Youtubeのタイトル
『南東なのに誰も行かない”埼玉・長野県境”をめぐる旅すごい光景が・・・』
昨日、この動画について日記を書きました。
それにしても良く分からないのは、ユーチューバーは三国峠の道路は、埼玉県側からは通行止めなのに、どの道を迂回して長野県側から三国峠にたどり着いたのだろう❓
道がないんですね❓
道なき道を、行ったのか❓
しかし、タクシーで行ったのだから道がなければ行けません。
どうやって行ったんだ❓
人間は疑問を持ったら調べて見なければ、なりません。
暇なので、私は「一応」調べてみました。
まずは、風景を見てみます。
ネット時代は、本当に便利です。
大体、人間は似たようなことを考えます。
だから、誰かが行っているはずです。
検索すると簡単に出てきました。
記事タイトル
『夏の川上牧丘と、中津川林道の今』
2022/07/18 長野県川上村・川上牧丘林道~埼玉県秩父市・三国峠(中津川林道)
https://nanorekawa.sakura.ne.jp/tour_220718.html
この記事には、かなり詳しく書いてあります。
2016年の台風で一度、通行止めになった後、復旧工事が行われ、一旦は開通したようです。
その後、2019年台風でまた道路が破損し、余りに被害がひどいため、工事を請け負う業者がいないとのことです。
秩父市では、復旧工事の業者を公募しているのですが入札がなく、道路の破損は放置されたままで通行止めもそのままと言うことでした。
今のところ、廃道にする予定はないようです。
工事を請け負う「奇特な業者さん」が現れ次第、工事を行う予定のようです。残念ながら5年たった今もその業者さんは、現れていないようです。
(ウイキペデイアの記述は、2016年までしか書いていません。だから私が、追記しておきます。)
何故、放置されたままなのか❓
記事に写真が多数あります。
当然ながら長野県側からバイクで三国峠に行きます。
長野県側は、舗装されておりそこそこの道路です。
埼玉県側に入ると風景が、一変!
「そして、峠の切通しを超えて、いよいよ埼玉県側の中津川林道区間へと・・・。」
この写真を見ると、全てが納得できます。
この道路接続は、本来山道(獣道)だった山越えの部分を削り取って(=切通し)、無理やり車が通れるようにしたことが分かります。
元々は、長野県側と埼玉県側で双方から近くまで林道が伸びていたので峠の獣道を掘削して作った道路でした。特に必要があるから道路を作ったのではなく、何となく通れたら便利だろうな・的な安易な考えで道路を接続させたようです。
元は徒歩で峠越えをしていた所なんですね。
⇒交通量が、ほとんどない
やる気のなさは埼玉県側の中津川林道を見ると分かります。
いきなり林道と言うよりは、「獣道」と言った方が、いいような風景になってしまいました。
埼玉県側からは、林道の奥の奥の行き止まりだった訳です。おそらく埼玉県側には、人も住んでいなくて道路需要が全くない地域なのだろうと思います。
要は林道ですから林道として使用しなければ、道路を維持する必要はないわけです。
「三国峠」とかっこいい名前は付けてみたものの、単なる県境を隔てている山のてっぺんでしかなかったわけです。
双方の林道が近くに有ったので、わざわざ山を掘削して道路を作ってみたら全然、道路需要がなかったというわけです。埼玉県側の「中津川林道」の風景を見ると、それが良く分かります。
『全然、道路作る必要ないじゃん!』
と言うわけで2019年台風で道路がひどく損壊した後は、もう道路を再建するつもりは本当は、ないのだろうと思います。
こんな獣道は、放置しておけば自然になくなります。
「廃道にするつもりはない」と秩父市は言っていますが、放置して金のかかりすぎる道路が自然に帰って獣道すらなくなることを期待しているのであろうと思います。
(税金の無駄遣いも調べてみるべきだと思います)
『こうして調べてみると三国峠(長野県・埼玉県)など最初からなかったことが分かります。道路を作ったから、無理やり「三国峠」にして多少でも交通量を増やそうとしたのでしょうね❓』
・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上のことが分かりました。
だから周辺を探しても三国峠に行く迂回路が無いわけです。
その迂回路のない三国峠に、ユーチューバーは、どうやってたどり着いたのか❓
もう面倒になったのでルートは細かく書きませんが、埼玉県側から山梨県に大きく入り込み、更に大回りして長野県側に入ります。
長野県から埼玉県に行く主要道路を東に向かうと途中に川上村林道の入り口があり、そこから道を辿って(いんちき)三国峠に辿り着いたのでした。
『『『こんなとこ!誰も行くわけないだろ!!!』』』
☆追記
誰もいない!
熊もシカもいない!
イノシシもいない!
キツネや狸もいない!
鳩やスズメやカラスもいない!
動物にも人間にも見放された「日本一の!」(貧乏峠!)
こんなとこに三国峠なんて、名前を付けるんじゃない!!!
★そこで、新名称
【逆・三国峠】
期待感の外れ方は、間違いなく日本一!!!!!