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おふくろの味を看板に掲げ、今や全国にその名を轟かせる「ハノッチッ」。
キムチチムという料理を全国区にした元祖店です。
江原道(カンウォンド)の高冷地白菜や、韓国南西部・海南(ヘナム)地方の
白菜を使ったキムチを、最低でも6ヵ月、長ければ8ヵ月~1年ほど
熟成させ、ほどよく脂肪の入った豚の前足と蒸し煮にした逸品です。
熟成キムチ特有の酸味と豚のあふれる旨みがベストマッチ。
西大門(ソデムン)駅近くにある本店は、2020年に近くの建物へ移転しました。
また全国チェーン展開をするようになって、
各地で「ハノッチッ」のキムチチムが食べられます。
キムチと豚肉の煮込み(キムチチム) 9,500ウォン ※写真は2人前
豚の前足(アッタリ)と、6ヵ月~1年ほど熟成させたキムチを、
キムチと豚肉の煮込み(キムチチム) 9,500ウォン ※写真は2人前
豚の前足(アッタリ)と、6ヵ月~1年ほど熟成させたキムチを、
キムチの漬け汁と牛骨スープで蒸し煮にした自慢の一品。
ほどよく脂肪の入った豚の前足は、十分な柔らかさと長時間煮込んでも
煮くずれないとの理由でキムチチムに最適の部位とのこと。
また煮込み時間を夏と冬で微妙に調整するこだわりようです。
透き通りあめ色に輝くキムチはまずハサミで根元を切り、
透き通りあめ色に輝くキムチはまずハサミで根元を切り、
お好みで半分の長さに切ります。
キムチだけ食べると熟成キムチ特有の酸味を感じますが、
豚と一緒に食べると、あふれる旨みが酸味を和らげてくれます。
まだキムチ冷蔵庫がなかったオーナ―の幼少期、キムチを貯蔵していた
まだキムチ冷蔵庫がなかったオーナ―の幼少期、キムチを貯蔵していた
(キムチを漬ける大きなカメ)からよく漬かったキムチを取り出し、
煮込んでくれた母の味がこちらのキムチチムの原点。
はじめは試食用に提供していましたが、あまりの反響の大きさに
はじめは試食用に提供していましたが、あまりの反響の大きさに
正式メニューへ昇格。
今でこそキムチチムは広く知られていますが、オーナ―いわく
「韓国で初めてキムチチムというメニューを出したのはうち」とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d2/3e1c0476e7e209e8711e1e501d28a596.jpg)
オーナ―おすすめの、香ばしい韓国海苔(キム)で包む食べ方もぜひ。
キムチの酸味が苦手で海苔好きな日本人のために、
オーナ―が考えたとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/6e/2aaefc435218241a7cc46f4dcdc73df7.jpg)
おかず(パンチャン)は、キムチ、韓国海苔、チャプチェの3品が毎日共通、
1品だけ日替わりで登場します。
手間暇かけて作られる韓国家庭料理のチャプチェを
毎日食べられるのは嬉しい限り。
結局、今年はキムチを漬けなかったので、
キムチを入れたお料理も鍋も、あまり食べなかったです。
だけど、キムチは必ず食卓に有ります。
冬ソナを初めて見た頃は、キムチも珍しかったのに・・・
今はキムチ売り場のキムチの種類も多くなり・・・
鍋つゆも「キムチ鍋」も本当に多い。
子供たちは、普通に日本食だと思うかもしれないね。
先日、「キムチ鯖」缶を見つけて、食べてみたら・・・
意外なおいしさだった。
今度もっと買って置こうと思う。