その日の前に

重松清　著

テレビドラマにもなりました

突然　余命宣告をされる妻
幼い子供たち

その日の前に

その日

その日のあとで

３部作になっています

その日のあとで　　がよかったです

妻が亡くなっても　残された者は　生きていかなければならない

亡くなった妻に　届く　ダイレクトメール

幼い子供たちが嫌がる
主人公が発信先に　「もう郵送してくれるな」と連絡するが
手続きが面倒だ・・・

よくわかります　家の場合はおばあちゃんに　手紙がきても平気です
止めないと　この先５年も１０年も来るのだろうか？

私のメールも通販会社等から　毎日のようにメールがきています
私でさえ　配信を中止する方法を知らないのに

死んでもメールが届く、永遠に届く

いつのまにか　ホラーになっています

その日の前には　私の好きな　短篇小説集です

お話はどれも若くして亡くなるとか
母一人、子一人で母が亡くなるとか

切ない話ばかりです

突然余命宣告をされる方も辛いけど

悲しみを乗り越えて　生きるのも辛い・・・

寿命ってなんだろう？
９１歳で亡くなると　天寿を全うしたことになる

若くして亡くなる人は　まだ寿命が残っているの？

そんな事はないような気がする

若くても寿命？　与わった生