麦の“おかげさまで”

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芸術の秋。。バーデン市立劇場オペラ『椿姫』

2007-10-05 | 音楽鑑賞

心のちぎられる辛い思いをするのは
叶えられない恋ゆえ。
アルフレードとヴィオレッタの哀しい恋の物語に
劇場は涙に濡れる。



 

アレクサンドル・デュマ・フィス原作「椿姫」をヴェルディが
オペラ化した作品。世界のオペラ劇場の中でも最も上演回数が
多い作品の一つであり、日本人が最も好きな演目『椿姫』
(以上 「椿姫」のHPよりお借りしました。)

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バーデン市立劇場オペラ『椿姫』
  松戸 川並記念堂 にて を観劇しました。
 
昨夕、また「椿姫」を観る機会に恵まれました。
何回観てもホーッとため息がでる独特の世界
すっかり物語りに陶酔してしまいました。

今回のステージは前2回と違い
1幕、2幕に亘り明るいイメージに設定されており
(大道具や衣装も本公演で新調のものとか)
字幕もやや現代語っぽく約されていて
とても解かりやすく感じられました。
 
それとヒロインのビィオレッタ役は娼婦という役柄からか
前の時は結構ナイスバディーの女優さんだったんですー。
声量が豊かで素晴らしいアリアの数々に聞き惚れて
が、悲しい恋物語のヒロインですからね、やはり見た目が。。。


その点、今回のユーリア・コッチーはスマートでしたよ~
病床で命つきる最後のシーンでは
真の愛に気づいた恋人アルフレッド(マイケル・シュバイレス)の
腕のなかで歌うアリアも痛々しく
涙を誘われるものでした。
ただ、やはり線の細いソプラノに感じられたのも事実ですが・・・
声楽にはまるで素人なのにゴメンナサイ


素敵な夜・・・ありがとう!!