11月10日(日)
令和の時代になって半年余り
爽やかな秋の陽ざしがそそぐ 今日
天皇の即位を祝すパレードが行われました。
この 天皇 皇后両陛下の晴れやかながら穏やかな笑顔が
曇ることのないように
「明るく平和な世の中でありますように」と
切に 希望したいと思います!!
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即位を祝うパレードで、沿道の人々に笑顔で手を振られる天皇、皇后陛下
(日刊スポーツ)
天皇陛下の即位を披露するパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」が10日、快晴のもと、皇居から赤坂御所までの約4・6キロ、約30分間行われた。天皇、皇后両陛下は、オープンカーから沿道の観衆に手を振り続けた。
皇后雅子さまは時折感極まり、ハンカチで涙をぬぐわれる場面も。前日9日の国民祭典でも涙ぐまれた雅子さま。令和皇室と国民の「心の交流」がはっきり浮かび上がった。パレードには11万9000人(内閣府発表)が詰めかけた。
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「天皇、皇后両陛下ばんざーい」。午後3時1分に始まったパレード。沿道から絶えず声援が飛ぶ中、両陛下は終始穏やかな笑顔で、手を振り続けた。
えんび服に勲章を着けた天皇陛下と、白のロングドレスの皇后雅子さま。オープンカー後部座席の右側に天皇陛下、皇后さまが左側に座られた。皇居・宮殿を出発した車は時速約10キロの緩やかなスピードで進行。二重橋前を右折し一般道に出て、祝田橋交差点、憲政記念館前、国会図書館前と進むうち、ひときわ大きな声援があちこちで飛んだ。
「雅子さま〜」
一般道の片側車線で待ち受ける観衆から近い距離で起きた声援は、ダイレクトに届いたはずだ。雅子さまは出発直後、涙をこらえるような、感極まった表情になり、目をうるませた。観衆が一瞬とぎれた場所では、ハンカチで涙をぬぐわれる場面も。それでもパレード後半の青山通りでは、晴れやかな表情が戻った。主に右側の沿道に手を振られる天皇陛下と同じ方向も向きながら、こまやかな配慮を忘れなかった。
両陛下のパレードは93年6月のご成婚以来、26年ぶり。当時は緊張した表情の陛下の隣で、雅子さまは柔らかな笑顔を振りまいた。あれから26年。決して順風満帆な年月ではなかった。
長女愛子さまを出産後の03年、長期療養に入り、今も療養生活の過程にある雅子さま。体調不良を理由に公の場に出られない時期も続いたが、皇后になられた今年5月以降、精力的な活動が続いている。
陛下が10月22日の「即位正殿の礼」で述べられた「国民に寄り添いながら」歩む令和皇室を、陛下とともに担う雅子さま。行く先々で、国民の温かい声援が送られる。外交官出身で、通訳なしに外国要人とコミュニケーションする雅子さまの姿に、国民はあこがれのまなざしを注いでいる。
雅子さまは9日の「国民祭典」でも、涙ぐまれた。国民に寄り添う両陛下と、新しい時代の皇室を祝福する国民。心の通じ合いを、雅子さまの涙はあらためて感じさせるものだった。
パレードは当初「即位正殿の儀」に続けて行われる予定だったが、台風19号の被害を考慮、延期された。約11万9000人が見守ったパレードを終えた雅子さまは、陛下とともに笑顔で赤坂御所に入られた。