麦の“おかげさまで”

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 日々の何気ないことを綴っています。

 

友の歌声

2010-07-10 | 音楽鑑賞

今日は梅雨の晴れ間
日中は真夏のような陽射しが容赦なく照り付けましたが
風がさわやかに感じられる一日でした。

そんな中、音楽仲間のsetukoさんをお誘いして出かけたのは
↓こちらのコンサート。。。

小金原女性コーラスさん、40周年記念なんですね~
おめでとうございます。
歴史を積み重ねられたハーモニー、如何でしょう。。。 

実はこのコンサートとても楽しみにしてたんです。
というのは、かつて故郷の高校生の時
音楽部で一緒に歌っていたkeiちゃんが出演されるからなの。。

耳をすませばステージから
時おり彼女の優しい歌声がかいま聴こえ、、おぉ~懐かしい歌声♪
思えば当時の私たちは「箸もころがってもおかしい」お年頃
毎日の放課後の部活練習は真剣なまでも
笑い声がにぎやかに響く楽しい時間だったナ

それから なんとなんと半世紀も経ち
所はちがうけれど
今こうしてお互い歌い続けてこられたことに幸せを感じています。


指揮の佐々木冬彦先生はハープ奏者が本業との由です。
何年か前にうちの近くの教会での音楽礼拝で
ハープの演奏会を聴いたことがありました。
その時求めたCDを今も時々聴いてるんだけど
癒しのハープの音色は優しく夢の世界にいざなってくれるのが常なの

さて、今回のコンサート
爽やかで大人のハーモニーというか
しっとりと落ち着いた歌声を楽しませて頂きました


小 金 原 女 性 コ ー ラ ス
40周年記念コンサート
森のホール21・小ホール

指揮:佐々木冬彦
ピアノ:前川陽子

* Ave Maria 3曲(作曲グノー、フォーレ、カッチーニ)
女性合唱特有の優しい調べでした。

* 女性合唱組曲「紅茶の時間」より  から4曲 作曲:杉本達之
                            作詞:東 君平

* そのひとがうたうとき  作曲:松下 耕
                 作詞:谷川俊太郎
私達の6月のコンサートでは
作曲:木下牧子の曲を歌いましたが
同じ詩でも当然ながら曲は全く別物ね。
こちらの曲はメリハリが利いて楽しそうな雰囲気の曲
新鮮な思いで聴かせて頂いて。。

~~~  休憩  ~~~

* 組曲 「海の紙」  作曲:佐々木冬彦
1 「海の紙」    詩:水上 紅
  2 「海の夢」   詩:佐々木冬彦
 3 「海の二階」  詩:水上 紅
   終曲 「海へ」   詩:佐々木冬彦

今回のコンサートのタイトルにもなっている「海の紙」
佐々木先生が団員さんへ
感謝の思いを込めて創られたオリジナル曲の由。。。

ひとりの人が挫折感を抱いて陸を離れ海を渡るとき
そのとてつもない海を眺めながら
様々の思いを波間に描き
やがては感謝の気持ちを取り戻していく
(こんなストーリーで良かったかしら・・)

決して荒々しい海ではなく
広々として優しく寄せては返す漣が
人の心を解きほぐし勇気をあたえてくれる。。
そんな包容力のあるしっとりしたハーモニーが
胸に迫ってくるような歌声でした。

* 武満 徹 ソング集より   作詞:武満 徹 
小さな空     作詞:武満 徹 
 恋のかくれんぼ     作詞:谷川俊太郎
島へ         作詞:井沢 満

 武満 徹といえば真っ先に思い浮かぶのが「小さな空」
合唱される方はどなたもきっと一度は歌った曲じゃないかな。。
そんなお馴染みの曲を
女性合唱で聴くのは久々で
なんだか懐かしくウルウルしてしまいました。

↓は今回とは関係ないですが
YouTubeでみつけたので。。。

 小さな空(武満徹)

                                                                         (YouTubeよりお借りしました)

 アンコールは会場のみんなで大合唱
* 今日の日はさようなら

楽しいひと時をありがとう~~~