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第2回男女混合駅伝 神戸大は20大学中18位

2022-02-20 20:18:53 | ニュース
 2月20日、第2回全国招待大学対抗男女混合駅伝が、ヤンマーフィールド長居と長居公園内特設コースで行われ、神戸大は、20大学18位という結果だった。<本多真幸・塚本光>
 
 2月20日、第2回全国招待大学対抗男女混合駅伝が、ヤンマーフィールド長居と長居公園内特設コースで行われた。レースには、関西学生陸上競技連盟と関東学生陸上競技連盟加盟から、合わせて21大学が選ばれ、2大学が棄権し、19大学が参加した。
 
 1区男子3km、2区女子2km、3区男子5km、4区女子3km、5区男子2km、6区女子5kmと短い区間を繋いでいくこのレースは混戦模様となった。

 1区は、東海大の飯澤が区間賞を取り、1位になるも、5位までの差が6秒という接戦。2区からは、1区で5位だった前回覇者順天堂大が抜け出し、3区から4区につなぐ時点で2位と25秒離し独走体制へ思われたが、中央大が、ラスト6区開始時点で2秒差まで詰めると、6区途中で一時逆転。しかし、競技場に入ったところで、順天堂大のアンカー小暮がラストスパートで一気に追い抜き、大会新記録で2連覇を果たした。関西勢は関西大が3位に入り、国立大東西四大学対校戦は大阪大が2連覇となった。

 神戸大は、1区篠原が区間賞の東海大・飯澤と36秒差の好走を見せ、襷を繋いだ。また、その模様はテレビでも中継された。


(写真:1区を走った篠原選手)

 その後、一時期最下位となるが、5区の谷垣が区間12位、6区の仲野が区間13位で繋ぎ、1時間8分10秒の18位でゴールした。同時開催された東西四大学対抗戦に出場の4大学を含む、国公立7大学の中では4位となった。

 
(写真:3区の佐々木選手から4区の前田選手へ襷がつながれる。)



(写真:ゴールする6区の仲野選手。)

 主将の佐々木さん(農・2)はチーム全体を振り返って、「向かい風が強い中、結構速く走れたと思います。ただ、もしチームの目標としていた1時間7分ぐらいで走れていれば、東大(1時間6分57秒)ともいい勝負ができたはずなので、その点は悔しいです。女子は9月に関西女子駅伝、男子は11月に丹後駅伝があるので、男女一緒にそこへ向かって練習していきたいです。」とコメントした。

 以下は各選手によるコメント。

 1区の篠原直生さん(国人・2):中盤までは良い位置にいた選手の後に付き、終盤からは余裕があったのでスパートをかけるという形で、想定通りの良いタイムで走れたと思います。いろんな大学と勝負して、レースの感覚を取り戻せましたし、3月から始まるシーズンに向けていい刺激になりました。

 2区の坪倉楓さん(工・1):自分の思っていた通りに走れてよかったです。普段会わない関東の選手や順位を上げてくれた神戸大の先輩方の姿を見て自分も頑張ろうと思いました。

 3区の佐々木太一さん(農・2):阪大、大教大、一橋大の選手が前方のいい位置に見えていたので、彼らに追いつくように攻めて走りました。大教大と一橋大はかわせたのですが、阪大はできなくて。詰めたかったですね。タイムは目標には届きませんでしたが、風が強かったことを考えると及第点と考えています。終盤はペースダウンしてしまったものの、大きな舞台で攻めたレースを出来たのは良いことでした。

 4区の前田佳穂さん(国人・3):2キロまでは結構走れたのですが、2キロから3キロまではペースダウンしてしまったのが反省点です。3キロは慣れていない距離ではあったのですが、もっとスピードがあれば走れたはずでした。最近怪我をしがちで、距離を詰めた練習が不足していました。今後は専門である800mや1500mといった短い距離に移行していきます。

 5区の谷垣賢さん(工・4):区間順位的に悪くはなかったと思いますが、目標は1桁台だったのもあり70点ぐらいです。今回1キロ平均2分53秒ぐらいで、5000m15分以内という目標に少しずつ近づいており、練習の成果が少しずつ出てきているなと思います。後半に失速してしまったので、失速しないような練習をしていきたいです。

 6区の仲野由佳梨さん(理学研究科・修1):タイムは満足いくものではなかったのですが、前方にいた2人を抜かすなど最低限のことは出来たと思います。研究室が忙しく、なかなか練習時間がとれないのですが、自分で時間を見つけて取り組んで行きたいと思います。スピードを出すのが苦手なので、スピードを上げる練習もしていきたいです。

≪ 第2回全国招待大学対抗男女混合駅伝 ≫
1位 順天堂大   1時間 1分19秒
2位 中央大    1時間 1分30秒
3位 関西大    1時間 1分50秒
4位 日体大    1時間 1分58秒
5位 立命大    1時間 2分 3秒
6位 東洋大    1時間 2分10秒
7位 拓殖大    1時間 2分14秒
8位 筑波大    1時間 2分54秒

16位 大阪大   1時間 6分13秒

18位 神戸大   1時間 8分10秒

20位 びわせい大 1時間10分56秒
棄権 大東大 同志社大

≪国立大東西四大学対抗戦≫
1位 阪大  1時間6分13秒
2位 東大  1時間6分57秒
3位 一橋大 1時間8分28秒
4位 京大  1時間12分27秒

≪神戸大選手の成績≫
1区(3km) 篠原直生   8分48秒 区間16位
2区(2km) 坪倉楓    8分 1秒 区間20位
3区(5km) 佐々木太一 15分35秒 区間14位
4区(3km) 前田佳穂  12分33秒 区間20位
5区(2km) 谷垣賢    5分47秒 区間12位
6区(5km) 仲野由佳梨 17分26秒 区間13位


競歩日本選手権 神戸大の荒堀は19キロDNF 「切り替えて練習を積み直します」

2022-02-20 20:15:32 | ニュース
 2月20日神戸大陸上部の荒堀功三(国人・3)が、神戸市東灘区の六甲アイランド甲南大学西側公認コースで開催された「第105回日本陸上競技選手権大会・20km競歩」に出場し、完走まであと5秒足りず、19キロDNF(打ち切り)となった。<塚本光、本多真幸>

 この大会は、オレゴンで行われる世界選手権代表選考会やU20選抜競歩大会を兼ねて行われた。

 富士通の高橋英輝が1時間19分4秒で3年ぶり6度目の優勝を果たした。
 また、ロンドン・リオでオリンピックに出場した藤澤勇は、この大会で引退した。

 レースの模様はYouTubeで配信され、荒堀も映されていた。


(写真:レース中の荒堀選手。神戸大陸上部提供。)

荒堀選手は、「今持っている力は全て出し切ることが出来ました。それでも及ばないのが日本一の舞台だと痛感しました。あと5秒速ければ、打ち切りにならずに済んだと考えると悔しいですが、それが今の現状だと受け止め、切り替えて練習を積み直します。」と振り返った。