きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

キムチチム

2022-03-03 11:30:32 | 韓国料理

おふくろの味を看板に掲げ、今や全国にその名を轟かせる「ハノッチッ」。
キムチチムという料理を全国区にした元祖店です。 
江原道(カンウォンド)の高冷地白菜や、韓国南西部・海南(ヘナム)地方の
白菜を使ったキムチを、最低でも6ヵ月、長ければ8ヵ月~1年ほど
熟成させ、ほどよく脂肪の入った豚の前足と蒸し煮にした逸品です。
熟成キムチ特有の酸味と豚のあふれる旨みがベストマッチ。
西大門(ソデムン)駅近くにある本店は、2020年に近くの建物へ移転しました。
また全国チェーン展開をするようになって、
各地で「ハノッチッ」のキムチチムが食べられます。

キムチと豚肉の煮込み(キムチチム) 9,500ウォン ※写真は2人前
豚の前足(アッタリ)と、6ヵ月~1年ほど熟成させたキムチを、
キムチの漬け汁と牛骨スープで蒸し煮にした自慢の一品。
ほどよく脂肪の入った豚の前足は、十分な柔らかさと長時間煮込んでも
煮くずれないとの理由でキムチチムに最適の部位とのこと。
また煮込み時間を夏と冬で微妙に調整するこだわりようです。

透き通りあめ色に輝くキムチはまずハサミで根元を切り、
お好みで半分の長さに切ります。
キムチだけ食べると熟成キムチ特有の酸味を感じますが、
豚と一緒に食べると、あふれる旨みが酸味を和らげてくれます。

まだキムチ冷蔵庫がなかったオーナ―の幼少期、キムチを貯蔵していた
(キムチを漬ける大きなカメ)からよく漬かったキムチを取り出し、
煮込んでくれた母の味がこちらのキムチチムの原点。

はじめは試食用に提供していましたが、あまりの反響の大きさに
正式メニューへ昇格。
今でこそキムチチムは広く知られていますが、オーナ―いわく
「韓国で初めてキムチチムというメニューを出したのはうち」とのこと。



オーナ―おすすめの、香ばしい韓国海苔(キム)で包む食べ方もぜひ。
キムチの酸味が苦手で海苔好きな日本人のために、
オーナ―が考えたとのこと。


おかず(パンチャン)は、キムチ、韓国海苔、チャプチェの3品が毎日共通、
1品だけ日替わりで登場します。
手間暇かけて作られる韓国家庭料理のチャプチェを
毎日食べられるのは嬉しい限り。

結局、今年はキムチを漬けなかったので、
キムチを入れたお料理も鍋も、あまり食べなかったです。
だけど、キムチは必ず食卓に有ります。
冬ソナを初めて見た頃は、キムチも珍しかったのに・・・
今はキムチ売り場のキムチの種類も多くなり・・・
鍋つゆも「キムチ鍋」も本当に多い。
子供たちは、普通に日本食だと思うかもしれないね。

先日、「キムチ鯖」缶を見つけて、食べてみたら・・・
意外なおいしさだった。
今度もっと買って置こうと思う。