きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

タクシー

2022-03-04 12:56:27 | 韓国のこと

韓国でタクシーに乗ると、驚くことが多い。
日本との比較で言うと、まず、料金がとても安い。
それで、つい乗ってしまう。ただし、空港から乗るときは要注意。
今でも、外国人観光客を相手に割高な料金を取る運転手がいるからだ。

韓国のタクシーは、街中で相乗りが普通にある。
目的地が近いと、たとえ先客がいても、運転手は平気で他の客を乗せる。
それがわかっているから、客のほうもタクシーがつかまりにくい
夜の時間帯になると、通行するタクシーに向かって路上で目的地を
叫んでいる。運転手のほうも、そんな相乗り客の声を聞きのがすまいと
歩道側に注意しながら走っている。
日本ではまったく見られない光景である。
たとえ相乗りでも、料金は自分の分をしっかり取られる。
運転手としては効率がいいに違いない。
次に、乗客が乗る座席である。日本なら、1人の乗客の場合に
かならず後部座席に座るが、韓国では助手席に座る人も多い。
後部座席が空いていて、前に運転手と乗客が並んで座っている。
見慣れない様子なので違和感がある。
2人が友人同士のように仲良く見えるのは微笑ましいのだが……。

他にも、「後部ドアが自動ドアでないこと」
「路上でタクシーを呼びたいときは、日本のように手を上げるのではなく、
手を水平から下に差し出すこと」などが日本と違う。
さらに、運転手が出すスピードも、日本よりずっと速くなる。
地方の田舎道を飛ばすタクシーには肝を冷やすが……。

ソウル中心部で酒を飲んでホテルに戻るときの話だ。
相乗りのタクシーに乗った。先客は若い男性で助手席にいたので、
私は後部座席に座った。
先に目的地に着いたのは先客だった。
「手持ちがないので家から取ってくる」
先客はそう言って、目の前のマンションに入っていった。
すぐに戻ってくると思ったが、5分以上も待たされた。
「ちょっと様子を見てくるから、そこで待っていてください」
運転手はそう言って、マンションの中に入った。
困ったことに、この運転手も戻ってこなくなった。
こちらも酔っていたから気持ちはのんびりしていたが、
早くホテルで寝たかったのも事実だった。

そう思って待っていると、運転手が駆け足で戻ってきた。
「あの野郎、逃げやがった。お客さん、悪いけど、降りてくれないか。
他のタクシーを探してくれ」
そう言われて、そこまでの料金もしっかり取られた。
そのうえで、運転手は「絶対に逃がさない」と叫びながら、
鬼のような形相で再びマンションの中に入っていった。
こちらは途方に暮れた。
「日本でなら、待たせた乗客に降りてくれ、とは言わないよなあ」
そう思った。少し腹も立ったが、同時に、運転手に感心する部分もあった。
「絶対に逃がさない」
そう叫んだ運転手の恐ろしい形相を何度も思い出した。
あの執念は、淡白な感情では韓国で生きづらいことを如実に示していた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

タクシーではいろいろ想い出がある。
ぼったくれた事もある。
それでも韓国のタクシー代が安いので、「まあ~しかたない」
と思ってしまいます。
文句を言う韓国語を話せない事もあるけど・・・ね。
東大門から、江南のヨンジュンのレストラン「ゴリラ」に行った時、
人数が多かったので、2台のタクシーで行ったのですが、
私が乗った2台目のタクシーはどこを通って来たのか・・・
たどり着くのも遅かったけど・・・1000円以上も料金が違っていた。
夜、タクシーでホテルに帰っていたけど、
同じホテルなのに、1日目と2日目の料金がずいぶんちがう。
2日目は明らかに遠回りしているのがわかっていた・・・

東大門には、「日本語」と書いた怪しげなタクシーがいた。
事前に注意されていたので、乗らなかったけど・・・
あのタクシーは非常に怪しい。

もちろん、親切なタクシー運転手もいる。
済州島でチャーターしたタクシーの運転手さんは、
とても親切で、楽しい旅になりました。

今、ソウルのタクシー事情はどうなっているんでしょう?
いい運転手さんが増えていたらいいね。

ところで、韓国のコロナ感染者が1日で26万人だそうです。