昨夜は雨だったせいか、お持ち帰りの注文ばかりで、店は閑散としていました。
一昨日がとても忙しかったので、例の新人アルバイト君に掃除を指示。
そこへ、男性客がお二人入って来られました。
「いらっしゃいませ~!」と言ったのは私だけ。
変わらず、声の出ない新人君。
「あのね、大きい声で、いらっしゃいませって言ってね」と注意すると「はい」
「恥ずかしい気持ちも分かるし、勇気もいるけど、大切なことだからね」と私。
その男性達、どうも、遠方から来られた雰囲気。
広島焼きを2枚と1品料理を3品。そして、ビールに焼酎。
話が弾んでいるようで、閉店時間になっても帰られる気配がなかったし、最近は、私も
遅くまで開けることにしています。不景気なんで。
で、アルバイトは定刻になったので帰らせて、私一人で頑張っていました。
そこに、その男性達から、「あの~、すみません!」
私「はい!」
客「ゴ・ゴキブリが!!何とかして下さい!」
内心、え~!私かよ~。ちっ!アルバイト帰すんじゃなかった・・と後悔しつつも、客席へ。壁にゴキ野郎が1匹。
食べ物があるので、防虫スプレーを撒く訳にもいかず、大量のティッシュを持って、
「えいっ!」とやったが、逃げられる。
仕方なく、年配の方の方が、「じゃあ、僕が」と言って、ティッシュでバッチリ捕まえて
下さった。
若い方の男性は、腰が引けて立ち上がっているし「す・すごい!!尊敬しちゃいます!」
な~んて言ってるし。(爆)
私も、ふと我に返り、急いでサービスの飲み物とおしぼりを持って、「不快なお気持ちに
させてしまって、申し訳ありませんでした」と謝りました。
若い彼に「そんなに恐いですか?彼女と部屋にいる時に出てきたらどうすの?」って
聞いたら「きゃ~!って一緒に逃げます」と笑わせてくれました。
そして、お会計の時間。
年配の方が「領収書を下さい」
私「はい。どちら様で?」」
客「ホリプロで」
私「え?!ホリプロって、あのホリプロさん?」
客「はい、あのホリプロです」
私「え~~~!何で、こんな所にいらっしゃるんですか?」
客「あ、彼、ミュージシャンなんです。今日ポ○ロでコンサートがあったんで。僕は
マネージャーです」
私「え~~~!失礼ですが、何とおっしゃるんですか?」
そこで若いミュージシャンの彼が「あの、
松永貴志っていいます」
知らないし・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
そこでマネージャーの男性が「彼、報道ステーションのテーマソングも手がけている
んですよ。ネットで見てやって下さい。ざーっと出てきますから」
私「すごいじゃないですか!!あ、サインを・・」
と色紙を探すが、その日に限って見つからない。
私「あの~、ご迷惑じゃなかったらご一緒に写メ撮らせて下さい!!」
彼は快く引き受けてくれ、一緒にパチリ。
その写メを見ながら、彼「僕、顔でかい・・」(爆)・・・本当だ。(爆)←言わなかったよ。
帰り際、「更にビッグになって下さいね~!頑張って下さ~い」と私。
「ありがとうございま~す!」と彼。
で、今日、検索したんです。
すると!!すでに、ビッグでした。
私って失礼なこと言ってしまいました。そして、彼、謙虚でした。(爆)
ちなみに彼のプロフィールです。
●5歳の頃よりピアノ、オルガンを始める。
●10歳。ハモンドB-3を使用したオリジナルCD「SPAIN」発表。
●13歳。ジャズピアノの巨匠・ハンク・ジョーンズに「ずば抜けた演奏」と絶賛される。
●15歳。「松永貴志プロデビューリサイタル」実施。
●17歳。
5月、デビュー・アルバム「TAKASHI」発表。ベストセラーとなる。
各種メディアにも多数取り上げられた。
4月、高等学校が使用する英語教材「Watching Light」と「Watching1」2004~2005年版に、
松永貴志が掲載される。
6月から7月まで初の全国ツアーは大成功を収める。
8月、<東京JAZZ2003>に出演。自己のトリオでの演奏はもちろん、
ハービー・ハンコック<SUPER UNIT>での海外超一流ジャズメンとの共演は喝采を浴びる。
10月、東北放送でDJ番組<松永貴志 放課後のJAZZ>が始まる。
11月、全曲書き下ろしオリジナルによる2ndアルバム「MOKO-MOKO」発表。
1月、スイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞<ニュー・スター賞>受賞。
●18歳。
2月、グラミー賞受賞アーティスト、ボビー・マクファーリン(Bobby McFerrin)と共演する。
「咲くやこの花賞」(大阪市芸術文化賞)受賞。
全米、ヨーロッパ(イギリス、ドイツ他)、アジアなど世界各国から
「STORM ZONE」(邦題「MOKO-MOKO」)発売。
ブルーノート・レーベル65年の歴史上、最年少のリーダー録音記録を作った。
3月、第14回「出光音楽賞」受賞。 NTTドコモ関西のテレビCM出演。
4月、テレビ朝日系「報道ステーション」のオープニングテーマ曲を作曲し、自らも演奏した。
5月、NYトリオによる【TODAY】発売
7月、NHK大阪ホール「青少年のためのコンサート」大阪フィルハーモニー交響楽団(大植英次氏指揮)共演し、
これを機に、松永貴志のオーケストラとの共演が始まった。
12月、2日間開催されたドコモHearty Xmas Concertで、初のプロデュースと自ら率いるトリオ及び
テレマン室内管弦楽団(18人編成)のアレンジをした。
●19歳。
11月、「2005かんでんハーモニアスファミリーコンサート」で、大阪フィルハーモニー交響楽団(井上道義氏指揮)
と共演。
06年1月、成人の日にサントリーホールで新日本フィルハーモニー 交響楽団(岩城宏之氏指揮)ととととガーシュウィンの
「ラプソディ・イン・ブルー」共演。大絶賛される。
06年1月、NYトリオによる【無機質オレンジ】発売
●20歳。
3月、NYトリオでの全国ツアーは大成功を収める。
4月、読売テレビの番組テーマ曲「ブラボー」作曲、演奏。
7月、ショスタコーヴィチ生誕100年を記念してアクロス福岡シンフォニーホールで開催されたコンサートで、
九州交響楽団(井上道義氏指揮)と共演。
クラシックピアノの演奏で、松永貴志の新たな一面を披露した。
演奏曲:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ長調 作品102
6月、昭和女子大学 人見記念講堂で行われた、テレビ朝日系「題名のない音楽会21」で
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(飯森範親氏指揮)と共演し、初のオーケストラの
アレンジ(無機質オレンジ)をした。これは、7月に(番組名「ヌーヴォー VS ヴィンテージ」)放送された。
10月、文京シビックホール 大ホールで、テレビ朝日系「題名のない音楽会21」で
日本フィルハーモニー交響楽団(梅田俊明氏指揮)と共演し、オーケストのアレンジ(宿題)を披露した。
これは、10月29日に(番組名「ジャズ界のモーツァルト・松永貴志~オーケストラ楽器道場」)放送された。
10月、30・31日の2日間にわたって、新日本フィルハーモニー交響楽団(井上道義氏指揮)と共演。
●21歳。
6月、振付・出演/服部有吉、音楽監督・指揮/金聖響、ダンサー/ラスタ・トーマス、
東京フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団が出演するBigイベントで共演し大絶賛された。
8月、テレビ朝日系「題名のない音楽会21」でゲスト司会し、演奏活動以外のジャンルに出演。
10月、テレビ朝日系「題名のない音楽会21」で再度ゲスト司会する。
11月、第16回荻窪音楽祭 で、東京佼成ウインドオーケストラ 指揮:國分 誠氏と共演。
●22歳。
1月、テレビ朝日系「題名のない音楽会21」で3度目のゲスト司会。
4月、4月30日に2年3ヵ月ぶりのアルバム「地球は愛で浮かんでる」発表。
6・7月に全国ツアー【松永貴志Japan Tour 2008 「地球は愛で浮かんでる」】実施。
すごいでしょ?恐れ入りました。でもね、見た目は普通のお兄ちゃん~♪
追記
こちらを見ればお顔も見れます♪
松永貴志公式HP