5回7安打3失点2四球
・・・・・・・・・・・・
ダルビッシュが第2戦に先発したのも2年前と同じでした。
そして当時36歳のダルビッシュより、38歳のダルビッシュの方が、2枚くらい上手でしたね❓
今年のダルビッシュは、地区シリーズで先発した投手の中では、最高の部類でないですか。
特にパドレスの方は、随分メンバーが入れ替わっています。ドジャースは野手は同じメンバーが多いです。
2022年よりドジャースにとって不利なことがあります。
<2022年のドジャースの先発メンバー>
フリオ・ウリアス
2022年31試合先発:防御率2.16:17勝7敗
クレイトン・カーショウ
2022年22試合先発:防御率2.28:12勝3敗
トニー・ゴンソリン
2022年24試合先発:防御率2.14:16勝1敗
タイラー・アンダーソン
2022年28試合先発:防御率2.57:15勝5敗
※防御率が2点台の超豪華メンバーです。
これならワールドシリーズも勝てそうですよね❓
しかし、1-3でパドレスに敗退しました。
※2024年の先発メンバー
ジャック・フラーティ
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100373/top
山本 由伸
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/202101128/top
ランドン・ナック
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2101712/top
ウォーカー・ビューラー
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100919/top
2022年の先発投手陣と2024年の先発投手陣は、中身と質が全然違います。マイナーが2人混じっています。
ジャック・フラーティと山本 由伸も2022年メンバーの1番手2番手と比較すると相当レベルが落ちます。
!!!
しかし、物事に不可能はありません!
ミラクル・メッツの例もあります。
フィリーズも目を白黒させています。
第3戦以降は、毎試合8点以上取ればいいんです!
100%不可能ではありません。
先発投手を2022年と比較する限りでは、メジャーと3Aくらいの違いは、あります。
ほんと!
夏のトレードの時に編成本部長は、何を考えていたんでしょうね❓
今年は、ダルビッシュを応援しましょう。
そうすれば、ひょっとするとWシリーズまで楽しめるかもしれません❓
調べてみたら唖然茫然!
こりゃ!む◎だわ!
(何事も切り替えが大事です。唖然茫然!としても直ぐ頭を切り替えて立ち直らなければなりません❓)
※ダルビッシュは、どうやってドジャーズ打線を封じたか❓
これは大ベテランらしく傾向と対策を練ってきました。
ドジャースの9月後半の得点パターン。
下位打線がチャンスを作り翔平君がタイムリーを打つ。
第1戦もこのパターンで大量得点に結びつけています。
そこでダルビッシュは❓
徹底的に下位打線を抑えて翔平君の前でドジャースの攻撃を切りました。これでダルビッシュは、最悪翔平君にホームランを打たれても1点で済みます。
このダルビッシュの下位打線封じが成功してドジャースはチャンスを作れませんでした。
反対にドジャースの炎上好きの救援陣は、ポコポコとHRを打たれて追加点を献上していました。
まあ❓
レギュラーシーズンでよく見かけたドジャースの欠点が、モロに出た試合でした。
メッキが剝がれたというのか❓
(やっぱり、8月に思った通りになるのかもしれません・・・)
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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大谷翔平、ダルビッシュ有の前に沈黙 ダルは7回3安打1失点快投/速報中
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410060000623.html
ドジャースがパドレスに完敗 先発ダルビッシュに大谷翔平ら沈黙、ファンがボールなど投げつけも
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410070000381.html
ダルビッシュの唯一のピンチは、2回裏の一死満塁でした。
このピンチを犠牲フライの1失点でしのいだ後は、ダルビッシュのワンマンショーになりました。
7回を3安打1失点2四球で勝ち投手の権利を持って降板。
8回表にパドレスが3点追加して1-7では、勝負あった感が強いです。
翔平君は3打数無安打で完全に抑え込まれました。
こうなると一番経験豊富なダルビッシュを第2戦にもってきたパドレスの監督の起用が正しかったことになります。
敵地で1勝1敗なら、文句はないでしょう。
次の第3戦は、パドレスのホームです。
パドレスの第3戦の先発が、一番防御率のいい「マイケル・キング 防御率2.95 13勝9敗」です。
ドジャースは、3番手の「ランドン・ナック」です。
防御率3.65、3勝5敗
普通に投げ合うと、非常に不味いような気がしますよね❓
更に第4戦がパドレスは、省略。並の投手が出てきます。
ドジャースは❓
「ウォーカー・ビューラー」
防御率5.38 、1勝6敗
※この日は、ブルペンデーにして粘るしかないでしょうね❓
第2戦をドジャースが勝てば、ドジャース勝ち上がりの可能性が高くなると思っていました。
1勝1敗のタイに戻されると、うっかりするとパドレスのホームで2連敗して地区シリーズ敗退の可能性が強くなります。
第3戦を、はっきり言って全然頼りにならない「ランドン・ナック」で落としてしまうと、第4戦はブルペンデーをやって運を天に任せるしかないと思います。
相当ドジャースが運が良ければ、第5戦まで持ち込んで第1戦と同じ先発で頑張る余地が生まれます。
しかし第5戦まで行くとドジャースは、やばいことになります。
今日3安打1失点で準完封されたダルビッシュ!
ダルビッシュが、中4日で第5戦に先発することが可能です。
ダルビッシュは、今季は家族の事情で8月まで休んでいました。だから、全然疲れていません。
元気いっぱいのダルビッシュが、第5戦でも先発するかもしれません。
おっとっと❓
夏のトレードで野手ばかり補強したツケが、モロに出てきそうです。あの編成本部長を解雇しないと来年も危いかもしれません。
※もちろん、こうならない可能性もあります。
ドジャースの下位打線が復活してチャンスを沢山作り翔平君に回すことです。
あるいは、翔平君やベッツやTヘルナンデスがホームランを打ちまくることです。
今日、ダルビッシュに捻られては、これを期待する以外になくなりました。
★このお寒い先発投手!地区シリーズで投げる投手とは思えません。ダメでしょ!これ❓
第3戦
ランドン・ナック
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2101712/top
第4戦
ウォーカー・ビューラー
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100919/top
(2)フィリーズ7-6メッツ
フィリーズ「信じられない」サヨナラ勝ちで1勝1敗のタイ メッツ競り負け王手ならず
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410070000148.html
こちらは期待通りの面白いゲームでした。
追いつ追われつ逆転あり、9回表でメッツが2点取って同点になりました。
どうなるかと思っていたら、フィリーズが9回裏に2アウト一二塁のチャンスを作って、カステラノスが執念のサヨナラ適時打で勝ちました。
お客さんは、見ていて本当に面白かったと思います。
これだけ両チームが最後まで頑張ってくれれば、どっちのチームのファンも納得できると思います。
これで1勝1敗のタイになり、この対戦はまだまだ分かりません。多分、メッツの先発はドジャースよりは数段マシだと思います。
ドジャースは、今年の強化の失敗を反省して投手陣を強化して来年、また出直しですね❓
少し早すぎるけど、今日の試合の内容のなさにはガッカリしました。
後は翔平君の起死回生のホームランに期待するばかりです。翔平君のホームランが不発なら、ダメっぽいと思います。
100%無理とは、言っていませんよ❓
今日は、ダルビッシュ・デーでした。
第5戦まで行ったら、もう1回ダルビッシュ・デーが、ありそうな気がします。
(敵地でドジャースが2連勝して勝ち上がる可能性は、限りなく低いと思います。余程運が良ければ、2勝2敗でホームに帰ってこられるかもしれません。その後は、またダルビッシュ・・・)
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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村上宗隆
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E5%AE%97%E9%9A%86
村上宗隆の場合は、2020年から2022年の高いOPSを維持していれば、成功する可能性が高かったと思います。
しかし2023年「 .875」2024年「.851」と三冠王獲得後は打撃不振に陥り成績は落ち込んだままです。
大雑把に鈴木誠也が成功するレベル、吉田正尚はギリギリのレベルです。吉田正尚は来年、放出かもしれません。
村上宗隆は、メジャーに行って速い速球と鋭い変化球に順応できるかは、日本の成績を見る限りでは難しいと思います。過去に失敗した選手は、まず速球が打てませんでした。村上宗隆の場合は、パワーはありますから、速球に対応できるかが、最大のポイントになると思います。
ただ若いですから成長する可能性もあります。
吉田正尚のように変に期待されて高額の複数年契約になると、それがプレッシャーになり難しいかもしれません。
そしてメジャーでは守備力が求められます。
メジャー水準の守備力がなければ、DH要員か代打要員になります。今年の吉田正尚が、そうなりました。
果たしてどの程度メジャーのことを研究しているのか❓
日本のプロ野球と同じ程度に考えていたら、失敗する確率が高いと思います。
村上宗隆は2022年には間違いなくメジャーで通用するだろうと思っていました。今のレベルでは、疑問ですね。
菅野智之は34歳ですから、もう移籍する年齢を超えていると思います。故障歴もあります。
もし菅野智之がメジャーで成功するとするなら、投球術があるかどうかです。
黒田博樹が移籍したのが33歳の時です。
黒田は、広島時代の最後のころに先発投手に対する考え方を変えたそうです。それまでの速球主体の先発完投を目的とするのではなく、クオリテイスタートと同じ考えを持ったそうです。
先発した試合を作る(6~7イニングを自責点3程度に抑える)事に目標を変えた結果、変化球投手に変わりました。
これが黒田が、メジャーの先発投手として成功して7年プレーできた理由です。
菅野智之に黒田と同じような考え方があり、投球技術があるならそれなりに成功すると思います。
投球技術が無く、球威で抑えようとすれば、ほぼ無理でしょうね。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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これまで打撃面からドジャースの強い部分を見てきました。
しかし、当然問題はあります。
先発投手が足りません。
シーズンの半ばまでいた先発投手は、全部故障離脱していません。
今回のポストシーズンの先発4人
ジャック・フラーティ
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100373/top
山本 由伸
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/202101128/top
ランドン・ナック
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2101712/top
ウォーカー・ビューラー
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100919/top
①一番順調に登板している「ジャック・フラーティ」は夏のトレードで加入しました。
この人がいなかったらドジャースのポストシーズンは無理だったでしょうね❓
(だから夏のトレードで先発投手を獲得するべきだったんです。獲得したのは野手ばかりです。編成担当は首にするべき理由です。)
②山本 由伸は故障から回復してやっと間に合いました。
第1戦はノックアウトされましたが、2回目の登板に期待するしかありません。普通に投げれば、そこそこ試合を作れると思います。初戦登板は少し荷が重かったようです。
計算できるのは、この二人だけです。
④ウォーカー・ビューラーはTJ手術後、本来の調子が戻りません。2試合に1試合は、4~5点取られます。投げてみないと、どうなるか分かりません。
③ランドン・ナックは、どうにも先発が足りなくなって3Aから昇格させたのだろうと思います。ナックはビューラーよりはマシで3試合に2試合は、試合を作れます。
何とか試合を作れそうなのは、①②③の3人です。
1戦目と2戦目は、「ジャック・フラーティ」か「山本 由伸」が先発すると、普通の試合になると思います。
「ランドン・ナック」だと3分の1の確率で試合を壊すリスクがあります。
「ウォーカー・ビューラー」だと試合が壊れる確率が2分の1に上がります。
おそらく、ここまで先発投手が弱体なチームは、地区シリーズに出ているチームには、いないのではないかと思います。ひょっとするとタイガースが似たくらいかもしれません。
だから今日打撃陣が頑張って7点取って勝ちましたが、この勝ち方しかありません。
最低5点、出来たら8点取らないと勝てないと思います。
リリーフ陣も炎上しまくりでしたが、9月になると余り炎上しなくなりました。ガンガン打たれたのが、いい練習になったのかもしれません。好意的に考えた場合です。
クローザーは、目途が付きました。
地区シリーズは3勝で勝ち上がりですが、リーグ優勝決定戦とWシリーズは、4勝必要です。
3勝なら今の弱体先発陣でもなんとかなると思いますが、4勝するには、どうしても1人足りません。
どこかでブルペンデーを挟んで胡麻化すしかないでしょうね。
投手戦になればドジャースは、ほぼ確実に負けると思います。だから今日のように乱打戦に持ち込んで打ち勝つしか勝つ方法がありません。
「ランドン・ナック」と「ウォーカー・ビューラー」が試合をしながら、どれだけ調子を上げていけるかが最大のポイントかもしれません。
結局、Wシリーズで優勝するチームは、ほとんど勝ちながら調子を上げて行ったチームが多いです。
勝っているうちに自信と勢いが付いてくるんですね❓
ドジャースは、そうなれるかどうか❓
第1戦は2回先行されて最後逆転で勝ったのは、良かったと思います。
打撃陣を見るとかなり優勝できそうに思いますが、先発陣を見ると結構心配になりますね❓
今日は翔平君が同点3ランを打って、Tヘルナンデスが逆転の2点適時打を打ちました。
ヒーローが出たのは、他の選手がチャンスを作ってお膳立てしたからです。
このような野球を明日以降も出来るかどうか・です。
出来れば、チームは勢いに乗っていきます。
そんなチームが、ミラクル・メッツです。
全部逆転で勝っているので負ける気がしないでしょう。
そうなったチームは、短期決戦では強いです。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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2023年ポストシーズン成績
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/playoff/2023/index.html
ドジャースはポストシーズン6連敗中 パドレスには22年地区Sで1勝3敗 突破の鍵は…
[ 2024年10月5日 15:00 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/10/05/kiji/20241003s00001007233000c.html
ドジャースの去年の先発メンバー
https://baseball.sports.smt.docomo.ne.jp/mlb/result/games/2023/2320893/record.html
(二)ベッツ:(一) フリーマン:(捕) スミス:(三) マンシー:(指) マルティネス:(右)ヘイワード:(左) ペラルタ:(中) アウトマン:(遊)ロハス
去年の地区シリーズは波乱の連続でナ・リーグでは東西の横綱の第1シード・ブレーブスと第2シードのドジャースが地区シリーズで消えました。
ア・リーグでも第1シードのオリオールズが消えました。
結局両リーグで第1~第3シードでリーグ優勝決定戦まで勝ち上がったのは、ア・リーグ第2シードのアストロズだけでした。アストロズもリーグ優勝決定戦で敗退してWシリーズに出場したのは、両リーグともワイルドカードで出場したレンジャーズとダイヤモンドバックスでした。
色々理由は言われますが、短期決戦の怖さです。
何かが少しでも狂っていると、強いチームでも一気に負けます。
今年もその傾向が見られるのは、フィリーズVSメッツ戦です。フィリーズが番狂わせを起こす方なのですが、今年は食われる側になるかもしれません。
今年は、第1戦を見た限りでは去年ほど酷いことにならないようです。
去年はブレーブスとドジャースが、Wシリーズ優勝の候補1・2番手だったと思います。それが両方消えてしまって❓
「驚き、桃の木、山椒の木」
その例があるのでドジャースは、やや心配していました。
山本由伸が1回裏いきなり3失点で、いや~な記憶が蘇ったファンは多かったと思います。
去年は、大エースのカーショウがまさかの1回裏6失点KO!
しかし、これはカーショウの責任ではありません。
カーショウを診察した医師の責任です。
このシーズンの中ごろからカーショウは左肩を故障しているのを診察した医師が見落としていたのです。
故障を知らずに無理して投げ続けたカーショウはDバックス戦の時は、ストレートは140kmも出ないほど症状が悪化していました。
これが、「1回裏6失点KO!」の原因です。
しかし、これで勢い付いたDバックスは第1戦11-2で大勝しました。ドジャースは初戦の大敗のショックから立ち直れず3連敗で撃破されました。
Dバックスは、その余勢を駆ってWシリーズまで勝ち上がりました。
その原因は打撃陣の絶不調です。
特に1番ベッツ2番フリーマンが3連戦で1安打位しか打てなかったような記憶があります。
そして去年の先発メンバーを見るとレギュラーシーズンで大勝ちした割には、弱体です。
3番のスミス⇒6番
4番のマンシー⇒5番
今年の先発☆⇒去年の先発にいない選手
☆1番翔平君:2番ベッツ:3番フリーマン:☆4番Tヘルナンデス:5番マンシー:6番スミス:☆7番ラックス:☆8番エドマン:9番ロハス
何と、移籍組と若手の昇格組で4人入れ替わっています。
その効果があって今年は、山本が3回5失点KOされましたが打線が奮起して7点取って逆転勝ちしました。
特に翔平君の2回裏の一時同点3ランHRは値千金でしたね。
5回裏の3得点にも翔平君が絡んでいます。
去年のドジャース打線なら無理だと思います。
その意味で翔平君とTヘルナンデスの加入は大きな効果がありました。(2人で5打点)
上位打線が強力になった効果は、もう一つあります。
上位打線を信頼して下位打線が、奮起してチャンスを作って上位に回すようになりました。
これが今年の9月後半に完成したドジャース打線の「決め手」です。これでドジャース打線は、シームレス打線に変貌しました。特に下位打線が強力になりました。
今日も7・8・9番が12打数5安打です。
上位打線も満遍なくヒットが出ています。
ムーキーはヒットはないですが3四球で繋役を果たしています。実質3安打と同じです。
「今年のドジャースは強い」と私が、考えたのは以上の理由によります。しかし、これは9月後半になってからこうなりました。
8月までは、今年のドジャースは無理だろう・と思っていました。翔平君も不調でしたしね。
9月19日に翔平君の「ウルトラマン・スイッチ」が入って全てが変わったと思います。
これがドジャースが強くなった最大の理由だと思います。
それ以降の翔平君の得点圏打率は5割を超えていると思います。
下位打線が奮起してチャンスを作って翔平君に回そうとするのは、これが理由です。
こうしてドジャースナインは、全員が同じ方向を向いて同じ目標に向かって努力するようになりました。
これが私がWシリーズ優勝1番手にドジャースを推す根拠です。
しかし、今日はやや「冷っと」しました❓
翔平君が3ラン一発でそれを吹き飛ばしてくれました。
今日の勝利で流れはドジャースに来たと思います。
パドレスが勝ち上がるとすれば、3回山本由伸を5失点KOした後、畳みかけるべきでした。
出来なかったのでパドレスの流れは、逃げて行ったと思います。
※他では、ヤンキースとガーデイアンズも魔物を追い払いそうです。今年はシード上位組が活躍しそうです。
去年は両リーグとも第1シード~第3シードが6チームとも消えてしまいましたから、「地区シリーズには魔物が住む❓」と、つい思ってしまいました。
意外にレギュラーシーズンで大勝ちするとダメなのかもしれませんね❓
今年は、大勝のチームはありませんでした。
ドジャースなんか8月は「地区優勝も無理なんじゃ❓」と思えましたからね。ヤンキースも、しばらく地区2位に沈んでいる時期がありました。
地区優勝で楽をしたフィリーズがミラクル・メッツに苦戦しています。
(2)ドジャースVSパドレス第2戦
ドジャースは明日はエースのフラーティです。
『山本由伸が地区シリーズ開幕投手に 当初2戦目予定も13勝のフラーティとローテ順入れ替え』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410040000074.html
当初は、フラーティが第1戦先発予定でしたが、第5戦の投手起用に幅を持たせるために変更したとのことです。
パドレスは、ダルビッシュです。
パドレスの命運は、ダルビッシュにかかりました。
ダルビッシュで負けると2敗でホームに帰ります。
3勝勝ち上がりですから、後がなくなります。
1勝1敗なら五分に戻して、これからの勝負です。
第1戦を落としたのは、パドレスにとっては大きな黒星です。
ドジャースは明日勝てば圧倒的に有利になります。
ダルビッシュはドジャース打線を抑えられるかどうか❓
パドレスの先発を見ると、残っている投手で防御率がいいのは「マイケル・キング 防御率2.95 13勝9敗」です。
今日投げたシースが2番手、ダルビッシュが3番手です。
パドレスの先発順
ペレス:バスケス:ダルビッシュ:マスグローブ:シース:キング:ダルビッシュ:ペレス:マスグローブ
と、こんな感じです。
パドレスは本来のエース:マイケル・キングを3番手に回しました。
5戦目を考えるならマイケル・キングを第1戦に先発させると思います。敢えて第3戦に持って行ったパドレスの監督の意図は、何か❓
これは、ちょっと謎ですね❓
ドジャースにとっては、ほんの少しラッキーだと言えるでしょう。本来のローテと思われる「キング~シーズ~ダルビッシュ」の方が、ドジャースにとっては嫌だと思います。キングが第3戦先発なら、第5戦に先発するとすると中3日になります。
個人的には故障や疲労の理由がなければ第1戦は、キングを先発させるべきだったと思います。
キングは去年まではヤンキースで中継ぎですから経験のなさを考慮したのかもしれません。これほど先発で好投する投手を中継ぎにして、しかもトレードで出したヤンキースも不思議です。先発に転向して今年で1年目です。
意外に表面の数字だけでなく中身も見てみると、世間の評判とは違う一面も見えてきます。実績を考慮するならダルビッシュがパドレス投手陣の中では、一番です。
ダルビッシュを第1戦に先発させるのが、ベターだったように思います。それなら中5日で第5戦に先発させられます。最悪中4日で第4戦にも先発できます。
ちょっとパドレスの監督の先発起用には疑問が残ります。
その分、ドジャースには微妙なアドバンテージが生まれたのかもしれません。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b
大谷翔平、第1打席は左飛 山本由伸初回3失点 パドレスと地区シリーズ第1戦/速報中
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410060000063.html
☆追記 7-5ドジャース勝利
打ち合いに持ち込まれては打線の差でパドレスの勝機は薄かったと言えます。光るのはドジャースの下位打線です。9月後半と同じようにドジャースの下位打線が作り出したチャンスが得点を生み出してドジャースに勝利をもたらしました。9月後半の好調をドジャースは維持していると言えます。これがドジャースの決め手ですから、決め手が有効な分、ドジャースが優位だと思います。
パドレスが勝ちそうな流れで逆転負けを喫したパドレスは、苦しい流れになりました。
・・・・・・・・・・・・
山本由伸は立ち上がり乱調で3失点。0-3
どうなるかと思っていましたが、ドジャースは下位打線が奮起して2アウトながら一二塁のチャンスを作り翔平君に打席を回しました。
翔平君は期待に応えて3ランHRで試合は振出しに戻りました。低い弾道の弾丸ライナーで、いいHRです。
ドジャースは9月後半の下位打線がチャンスを作って翔平君に回す良い流れが継続しています。
少なくとも五分の流れです。
いや~な流れになりそうでしたが、翔平君のHRが流れを変えるかどうか❓
★その後・・・・
同点になりましたが山本由伸は3回表2失点で、パドレスが再び2点リード。
ドジャースは先発投手不足がもろに影響しています。
ドジャースが勝つとしたら打ち勝つしかないようです。
第1戦でパドレスが、勝利すればパドレスが優位に立って地区シリーズを戦うでしょう。
その意味で本来は、ドジャースは負けられない1戦です。
もっともドジャースは、エースのジャック・フラーティが第2戦の登板ですから、1戦目は軽く見ているのかもしれません。第5戦まで想定して今日の山本由伸の先発を決めたようです。
☆その後・・・
またもやドジャースの下位打線が1死一二塁のチャンスを作ります。翔平君がクリーンヒットで1死満塁。
(クリーンヒット⇒本当はバットをへし折られながら力でセンター前に持っていきました。バットが折れていなければ、センターオーバーだと思います。少し差し込まれてしまいましたね❓)
投手暴投でドジャース1点追加。
パドレスは、ムーキーに申告敬遠⇒1死満塁継続
(いくら何でも根性がなさすぎるでしょう❓ドジャースの勝利が見えましたね!⇒本当は1塁が開いていたからです)
フリーマン1塁ゴロで2アウト。
Tヘルナンデスが2点適時打で更に2点追加。
ドジャースが、6-5で逆転に成功!
今日の試合は、おもしろい!
後は、翔平君の決勝(ダメ押し)HRを待つだけの流れになりました❓
(2)ドジャース6-5ロイヤルズ
※試合はこのまま終わりヤンキースが、まず1勝しました。
・・・・・・
ロイヤルズも頑張っていますが7回を終わってヤンキースが1点リードです。
ロイヤルズは、コールから得点しましたから第2戦以降に期待は持てます。
今日のロイヤルズの先発は、裏ローテのマイケル・ワカです。それなりに試合になっていますからロイヤルズとしては、想定内だと思います。
ロイヤルズの主戦投手は、Wカードシリーズで先発した・・・
セス・ルーゴ⇒第2戦先発
防御率3.00 16勝9敗 先発登板33(34歳)
※去年から先発に転向、先発2年目
コール・ラガンズ(26歳4年目)⇒第1戦先発
防御率3.14 11勝9敗 先発登板32
この二人です。
今ローテの3人目ですから、仮に2戦落としても第3戦と第4戦は、セス・ルーゴとコール・ラガンズが先発しますから、それなりに試合になると思います。
ロイヤルズの想定は、上手く行ったら1勝1敗。
最悪2連敗でも3戦目以降に頑張ると言うことだろうと思います。
ヤンキースは上位打線が好調でタイムリーで4点取っていますから打線は好調です。
ロイヤルズの攻撃は9回表だけです。
ロイヤルズも点を取っていますから、この対戦は結構いい勝負になるかもしれません。
5戦目までもつれそうな気がします。
この勝者がガーデイアンズと対戦することになりそうです。
ガーデイアンズとタイガースの試合は波乱は起きないと思います。
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項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b