陸上部の荒堀が20km競歩の日本選手権に出場 神戸市で開催

　２月２０日に「第１０５回日本陸上競技選手権大会・２０ｋｍ競歩」が神戸市東灘区の六甲アイランド甲南大学西側公認コースで開催され、神戸大陸上部の荒堀功三（国人・３）が男子２０ｋｍ競歩に出場する。＜本多真幸＞

　今大会は２０２２年に開催されるオレゴン世界陸上選手権と杭州アジア競技大会の日本代表選考会を兼ねている。沿道での応援は自粛が要請されており、レースの模様はYouTubeでライブ配信される。


（写真；選手権の告知ビラ。日本陸上競技連盟公式サイトより。）

　荒堀選手は、「このような状況の中、出場できることに感謝して歩きます。日本選手権という自身の経験の中で1番の大舞台で、今の力を全て出し切れるよう頑張ります。」と意気込みを語った。

《第105回日本陸上競技選手権大会・２０ｋｍ競歩　兼　オレゴン２０２２世界陸上選手権大会日本代表選手選考競技会　兼　杭州２０２２アジア競技大会日本代表選手選考競技会》
●日時＝２０２２年２月２０日（日）
▽日本選手権男子２０ｋｍ競歩　　８時５０分～
▽日本選手権女子２０ｋｍ競歩　１０時４０分～
●場所＝六甲アイランド甲南大学西側公認コース（東灘区）

●ネット配信先＝https://www.youtube.com/watch?v=xpKmlPsqOXA
●主催＝日本陸上競技連盟
●後援＝神戸市、神戸市教育委員会、公益財団法人神戸市スポーツ協会、神戸新聞社

了

目指すは国公立大トップ3 男女混合駅伝へ意気込み

　神戸大陸上部は、２月２０日に行われる「第２回全国招待大学対抗男女混合駅伝」に出場する。大阪市東住吉区の長居公園に設置された特設コースで男女６人ずつの２１チームがたすきをつなぐ。神戸大のエントリーメンバー８人に意気込みを聞いた。＜本多真幸＞

　特設コースは全長２０ｋｍで、３ｋｍ,２ｋｍ,５ｋｍ,３ｋｍ,２ｋｍ,５ｋｍの6区間に分かれている。会場での応援は自粛が要請されており、無観客開催となるが、レースの模様は地上波（関西テレビ）で当日１２時から生中継される。

　神戸大陸上部からは、８人の選手（控え選手２人を含む）がエントリー。メンバーについて、男子は部内のタイムトライアルで決め、人数の少ない女子は中長距離専門の部員全員で出場するという。チームの目標として、出場する国公立大学のトップ３を目指す。

　国公立大の中でも、特に意識しているのが、現地で同時開催される「国公立大東西四大学対抗戦」に出場する東大、一橋大、京大、阪大の４大学だ。これらの大学は勉強プラス陸上という、神戸大学と同じような環境でやっている中でも力のある大学であり、そこに勝つのは意味があることだと考えているという。

以下は各選手の意気込み。


（写真：エントリーメンバーの８人。左上から、若江さん（合成）、佐々木さん、篠原さん、谷垣さん、仲野さん、山口さん、坪倉さん、前田さん。神戸大陸上部提供。）

　３区を走る佐々木太一（農・２）主将：個人の大会で全国大会に出場した事がないので今大会で関東の選手と走れることを楽しみにしています。今年は3000mSCという種目で全国大会も目標に練習しているので春以降のシーズンに繋げられる収穫のある試合にしたいです。目標とすると同じ関西の国立大学である大阪大学と京都大学の選手は格上の選手ではありますが、果敢に挑戦して先着したいです。

　１区の篠原直生（国人・２）さん：自分の専門は中距離の８００ｍではありますが、今回の駅伝の距離は約２、３ｋｍと短いので、自分の専門に近いところでできるだけチームの順位を押し上げられる走りをしたいと思います。
　
　２区の坪倉楓（工・１）さん：国公立大の選手と勝負できるような走りをするのが目標です。チームの目標である国公立大学のトップ３に貢献したいです。

　３区の前田佳穂（国人・３）さん：もともと中距離専門なので、長距離の３ｋｍは苦手なところではありますが、東西四大学への勝利と、できるだけ上の区間順位を目指して頑張りたいと思います。

　５区の谷垣賢（工・４）さん：４年間の総まとめとして、全国大会という大きな舞台で爪痕を残せるような走りがしたいです。目標として、昨年達成できなかった区間順位１桁台と、関東勢箱根駅伝に出るような選手に一人でも多く勝つことを目指しています。

　６区の仲野由佳梨（理学研究科・修１）さん：走る予定の５ｋｍ区間はアンカーということで、単独走になる可能性も考えられますが、どんな状況でも、最後までリズムを崩さず走りたいと思っています。タイムとしては、１ｋｍ３分２５秒辺りで刻みたいです。

　若江亮平（農・４）さん：東西四大学の選手に区間順位で勝つことを目標にしつつ、全国レベルの選手とどれだけ戦えるのか考えながら走りたいと思います。

　山口絢子（海政・１）さん：控えの選手として、いつでも走れるようしっかり準備していきたいと思います。
　
《第２回全国招待大学対抗男女混合駅伝競走大会》
●日時＝２０２２年２月２０日（日）１２時１０分スタート。
●出場チーム＝２１チーム（大阪教育大学、関西学院大学、神戸学院大学、拓殖大学、筑波大学、同志社大学、佛教大学、関西大学、京都産業大学、順天堂大学、大東文化大学、東海大学、日本体育大学、立命館大学、関西外国語大学、神戸大学、城西大学、中央大学、東洋大学、びわこ成蹊スポーツ大学、 関西学連選抜）
●同時開催＝「国立大東西四大学 対校戦」
▽出場チーム＝東京大学、一橋大学、京都大学、大阪大学。
●場所＝ヤンマーフィールド長居と長居公園内特設コース　６区間　２０ｋｍ。

●コース図＝
https://gold.jaic.org/icaak/recroom/2022/2_DANJO/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%9B%B3.pdf
●テレビ放送＝関西テレビ　２月２０日（日）ひる１２時（関西地区向け）。
●全国招待大学対抗男女混合駅伝（関西テレビ）＝https://www.ktv.jp/ekiden/
●関西学生陸上競技連盟＝https://gold.jaic.org/icaak/convention/2021/20220220.html
●主催＝関西学生陸上競技連盟、関西テレビ放送、産経新聞社。
●後援＝日本学生陸上競技連合、関西経済連合会、大阪府、大阪市大阪府スポーツ協会、大阪市教育委員会、サンケイスポーツ。
●運営協力＝大阪陸上競技協会。
●特別協賛＝住友電気工業株式会社。
●協賛＝岩谷産業株式会、Daigasグループ、西日本電信電話株式会社、小波津式神経筋無痛療法研究会、株式会社ジャパンクリエイトグループ、シスメックス株式会社、富士ホームサービス株式会社。

了

3月5日（土）、6日（日）に復活公演 演劇部自由劇場

　自由劇場が３月５日（土）、６日（日）にアトリエS-pace（大阪市城東区）で２０２１年度復活公演「ダンシング・ヒロイン」を開催する。今回が活動停止後初の公演となる。対面公演だが、映像配信も行われる予定。＜佐藤ちひろ＞

　
（画像：復活公演のポスター）

　自由劇場が３月５日（土）、６日（日）にアトリエS-pace（大阪市城東区）で２０２１年度復活公演「ダンシング・ヒロイン」を開催する。今回が活動停止後初の公演となる。今公演は、新型コロナウイルス感染対策を十分に行った上での対面公演が予定されている。対面チケットは既に予約が埋まっているが、映像配信の予約は以下のフォームから可能（自由劇場「ダンシング・ヒロイン」予約ページ | 演劇、ミュージカル等のクチコミ・チケット情報ポータル★CoRich 舞台芸術！）。

　今公演の演出を担当した市田雄也さん（営・４）は、「色々ありまして、僕達は２年間演劇ができませんでした。一時は劇団を解散する話も出たほどボロボロになりました。人数も減りましたし、様々な規制も受けました。」と話し、「でも、やっぱり演劇がやりたくて、何とか立ち上がりました。規模の大きさや、クオリティの高さでは、昔に劣るかもしれません。しかし、部員一人一人の公演に対する熱量は、今までで一番だと断言できます。アッツアツです。コロナの関係であまり人数は呼べないのですが、その分、見に来てくれた人全員の心に残る素敵な作品にしていきたいです。練習頑張ります。」と公演にかける熱い思いを語った。

《神戸大学演劇部自由劇場ｖｏｌ．２１８ ２０２１年度復活公演 「ダンシング・ヒロイン」》
●日時＝３月５日（土）１８：００～、３月６日（日）１３：００～。
●場所＝アトリエS-pace（大阪府大阪市城東区成育２－５－４、０６－６９３４－００１４）。
　　　　地図
●アクセス＝京阪「野江駅」東出口より線路沿い北へ徒歩３分、地下鉄谷町線「野江内代」一番出口より東へ徒歩１０分、ＪＲ大阪東線「ＪＲ野江駅」東出口より北東へ徒歩５分、地下鉄今里筋線「関目成育駅」二番出口より南西(線路沿い)へ徒歩５分。
●料金＝無料。
●予約フォーム＝自由劇場「ダンシング・ヒロイン」予約ページ | 演劇、ミュージカル等のクチコミ・チケット情報ポータル★CoRich 舞台芸術！。

了