麦の“おかげさまで”

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古楽器の調べ♪

2013-06-01 | 音楽鑑賞


                                         かまがや木楽の家


いよいよ6月です。 梅雨の時季となりましたね。

先月 5/29には早々と梅雨入りした関東地方ですが
今のところ、まずまずのお天気の今日この頃です。

今日も過ごしやすい一日。。
楽しみにしていた演奏会に行ってきました。

 

イタリアバロックの歌

~17世紀イタリアに生まれた新しい音楽~

ソプラノ 嶋崎 裕美
チェンバロ 松岡 友子
リュート つのだ たかし

会場は 「かまがや木楽の家」
木の香りのする素敵なお宅です。

吹き抜けの純木造ホール。。
気温や湿度に敏感なチェンバロ
友子さんが演奏直前まで調律してました。

 

素敵なソプラノに寄り添う様に
チェンバロとリュートの繊細な音色が流れます♪

やがて外は薄日が雲に隠れると大きな障子が開け放たれると
初夏のこんもり茂る青葉が優しく迫ってきます。
50人ほどのお客さんから 「うわ~」 と声か・・・
こちらは前も横も住宅地
が後方は市の広い公園の林が気持ちの良い景観なんです。
それがなんとも心地よくて~~^^

実はこちらがご自宅のチェンバロ奏者の友子さんの演奏会は今日が2回目。。
前回の様子は こちら でね。


バロック音楽を聴く機会は中々ありません。
チェンバロの演奏も然り・・・

スペインやイタリアなど欧州でご活躍中の友子さんの演奏会
前回から半年ぶりの音色、繊細で荘厳で
ソロ演奏時は耳をダンボにして~~~\(^^)/


リュート。。。実は私 初めて聴く楽器かもしれない。
琵琶のようなギターのような・・・
棹が背丈くらい長いのやら、ウクレレのような形のものも。。

これらリュートの音色がこれまた素敵なの~
琵琶でもない、ギターでもない
哀愁のメロディーなどはもうぞくぞくっ♪
こちらのソロももちろん耳はダンボにしてね(笑)

このリュート、欧州の方で一時廃れた時代もあったらしいけど
また復活して良かった~!! 


(リュートの画像はHPより)

友子さんが弾いて下さったご自身のチェンバロです。
絃が2本ずつズラーッと張られて。。。
これがあの繊細で微妙な音の源なのですね~♬


バロック音楽、、音楽的なことはよくわからないのですが
激しい怒りの時も心が破れる悲しいときも
イタリアらしい燃えるものが感じられました。

こうして古えのメロディーに包まれる素晴らしい機会に
ほんのひと時でも触れられること
本当に嬉しくおかげさまで感謝です~