神戸大学メディア研ウェブログ

ニュースネット委員会のニュースサイトはhttps://kobe-u-newsnet.comに移転しました。

神戸大のスポーツ情報をツイッターで! 『神スポ・オンライン』が始動

2021-04-06 22:03:32 | ニュース
 神戸大の学生スポーツの動きを伝える、新しいツイッターのアカウントが開設された。『神戸大学スポーツ ONLINE』( @shindai_sports 、略称『神(しん)スポ』)で、神戸大応援団とニュースネット委員会が共同で運営する。

 『神(しん)スポ』は、学内のスポーツ系課外活動団体の試合や大会の予定、試合結果、新歓情報などを伝えていく。
 ニュースネットの取材力と、応援団の応援パワーで神戸大の学生スポーツを盛り上げるのが目的だ。
将来は、速報を充実させたり、スポーツ新聞仕立ての特集画像などを掲載していくことも目標にしている。

 神戸大応援団の古田徳幸団長は、「応援活動を通して、いろいろな人の『本気』を知った。もっと多くの人に知って欲しい」と話している。
 神戸大ニュースネット委員会の塚本光編集長は、「同じ大学の仲間が頑張っているスポーツがあるのに、それを知らない人が多い。みんなが知って応援するようになってほしい」とコメントしている。

(画像下:『神スポ』のスクリーンショット)




「やっと入学できた感じ」「去年やりたかった」「入学式というより『始業式』」 2年生のコメント

2021-04-06 19:40:54 | ニュース
 4月6日午後、1年越し、1年遅れの「入学式」を迎えた2年生からは、「やっと入学できた感じ」、「うれしい」という声がある一方で、「ないよりはあったほうがいい」、「少なくとも良い感情が湧いてくるわけではない」と微妙な反応。うれしさも中ぐらい、といった会場だった。

海事科学部2年生・男子(北海道出身)
「入学式というより『始業式』という感じがしますね。去年全然大学に行けていなかったので少し実感が湧きます。(この1年は)自分から勉強している感じがなくて、与えたれて勉強している感じがしています」

海事科学部2年生・男子(北海道出身))の母
「入学式があって良かったなあと思います。一生に1度の入学式なので(息子が入学したという)実感が湧きますね」

文学部2年生・女子
「あっという間だったなあって感じがします。これから対面が増えて友だちたくさん作りたいと思います」

経済学部2年生・男子(大阪府出身)
「去年やりたかったというのが正直な感想だけれど、多くの人にとって入学式などの節目の行事は人生で1度しか経験することができない貴重なものなので、2年生に対して改めて入学式を行なってくれたことはとてもありがたいことだと思います」

理学部2年生・男子(奈良県出身)
「そんなに特に思いはないですが、あんまり人と会う機会もなかったし、いい機会かなと思い(式に)来ました。去年、対面は一つしかなかったので、今年はもっと行けたらいいですね」

医学部保健学科2年生・男子(大阪府出身)
「(式は)ないよりはあったほうがいいので、うれしいです。対面はなくて、テストだけ対面というのが少しで、あまり(友人の)顔と名前も一致していないです。今年は週3くらいであるので楽しみです」

経営学部2年生・男子(広島県出身)
「こんなご時世でこういう式が持たれたことに感謝すべきなのかも知れないけれど、正直、いま入学式があったからといって何も思わない。少なくとも良い感情が湧いてくるわけではないです」

工学部2年生・男子(大阪府出身)
「一年越しでも、やっと入学できたって感じがしてうれしいです」





新入生の声 「去年入学した友人と同じ日に入学式なのでちょっと複雑」

2021-04-06 19:38:15 | ニュース
 新型コロナの感染拡大で2年ぶりの入学式が行われたワールド記念ホール前は、朝から真新しい紺色のスーツ姿の新入生であふれた。共通テスト1期生となった彼らの声を聞いた。



経営学部・男子(兵庫県出身)
両親ときょうだいといっしょに、早々と会場前に着いた。1年浪人して合格切符を手にしたという。「去年入学した友人と同じ日に入学式なのでちょっと複雑な気持ち。でも式ができてよかった」と笑顔を見せた。

法学部・女子(神奈川県出身)
「コロナ禍の中でも入学式に無事に参加することができて嬉しい。4年間の大学生活に船出するのが楽しみ」

海洋政策科学部・男子(大阪府出身)
「(文系・理系などの)境界がないというのが気に入っていて、僕のポリシーでもあるので、そこを胸に。元々、海についてわからないことがいっぱいあるの。姉が農林業をしていて、そういった関連も考えていければと思います」

医学部保健学科・男子(兵庫県出身)
「意外と人数が多いなと思いました。(保健学科は)留年する人も多いと聞くので、勉強頑張ろうと思います」

医学部保健学科・女子(愛媛県出身)
「緊張はしてるんですけど、これから楽しみです」

法学部・女子(島根県出身)
「同じ学部の子に初めてあえて嬉しいです。これから4年間、仲間と共に切磋琢磨して頑張っていきたいです」

工学部・男子(大阪府出身)
「無事、入学できてよかったです。これから頑張ろうと思います。通うようになると朝もっと早く起きないといけないので大変だなと感じます」

法学部・女子(愛知県出身)
「やっと始まったなあという感じです。新しいところに来て、この先、大学(生活は)どうなるんだろうという不安があります」

男子(広島県出身)
「きのう、親が(実家に)帰っていって寂しさと不安に包まれました。けど、高校の友だちと話してこれから頑張って行こうと思います。大学では専門性を高めて将来につなげたいと思います」

法学部・男子 (北海道)
「(浪人していたので)決まって良かったなあという安心感があります。北海道出身なんで 、暑さや梅雨の時期が心配です。勉強と部活・サークルの両立を頑張ります」




1年越しの入学式 にぎやかな雰囲気も感情は様々

2021-04-06 19:14:16 | ニュース
 2部制となった2021年度入学式。4月6日午後からは一年越しの2020年度入学生の式典が中央区のワールド記念ホールで行われた。就任したばかりの藤澤正人学長は「1年遅れで入学式を挙行することができ、大変嬉しく思っています」と、改めて歓迎のメッセージを送った。学務課によると、午前・午後ともそれぞれ約2600人が参加した。<塚本光>


(写真:検温を行うサーモカメラと手指に消毒液をなじませる学生こすり)

 新2年生は、1年越しの待ちに待った入学式を迎えた。午前と同様、感染防止のため、式典は学生のみの参加に制限された。
 大学の発表によると、学部2604人、大学院博士前期課程1185人、同後期課程313人、法科大学院と経営学専門職学位課程146人、編入・転入学生132人の、計4380人が昨年入学している。

 午前の部に比べて、2年生の出席は少ないのではないかとみられていたが、開始30分前の13時には、ホールを囲むように長蛇の列ができた。対面授業や課外活動などでできた友人と来場した学生が多いためか、午前の部の1年生に比べて会場ははにぎやかな雰囲気だった。
 午前のように、1席おきに資料が置かれることはなく、間隔をあけるようにとアナウンスがあったのみだったので、ソーシャルディスタンスの取られていない座席も見受けられた。


(写真:式の開始を待つ学生)

 1年越しの入学式に対し、参加した学生の反応は様々。
 「一年越しでも、やっと入学できたって感じがして嬉しいです」と喜びの表情をみせたのは、大阪府出身の工学部の男子学生。
 北海道出身で、海事科学部の男子学生は、 「入学式というより始業式という感じがしますね。去年全然大学に行けていなかったので少し実感が湧きます」と、喜びと不思議な感覚が入り混じったコメントをした。
 経営学部生で、広島県出身の男子学生は、「こんなご時世でこういう式が持たれたことに感謝すべきなのかも知れないけれど、正直、いま入学式があったからと言って何も思わない、少なくとも良い感情が湧いてくるわけではないです」と辛口のコメントだった。

 就任したばかりの藤澤正人学長は式辞で、「この度、令和2年度入学生の皆さんに対して、1年遅れで、また、このような学生の方々のみでの形ではありますが、本日入学式を挙行することができ、大変嬉しく思っています」と、改めて歓迎のメッセージを送った。
 

(写真:式辞を読む学長)

 会場では、「1年間の学生生活を振り返って」というテーマで、2020年度入学生と六甲台学生評議会(ベルカン)との座談会が行われた。
 大学に入ったときにやりたいと思っていたこと、入って衝撃を受けたこと、今後したいこと、などについて新2年生4人とベルカン所属の3年生3人がトーク。
 登壇した工学部2年の女子学生は、フェアトレードの活動をしている同期生の存在や、同期生なのにすでに研究室の活動に参加している人の存在に衝撃を受けたと話した。
 医学部医学科2年の男子学生は、「医師になるための学習はもちろん、生涯続けられることを見つけていきたい」と話した。
 司会は「合格した時を振り返ってほしいと思い、座談会を企画しました。今後も少しでもみなさんの支えになれたらなと思います。」と、締めくくった。


(写真:ベルカンと新2年生による座談会)

 ステージでは、応援団とレイバンズチアリーダーによる演舞が行われた。応援団では、本来参列者の2年生部員も出演し、会場は手拍子に包まれながらフィナーレを迎えた。


(写真: エールを送る応援団とレイバンズチア(真ん中の応援団部員も2年生))



4344人の神大生を迎え 2年ぶりの入学式

2021-04-06 13:41:57 | ニュース
 2021年度の入学式が、4月6日午前、中央区のワールド記念ホールで行われた。学部2601人、大学院博士前期課程1189人、同後期課程309人、法科大学院と経営学専門職学位課程133人、編入・転入学生112人。計4344人が新たな大学生活のスタートを切った。午後は、昨年、新型コロナ感染拡大で中止になった、新2年生の入学式が1年遅れで行われる。学務課によると、午前・午後ともそれぞれ約2600人が参加した。<塚本光>


(写真:就任したばかりの藤澤正人学長が式辞を述べた 2021年4月6日午前10時すぎ。中央区港島中町のワールド記念ホールで)

 薄ぐもりの暖かな朝、新入生は、希望に満ちた表情で入学式を迎えた。感染防止のため、式典は学生のみが参加した。

 9時には、ホール前に数百メートルの列ができた。
友人と楽しそうに歓談しながら、会場に入る学生、緊張しながら1人で入る学生とさまざま。
場内のパイプ椅子には、1席おきに資料が置かれ、ソーシャルディスタンスが図られた。

 就任したばかりの藤澤正人学長は式辞で、「昨年度は、教える側も学ぶ側もさまざまな制限を受け、新たなチャレンジに向き合わされた1年でした。神戸大学も、オンライン教育の価値と、対面でのコミュニティ形成の教育における意義をしっかり考えながら、大学教育におけるデジタル改革に取り組んでいく」と述べ、コロナ禍での教育のあり方を述べた。
新入生には、「社会や環境の様々な変化を柔軟に、かつ鋭く見極める洞察力と、臨機応変に対応できる適応力を養ってください」とメッセージを送り激励した。
「新型コロナウイルスが、ワクチン接種により徐々に収束し、通常の日常生活が早く戻ってくることを、私も皆さん同様、切に願っている」としたうえで、「刻々と変化していくこれからのデジタル社会を多様な形で支え、新しい価値創造を先導して、社会に貢献し、日本のみならず、世界の未来を切り拓く、人間性豊かなグローバル人材になっていただきたい」と結んだ。


(写真:記念講演で新入生に語りかける作家の玉岡かおるさん)

 記念講演では、作家の玉岡かおるさんが登壇。「船出せよ神戸は海で始まる物語」という演題で新入生を激励した。
玉岡さんは、「海の向こうには、未知の大陸があると言うことを見据えて、どの海を選びますか、どの陸を選びますか、そこには誰がいますか、どんな仲間を選びますか、と言うことを考えながら過ごしてもらえれば、素晴らしい大学生活を送っていただけるんじゃないかなと思います。素晴らしい大学生活をこの神戸で送ってくださいね」と新入生に語りかけた。

(写真下:応援団とレイバンズチアリーダーによる演舞でフィナーレを迎えた午前の部。)


 ステージでは、応援団とレイバンズチアリーダーによる演舞が行われ、会場は新入生の手拍子に包まれフィナーレを迎えた。

(写真下:ソーシャルディスタンスをとって着席した新入生)