みゅうの細腕繁盛記

コブクロ、馬場さん、ナオトが大好き♪これからの人生、更に楽しく生きたいと願います。初めての方のコメント大歓迎です!!

ベトナム紀行2003年

2010年07月22日 | 旅行
前記事に味をしめて(爆)、ベトナム旅行のアルバムを出してみました。

元旦しか休みのない私。コブクロもまだ知らず、私にとって一番の楽しみは年に一度の海外旅行でした。

確かに贅沢かもしれません。が、他にお金を使うこともなく、コツコツと旅行資金を貯めていました。

義母が年老いていっている。
いつか、どこにも行けない日が来る。
だから、主人も気持ち良く行かせてくれていました。




夕方まで仕事をし、仲の良かったママ友と二人で、福岡に1泊。
翌日、早朝、憧れのベトナムに、台北経由で向かいました。

アルバムを見て、気付いたこと。
7年前・・・私、44歳。
若い!!肌が全然違う!7年で、こんなにも重力に負けてしまうのね・・・。


飛行機に乗ると、必ず撮る機内食。これは台湾料理です。




台北を経由して、やっとベトナム(ホーチミン)に到着。



よく見る光景です。
本当にバイクだらけ。
しかも1台に子供も含めて5人くらい乗っています。

泊まったのは、日系のホテル。

エントランスのお花が南国って感じで綺麗でした。




着いたら、昼過ぎだったので、すぐに、ホーチミン随一のショッピング通り、ドンコイ通りへ。







可愛い雑貨が売っている「キト」。
ベトナムの人は背が低いのか、天井が低くて、背の高い私は、頭がつきそうです。

ドンコイ通りを散策して、ショッピングして、夕方になったので、食事に。


ここは、ちょっと高級感の溢れる「マンダリン」。
料理も、すごく凝っていて、店内では民族楽器が演奏されていました。










生春巻きと揚げ春巻き。
日本人の口にとっても合う、ベトナム料理。
すごく美味しかったです。




デザートの南国の果物。


お腹も心も満たされて、さすがに長旅の疲れが。
ホテルでシャワーを浴びたら、即、獏睡。


翌朝、ホテルの、朝食バイキング。これもお楽しみ。
フォーもありました。
数種類のジュース。全部制覇。


この日は、一日かけて、メコン川クルーズの予定です。





ホーチミンから車で1時間半ほどで、メコンデルタの玄関口、ミトーへ。
そこから、クルーズ船に乗り換え、タイソン島へ。
そこから、小さな手漕ぎ船に乗り込み、メコン川を堪能。







小雨が降っていたので、帽子を貸して頂きました。
いかにも!って感じの私。



勇気を出して、にしき蛇にチャレンジ。
なんだか、ひんやりとした感触。



蜂の巣です。
その場で舐めさせてくれます。美味しい!



クルーズが終わって、ホーチミンに戻り、予約していたエステへ。

4時間コースで1万円くらい。安い!
ここは、写真はNGでした。

その後、家庭的な料理を食べさせてくれる「フォンライ」へ。






「紅芋のスープ」と「青菜のスープ」「チャーハン」




「五目野菜炒め」

どれもお手頃価格で、とっても美味しかったです


この日も、ハードスケジュールの為、シャワーを浴びたら、即、獏睡。



翌日は、最後の買い物をしようと、ペンタイン市場へ。







ここは、食品から、衣料品、靴、バッグ、雑貨、何でも揃います。
すごく安くて、一杯買い物しました。

一番、気に入ったのが、スウィートチリソース。1本60円くらいだったかな。
お土産に沢山欲しかったけど、重いので、5本で我慢



最後の夜は二人で夜景の見えるバーへ。




お友達のYちゃん。





私が飲んでいるのは、ミス・サイゴン。


ベトナム、最高です!!また機会があったら行きたいな~。



☆おまけ☆

ウチの花壇、本当に小さいのに、色んな花が飛んできます。
ランタナもそうでしたが、こんな花も。



そして、こんな花も。



皆さん、名前、ご存知だったら教えて下さい。








大きな鉢に植え替えしたら、伸び伸びと育っているラベンダー
良い香りがします。




紫陽花は花が終わったので、切り戻ししました。
越冬して、来年も楽しませてね。

これは、がく紫陽花でした。
テマリ紫陽花も可愛いですね。( ̄ー ̄)ニヤ... 公園に咲いてたな・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...




上海旅行記と次女の留学(追記)

2010年07月19日 | 旅行

  
  (外難の夜景)

皆さんも、既にご存知ですが、ウチの次女は高校卒業後、上海の大学に留学していました。

その間、私は2度、上海を訪れました。
一度目は義姉二人と一緒に観光を中心に。
二度目は、娘の生活圏で過ごしてみました。

が、その頃は自分のデジカメを持っていなくて、しかも
ブログに、写真を載せるスキルもなく。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

で、お!撮った写真をデジカメで撮ってみよう!!と思いつき、改めて、写真つきの上海旅行記をUPしてみました。

旅行記の詳細は、カテゴリーをクリックして下さいませ~。


ここは、観光客なら必ず訪れる「豫園」です。








ここは「豫園」を囲む「豫園商城」



ちょうど、春節の前で、飾り物も華やか。


中国では「赤」が縁起がいいと思われています。

春節の前には、スーパーで男性用の赤いパンツが沢山売られていました。




ここ、「豫園商城」では、チープな雑貨や工芸品が沢山売られていて、お土産を買うのに便利です。




ここで、娘の値切り技術に唖然!

上の義姉が買った、京劇のお人形、娘が100元(約1500円)値切りました。

自分の物を買う時は、猫なで声で「お姉さん~、私、学生でお金ないの~。まけて~」




「豫園」の中の食堂で食事をしている中国の人々。




小籠包で有名な「南翔饅頭店」の点心。
熱々で、本当に美味しかったです。





北京ダックも頂きました。
日本に比べると、断然安くて、本場の味。


上海蟹も食べましたが、夢中で、写真を撮り忘れました。


食事後、4人でオールドジャズバーへ。



租界時代の名残を感じる上海を堪能。












ここからは2回目の上海。
娘の寮の近くにホテルを取りました。




ベッドを見てビックリ!
キングサイズ!!じゃあ、と言うことで、娘もお泊りセットを持参して一緒に泊まることに。

電車に乗ったはいいが、降りるのは命がけ。
乗ってくる人を押しのけて、力づくで降ります。
娘に手を引かれ、「行くよ!!」


駅からは、通称「チャリタク」に乗って、寮まで。
これも日によって、人によって値段が違うらしく、毎回乗る前に、値段交渉。
はぁ~~~、面倒くさ。







5分ほどで、娘の寮に。
留学生用の寮です。セキュリティも万全。
一飯の中国の学生の寮とは、雲泥の差。




娘の部屋。
ルームメイトのシャン○ーは韓国に帰省中で会えませんでした。綺麗なお姉さんで、
大変お世話になったそうです。


娘が、美味しいかき氷があると言うので、行きました。



なんだ!!この高さは!!でも、美味しくて二人で完食。
一緒に頼んだチャーハンもメチャうまで、これも完食。



ここは、誰かのお誕生日などに利用する、娘達にとっては贅沢な火鍋屋さん。
赤い辛い出汁と、白い出しに分かれてて、両方楽しめます。美味しかった~。


翌日、親友の韓国人の○ーヤーを誘って、ホテルでランチ。









彼女からは、ハングリー精神を学んだそうです。

「私達は、遊びに来ているんじゃない!学びに来ているんだ。一番になれば誰にも何も
言わせない!!」

彼女とは、今でも時々、国際電話でお喋りしています


○ーヤーと別れ、散々ショッピングをした後、夕食に上海料理を食べに行きました。







とっても美味しくて満足な私と、変顔の娘。








その後、次女初のエステに行きました。

途中、リリアンのエッグタルトが売っていました。



二人で歩きながら食することに。





変顔しかしない娘。
あ!彼女の名誉の為に書いておきます。
上海に行って、夜食に屋台の、焼きソバやチャーハンを食べ、7キロ太っています。

現在は、元に戻ってスッキリしています。





初エステを終えた娘と記念写真。


次は覚悟して見て下さい。
娘がいつも行くスーパーで撮ったもの。




皮を剥がれた鶏がゴロゴロ!!



☆おまけ☆




4歳の次女。可愛いでしょ?(親ばか)

ちょうど、この頃「はじめてのおつかい」に出ました~





大人の女性になりました。(長女の結婚式で)


                おわり



(追記)

ワライナキ、「風に吹かれて」出演決定!!
やったー!!おめでとうございます!!

楽しみが倍増だ~

銀婚旅行4日目(小樽~帰路)

2008年10月12日 | 旅行
朝、少し寝坊して起きると、外は雨だった。
最後に運河沿いを散策するつもりが、気が削がれる。
それでも朝食後、傘をさして散策。
ガラスの小物やアクセサリー、オルゴールの店が建ち並ぶ。
本来なら見て歩くのは大好きだが、やはり雨の為と本来ウインドウ
ショッピングには興味のない主人とでは、気分が高揚しない。
「北一ガラス」まで行きたかったが、寝坊したこともあって時間も
迫ってきた。
そこに可愛いオルゴール屋さんを発見。入ってみることに。
主人は退屈そうだが無視して「コブクロの曲のオルゴールありますか~?」
そこで何点か出してもらう。
地元の仲良しファミさんへのお土産と、フォト入りオルゴール(永遠にともに)
を自分の為に購入。

それですっかり満足して、お買い物はそこで中止。
丁度良い時間になったので、ホテルに荷物を取りに行き、タクシーで小樽駅に。

小樽から空港までは、エアポートという快速列車で1時間。
事前に指定席を取ってあったので、安心して乗車。

空港へは3時間前に着くよう事前に決めていた。
海鮮はもう食べ尽くしたので、空港で昼食を取り、余裕を持って、お土産の
買い足しをしようということになっていた。

まずは更に重くなった荷物をコインロッカーに入れ、グルメ街を一通り
見て周る。
結局何でも食べれそうな店に決定。
主人は天ぷらと蕎麦のセット。私は最後にと、イクラ丼とみそラーメンの
セットを。
主人が「食べれるのか?」って聞くから「ううん、残す」
もう胃も相当お疲れ気味。イクラ丼は上の部分だけ。ラーメンは半分残した。

さっ!お腹も満たしたし、お土産を見に行こう!ってことでエスカレーター
に乗ると大変なものを発見!!

なんと!今では手に入らないといわれている「お花畑牧場生キャラメル」
それを2時から限定販売の看板!
すでに行列ができていた。
時刻はまだ1時過ぎ。私達は迷わず並んだ。
「きゃあ!すごいラッキーだね!」主人も嬉しそう!
一人5個までだから、二人で10個も買える~~~!!
2時になり、10人づつ整理券が配布され店舗に誘導される。
やっと私達の番がやってきた。
迷わず10個かごに入れる、チョコ味も4個。あとカットしてフライパン
で焼いて食べるチーズも3つ購入。(これは美味だった~♪)

時計を見ると搭乗時間40分前だった。
お土産の買い足しはキャラメルだけで充分♪充分♪

後、施設に預けていた義母にうに飯のお弁当を。

帰りの飛行機で主人が私に言った。
「今回の旅行で色々学んだよ」

私はタバコを吸う。
それは独身の頃から。
主人はそれを承知で、私に一目惚れして猛アタックの末の結婚だった。
ところが、結婚した途端、自分がヘビースモーカーのくせに私に
「オレは、タバコを吸う女は嫌いだ。やめてくれ」
一緒にやめようなら、まだ話はわかる。
自分はやめないけど、私にはやめろと言う。なんて理不尽!!
妊娠中も授乳中も禁煙した。だがそれ以外は断固やめなかった。
ただ、主人の前でも子供達の前でも吸ったことはない。
つまり隠れタバコ。これは何だか罪悪感に苛まれる。
何故そんな気持ちにさせられなきゃならないんだ。

私は旅行前に主人に言った。
「旅行中は遠慮なく吸わせてもらうから!でないと、あなたみたいな
ヘビースモーカーと一緒にいられないわ!その代わり、帰ったら禁煙する」
主人は、渋々承知した。


旅先で沢山見た光景。
老夫婦が並んでタバコを吸う姿。
同世代の夫婦が奥さんのタバコに火をつけてあげる姿。
どの夫婦も互いを尊重しているようで仲良さそうだった。

そして、話の続き・・・
「もう、別にタバコやめなくていいと思ったよ」

「ううん。やめる。自分の健康の為にね!」

「ふ~ん」

短い会話の中に多くのことが凝縮されていた。
亭主関白で理不尽でオレ様の主人。
あんたには苦労したよ。
それに折れない私に付き合ったあんたも大変だったね。

本当に、色んな修羅場もあったね。
離婚届も用意してるしね。

でも、これからもよろしくね。頼りにしてるからさ。
互いにいつまでも元気でいようね。
タバコもやめれたら、やめようね。

私は口には出さず、心で呟いた。
何も言わなくても伝わっているね。
25年間も一緒にいたんだから・・・。     おわり

銀婚旅行3日目(函館~小樽)

2008年10月11日 | 旅行
すっかり普段の生活リズムが狂って早起きになった今回の旅行。
寝る時間は変わらず遅いので、圧倒的に寝不足でそろそろ疲れが・・・。
それでも、朝食を食べに行くことに。
昨日から、感動しっぱなしの、このホテル。
朝食のバイキングの種類は、前日の「まほろば」ほどじゃないけど、
今回学習したこと。「人間の胃袋には限界がある!」
そう、いくら種類が豊富でも全てを制覇できないのだ。

「ラビスタ函館ベイ」のバイキングは、すごい種類はないものの、朝から
朝市に行かなくてもいいほど、イクラ、ホタテ、甘エビがあって、ご飯に
乗せて、海鮮丼を作れるようになっていた。
皆、これでもかってくらいイクラをてんこ盛り。
私もイクラをたっぷりとホタテ、甘エビを乗せて、味噌汁、後はは牛乳、ジュ
ース、ヨーグルトなどを取ってきて軽く済ませた。
主人のお皿には鮭の塩焼きや卵焼き、納豆まで乗っていたけど。
もともと小食の私は胃が少々お疲れ気味だったので腹8分目を心掛けた。

美味しい朝食を食べた後はチェックアウトを先に済ませ、荷物だけホテルに
預けて、元町を散策することに。
函館は長崎、横浜とともに早くから外国に門戸を開いた開港都市。
安政6年から明治中期に渡って建てられたものだが、同じキリスト教でも
宗派が違えば建築様式も違うらしい。
さまざまな洋館、教会をガイドブックに従って巡り、異国情緒に触れる。

さんざん歩いて、坂を下りてきたら、クルーザーで函館湾一周というのが
あったので「乗ろう!」と私が提案して乗ることに。
主人もモーターボートを持っているので「運転したいなぁ」とボソッ。
早速、運転手さんの横に座って、話が弾んでいる模様。

そうこうしているとお昼になったので、ホテルの前にガイドブックにも
載っていた老舗ラーメン店の支店があったので、行列に並ぶ。
そして一番人気の塩チャーシューを注文。
あっさりスープが胃に優しい。
ちょうど腹8分目で大満足。

その後、ホテルに荷物を取りに行き、私の希望で、タクシーでもう一度、
土方歳三最期の地碑に行き、お別れを告げて、待ってもらっていたタクシー
で函館駅に。

ここから小樽までは特急でも4時間。
一番きつい時間だ。
幸い、指定席を事前に取ってあったので、席はガラガラだったので、一人で
2席使って横になって熟睡。
あ~、やっぱり寝不足なのね~。

小樽に着いたのは夕方。
まずは運河沿いにある洒落た外観のホテル「ノルド」へ。
昨日のホテルがあまりに良くて、まずまず普通ってとこ。
おまけにここのホテルは温泉がない代わりに、家の風呂みたいな洗い場が
ついている。本当に家にいるみたい。
運河沿いの部屋にしてもらう為に3千円追加料金を払ったが暗くて、ただ
倉庫が見えるだけ。無駄遣いだった。

気を取り直して、最後の晩餐、お寿司を食べる為、寿司屋通りへ。
本当にお寿司屋さんだらけ。
その中で選んだのは「巽寿司」
ここは個室の扉が開いて、突如お座敷カウンターになる。
カップルは二人っきりで食べたいので、お座敷カウンターは選ばないらしいが
私達熟年夫婦は断然、握ってもらいながら食べたい。
いろんなものを注文した。
ウニ、イクラはもちろん!大トロ、穴子などなど。それとつぶ貝の刺身。
バカデカイ貝だけど、こりこりしてて美味。
それに蟹汁。板さんお勧めの地酒を飲みながら、会話も弾む。

すっかり美味しいお寿司をお酒を堪能して、良い気分のまま1メーターの距離
なのにタクシーでホテルへ。
順番にお風呂を済ませ、主人は焼酎の水割りを。私は今夜は氷結を。
3日目ともなると疲れが溜まっていて、今夜は部屋で足裏マッサージをお願い
した。
は~、痛気持ちいい~♪
その後は即刻爆睡。

朝、少し寝坊して起きると外は雨。
運河沿いの店を散策するつもりが、今ひとつ雨の為気分が乗らず。
でも、最後の観光。気を取りなおして、傘をさして雨の中を散策。
一番橋の「北一ガラス」や「オルゴール堂」まで行く元気がなく、途中見つけた
可愛いオルゴール屋さんに入る。
そこで地元の仲良しフェミさんのお土産で、コブクロの曲を購入。
ちょっとこっ恥ずかしいが、自分の為に「永遠にともに」の写真立てオルゴール
も購入。
今、主人とツーショットの写真を入れて、居間に飾ってある。
二人で時折見ながら「きもっ!」と笑ってしまう。

さぁ、これから空港に向かう。
今回の旅もいよいよ終わり。
早めに空港に行き、お昼ご飯を食べて、お土産の買い足しをする為、4時間前に
小樽をあとにした。      つづく


銀婚旅行2日目(函館)

2008年10月10日 | 旅行
登別を出発して函館までは「スーパー北斗」という特急で2時間余り。
ここでも主人は小説の続きを読んでいる。
そして、私は登別駅で買った週刊誌をあっという間に読んでしまって
また退屈。
日本海を時折眺めながら、またまっぷるを眺める。
そうこうしているうちに、やっと函館へ!
「は~るばる来たぜ~函館~♪」と唄ったら主人は呆れ顔。

まずは重い荷物をコインロッカーに預け身軽に。

ちょうどお昼時♪
駅前に朝市がある。その中にある「うにのむらかみ」ここへは絶対に
行きたかった。
私はウニてんこ盛りのウニ丼とウニのグラタンを。主人はウニ、イクラ丼
にホッケを4分の1身(と言ってもデカイ!)を注文。
やはりお決まりの生ビールで乾杯♪
ウニ丼を一口ほおばる。
「う、う、うま~~い!!」主人も「おう!やっと旨いもんにありつけたな」
ウニのグラタンはホワイトソースにウニが乗っているだけだった。
が、ホッケはバカウマ!3cmはあろうかと思われるほど肉厚でジューシー。
お腹は大満足♪
そして市電の一日乗車券を購入して今回の旅の一番の目的である五稜郭へ。
新撰組隊長である近藤勇亡き後、函館に辿りつき、榎本武揚率いる旧幕府軍と
合流した土方歳三。函館戦争の場所となった所だ。
最後まで徹底抗戦を貫き、自ら切り込み隊長となって、35歳という若さで
散った土方。
そこから少し離れた場所に、土方が最後に壮絶な死を遂げたと言われる墓が
ある。そこへ行ってお線香をあげた。
手を合わせると、胸に込み上げるものがあった。
明治維新があり、今の日本があるのだが、志を最後まで貫いた土方の生き方
は格好いい。
やっと来れました・・・私は胸で呟いた。
後ろ髪を引かれながら、そこを後にし、駅に戻り荷物を持って今夜の宿に。

まずはチェックイン。
このホテルは今年の4月にオープンしたばかりの「ラビスタ函館ベイ」。
部屋に入って、感動したのは私より主人。
あっちこっちの扉を開いたり、大きな窓から外を眺めたりしながら
「こ洒落てる~!」を連発。
部屋はやや狭いものの、至る所に細かい心遣いが。
ミネラルが無料。コーヒーも無料。しかも素敵なカップまで用意されている。
何より、部屋着と館内着の2種類が用意されていて、可愛いサンダル付き。
展上風呂に行く際の可愛い手提げ籠まで用意されている。
部屋の大きなガラス窓からは函館港の景色が広がっている。

もう何もかも素敵♪
「このホテル、女の人がプロデュースしてるね!絶対!」と私。
「そうかもな」と主人。
こんな細やかな心遣いと、女性が喜びそうな設計は男じゃ思いつかないと思う。

早速主人は展上風呂に可愛い籠を持って行く。(全然似合わないよ。おっさん)
私は夕食後に入ろうと思って、部屋でのんびりお茶を飲みながら待つ。

お風呂から帰ってきた主人。
「風呂は登別ほど種類はないけど、綺麗で洒落てるぞ~」と大満足♪

それから着替えてまずは函館山へ。
ロープエイ山麓までは遠くはないが急傾斜。
タクシーで行くことにした。
昼間は北海道とは思えないほど暖かかったが、さすがに夜は冷える。
ロープエーで山頂まで行くと風も強く凍えそう。
でも、夜景は絶景だ。さすがに世界3大夜景。
後は、香港とナポリ。
ナポリは独身の頃、ヨーロッパに旅した時、昼間綺麗な港を見た。
香港も独身の時、旅行で行って夜景を見た。これも絶景。
「私、3大夜景のある都市、全部制覇したよ♪」と主人に自慢したら
「おう!これでいつでも死ねるな」・・・クソ~~~!!

まだ死ねないもんね~。次女が大学卒業したらコブクロの追っかけ
するんだも~ん♪

その後、昨日のリベンジとばかり蟹を食べに「居酒屋嘉兵衛」へ。
蟹3種盛りをまず注文。
それは、蟹の刺身、天ぷら、焼き蟹。
「あま~い!ぷりぷり!これこそ蟹よね!」と大はしゃぎの私。
そして、函館と言えば、イカ。
刺身を注文したら、足がまだ全部クニュクニュと動いてる。
「ごめんね~」と言いつつも、容赦なく醤油に漬けて口の中に~。
プリプリの触感がたまらないし、甘い!
お酒も進みます。

お腹も気分も大満足でホテルに戻る。
主人は早速部屋着に着替え、1杯やってる。
私は展上風呂へ。
主人の言っていたとおり、種類は少ないが洒落た温泉。
露天風呂からは夜景が望める。
しかも女性には露天に入る時、体をまとう布が用意されている。
どこまでも細かい気遣い。
その後、スパに行って、歩き疲れた足をオイルマッサージしてもらう。
心地よい気分で部屋に戻り、買っておいたワインを開け、ゴルゴンゾーラ
をマドラーで切り分けてつまむ。
窓から広がる夜景とワインとゴルゴンゾーラ♪至福~♪
一人であっさり1本開けて、さすがに眠くなりベッドイン。
即刻熟睡。
明日は元町を散策ののち、寿司の町、小樽へ。
食い倒れるぞ~♪     つづく


銀婚旅行一日目(登別温泉)

2008年10月10日 | 旅行
10月8日は私達夫婦の結婚25周年。
行き先は1年前から、色んな案が出ていたけど、燃油サーチャージャーの
高騰により、結局、道南3泊4日の旅で夫婦で納得した。

ANAのツアーでホテルを自分達で選択し、自由に北海道を巡るというもの。
私にお任せと主人が言うので、2ヶ月程まえからネットでホテル情報や
レストラン情報を収集していた。
そして、二人共美味しいものを前にすると昼からでもお酒を飲むので
レンタカーではなく、道南フリーパスというツアー会社独自が発行している
ものを付けてもらって、列車(特急もOK!)の旅にした。

朝、お姑さんをショートステイに預けて、いざ車で空港へ!
新千歳までは2時間。
12時20分発だったので、空港で空弁を購入して乗ることにした。
主人はカツサンドと天むす。私は穴子飯。
2時間なんてアッという間と思っていたら、大間違い!}
飛行機の中、主人はずーっと小説を読んでいる。
私は無類の旅行好きで、これまでも、娘や友達と数年前から年に一度は
近場の海外に旅行してきた。
女同士だからお喋りしているうちに、6時間くらいのフライトでもアッと
言う間に着く。
あ~、これが新婚旅行の時との違いだ~~~~!!と内心不服に思いつつ
も、マップルを眺めながら、これからの行き先に思いを馳せる。

新千歳から登別までは特急で約1時間。そこからはシャトルバスで
ホテルまで。
今回泊まったホテルは「まほろば」。
31種類のお風呂があるとのことで、追加料金を出して、そのホテルを
選択。
まずはチェックインを済ませ、夕飯まで時間があったので、「地獄谷」
まで行ってみることに。
そこが登別温泉の源泉となっているところ。
硫黄の匂いと煙が立ち込めていた。
帰りは今夜飲むお酒とつまみをコンビニで調達してホテルに戻った。

夕食はバイキング。
部屋食が良かったが、同じプランの日本旅行では部屋食にできる代わりに
総額で二人で4万円違った。
4万!!これは大きいのでバイキングで我慢。
でも、ものすごい種類!!
おまけに3大蟹は食べ放題!
お刺身から寿司、熱々の天ぷらまである。ラザニアやサラダ、カレーライスまで!
全てを制覇なんて絶対に無理。
それでも、わくわくしながらプレートに乗せていく。
そして別注の生ビールで乾杯♪
く~、美味い!
そしてまずは蟹!
うん???美味しくない?なんだ?この水っぽさは?
おまけに甘味もない!完璧冷凍品だ~~~!!
他の料理も同じ。
不味くはないが、美味しくもない。
私と主人の味覚は似ているし、肥えている。
でも、もくもくと食べる。
そして、無言で部屋へ。
「美味しくなかったね。その上、お腹苦しい~!」
だって、バイキングってお皿に盛った以上残せないし・・・。
あ~、初日のご飯は失敗だ~!

その代わり、お風呂は夜と朝風呂で31種類制覇してきた!
さぁ、明日は函館だ!
今回一番の目的の場所。
ウニ、イクラ丼にいか刺し、蟹も生を食べ尽くすぞ~!!
何より、お慕いしている土方歳三の最期の地碑にお参りするのも
最大の目的。
さぁ、いざ函館へ!     つづく。

娘と二人の上海旅行記 最終章

2008年02月16日 | 旅行
北京ダックの店からタクシーでマッサージの店に。
「香扇閣」というその店は、インド直輸入の上質なオイルで全身1時間と
足マッサージ40分で198元(約2970円)とにかく安い。
でも店内はとてもお洒落で落ちついた雰囲気。
二人で甚平のような服に着替え、少し薄暗い部屋に通される。
ベッドが二つ。一緒に受けられそうだ。
まずは足を暖かいお湯につけてもらいながら、頭と顔のつぼを押さえて
いく。すでに極楽気分。
それから、足裏からふくらはぎにかけてオイルで丹念にマッサージ。
痛気持ちいい。あっという間に足が終わり、次は全身。
肩から背中、腰、腕と気持ちよくマッサージが進む。
オイルが染み込んでくる感覚。
気持ち良さに歩き疲れた体が弛緩していく感じ。よだれが出そう。
すっかり心地よい時間を過ごし、店で記念写真を撮ってもらった。

夜はまだまだ。最後にやはり外灘の夜景を見ておきたいと思ったが
凍るような突風に断念。
早々とホテルに帰ることにした。
今晩も娘は疲れていたのか早く就寝。私はビールを飲みながら、今晩
も遠くで上がっている花火を見ながら、まったりとした夜を過ごした。

さぁ、最後の日。といっても、2時には空港に向かわなければならない。
午前中は娘の寮の付近の小物屋さんを散策。
そこでも少し買い物。
その後、娘お勧めの火鍋屋さんへ。
白い出汁と、辛い赤い出汁が鍋の真ん中で仕切られている。
具材は娘にお任せ。
豚肉、きのこ、ほうれん草、うり。それらを両方の鍋に入れて煮えたら
たれを付けて食べる。これが絶品!
「美味しい~♪」と言うと、娘も満足そう。
お腹も一杯になり、まだ少し時間があったので、娘行き付けのスーパー
マーケットへ。そこで、娘お勧めのザーサイを購入。
一旦、寮に帰り荷物をすべてまとめて、いざ空港へ。
バスで、と言う娘を無視してタクシーを拾う。
またしても「勿体無い!!」と文句を言われるが、残されたわずかな時間。
タクシーでゆっくり最後の会話をしたかった。

45分ほどで空港へ到着。
搭乗手続きまで娘が付いて来てくれた。
迷った時の為、「私が乗る飛行機のゲートはどこですか?」と中国語で
書いてもらったメモをポケットに入れ、チェックインカウンターへ。
「元気で頑張ってね!」と私。
また、あの地で、足を踏ん張って生活していく娘を思うと切なくなって
降り返ってみると、娘の姿は既になかった。
あっさりしたもんだ。

また、あの汚いバスに1時間も揺られて帰るのだろう。

頑張れ!!我が娘よ。
あんたは強く逞しく成長したよ。
この旅で再確認したよ。
楽しい時間をありがとう。

熱いものが込み上げながら、私は一人帰路に着いた。

娘と二人の上海旅行記 その2

2008年02月16日 | 旅行
新天地・・・そこはフランス租界時代を再現したレトロでモダンな街。
「新天地なんか普段絶対に来ないよ~」と言う娘の言葉通り、まずまず
センスの良いものを置いてあるけど、値段は日本並み。
取り合えず、美味しいお茶が飲みたくてお洒落なカフェに。
コーヒー1杯約900円。「高~い!ここって日本の銀座?」と驚く私。
一体、どんな人達がここでお買い物をするんだろう?
一般中国人が来れる場所ではない。
それでも、とにかく一通り見て周る。
結局買い物はしなかった。値段も高いし、やっぱり日本の方がはるかに
センスが良い!
散々、見て納得した私は、少し早いけど、この新天地で夕食を取ることに
した。
入ったのは上海料理店。
頼んだメニュー。上海蟹の身やみそを合えたもの、セロリとユリネの炒め物、
甘辛く似込んだ豚の角煮と焼きそば。
これは、かなり上品なお味。二人共、大満足♪

まだ時間的には早かったが、あまりの寒さと寝不足の為、ホテルに帰ること
にした。

熱いシャワーを浴びて、コンビニで調達したビールと氷結で乾杯♪
娘はすぐに眠りについた。
いつもの生活リズムでは、まだまだ眠れない私は、ビールを飲みながら春節
の為、遠くで上がっている花火を眺めながら、のんびりと夜を過ごす。
そして12時になったところで就寝。

翌2日目。
今日は、普段娘が買い物をしている、七浦路という服飾市場を訪れた。
チープな洋服やアクセサリー、小物の店がひしめき合っている。
安い上、値段交渉次第で半額くらいまでいけるという。
私はこの値段交渉が苦手だが、娘は自分の腕を試しているようで好きだと
言う。早速娘に交渉してもらいながら、リーバイス風とグッチ風のベルト
を主人と長女のお土産に購入。
ピアスなんて一つ10元(約150円)これも友達や長女用に10個購入。
大満足♪

ちょうどお昼になったので、前日から予約していたJWマリオットホテルの
レストランへ。
ここは去年も来て、とても美味しかった。
100元+サービス料で食べ放題の上、注文してから作ってくれるので
とっても良い感じ♪
ここでやっと念願の熱々の小籠包にありつける。美味しい~♪
他に、蟹肉のシュウマイや、色んな点心、野菜の炒め物、デザートなどを
次々に注文。
お腹一杯堪能した。
結局飲み物を含めて、二人で300元(約4500円)。
娘の4日分の生活費といったところだろうか。

その後、准海中路という大型ショッピングセンターや日系デパートなど
が立ち並ぶ街へ、最後のお土産を購入するため出かけた。
ワトソンズもあり中国コスメや生活雑貨など面白そうなものを沢山購入。
途中、リリアンケーキショップがあった。ここはエッグタルトで有名な
お店。その場で二人で立ち食い。あと、ホテルで食べる用も購入。
熱々のカスタードクリームがとっても美味しい。皮もサクサク。

夕食は予約してあった北京ダックの店に。
ここも満杯の人。やっぱり春節のせいか家族連れが多い。
お正月だからご馳走を・・・といった感じだろうか。
二人で1羽は食べきれないので半身を持ち帰りにしてくれた。
が、持って帰っても困るので、隣の席の家族に差し上げたら喜んでくれた。
ここでも、きのこのスープ、セロリの炒め物なども注文。
久々の北京ダック。お腹一杯食べた。大満足。

その後、予約してあったお洒落なマッサージ店へ。

娘と二人の上海旅行記 その1

2008年02月14日 | 旅行
娘が生活している上海。そこへ旅だったのは今回で2回目。
昨年は異国に発った娘との半年ぶりの再会ということもあり胸が踊った。
義姉達も一緒だし、初めての上海ということもあり、盛り沢山のプランを
組み込み、かなりハードスケジュールをこなした。
外灘の夜景を見たり、雑技団を観たり、ジャズバーに行ったり、お決まりの
よ園に行ったり。

でも、今年は2回目だったので、娘の生活圏で半分ほど過ごしてみた。
ホテルも娘の寮の近くに新しくできたハワードジョンソン(5つ星)を予約
してもらった。

出発の朝、朝9時の飛行機に乗るため、帰国していた娘と二人、6時23分の
リムジンバスの為、早起き。まだ家族が寝静まっている中の出発となった。

飛行機の中、私はわくわく。でも娘は少し憂鬱そう。やっぱり日本が一番いい
らしい。
それは中国に行けば分かるけど、あの地は日本人が生活するには、やはりキツイ
場所だ。
はっきり言って、汚いし臭い。うさん臭く、常に日本人であることで騙されたり
しないか気を張り詰めていないといけない。そして不衛生でマナーもなくいい加減
だ。トイレ事情も悪い。
私はいかにも観光客・・・といった格好なんで、宿泊客のふりして一流ホテルを
見つけると、さっと入り綺麗なトイレで用を足す。
が、娘の日常はそうはいかないので、常にウエットティッシュを持ち歩いては
ことある度に手を拭いたり、テーブルやグラスなどを拭く生活。

上海に着いて、まずは娘の寮へ。
空港からタクシーで行きたいという私に「勿体無い!!バスにしよう!」と娘が
言うので仕方なくバスに乗った。タクシーだと150元(約2250円)バスだと
13元(約195円)娘はしっかり現実の生活に戻っている様子。
一時間ほどバスに揺られて、そこからは歩くと言うので、荷物もあるし絶対に
タクシーと私の意見が通った。

娘の寮は3人部屋。各々個室があり、あと20畳近い広いリビングとキッチン、
トイレ、シャワーブースを共有している。
なかなか良い部屋。
でも、これはあくまでも留学生用の寮だから。
現地の学生にしたら考えられないほど綺麗で設備も整っている。

娘の寮で荷物を置いて、その後、私の泊まるホテルへ。
これは徒歩で15分くらい。
これも私の意見でタクシーで移動。
シングルのその部屋は、想像以上に広く、ベッドはキングサイズで二人でも大の
字で寝れる大きさ。
と、言うことで、娘も急遽内緒で私の部屋に泊まることに決定。

時計はすでに12時近い。昼食を食べようと、娘のお勧めの店に行ってみると何と
春節の為休業中。
そこで、去年も行った「よ園」の中の、小籠包で有名な店に行ってみる。
すると、そこも春節の為、50mくらいの長蛇の列。
仕方なく、比較的空いてる点心の店に入ったら、案の定、不味かった。点心なのに
冷めている。
上海での最初の食事がこれ?と、かなり不満を抱えたまま、取り敢えず「よ園」の
中で、お土産を少し購入。
その後、即、タクシーを拾って繁華街、南京路へ。
そのビルの一つの中に美味しいかき氷が食べれる店があると娘が言うので「冬に
かき氷?」と言いつつも行ってみた。
メニューは軽食もあったので、さっきのリベンジとばかり炒飯も注文。
これが美味しくて、夕食に差し支えるかな~と思いつつも、あまりに美味しいので
二人で完食♪

その後、私のリクエストで上海でも最もお洒落な街、新天地へ。


ViVa!上海♪

2007年07月18日 | 旅行
今年の2月、娘が留学中の上海に主人の姉二人と2泊3日の旅行に行った。
それぞれが実家への帰省も兼ねて、埼玉と神戸から前日にこちらに集合。
障害児を持つ主人の上の姉にとっては初めての記念すべき海外旅行。
姪(娘)に会うのも、10年ぶりくらいだろうか。
姉の為にも有意義な旅になるよう、私は事前にネットやガイドブックを頼りに念入りな計画を立てた。

部屋はツイン一つにエキストラベッドを入れてもよかったが、娘も泊めてやりたいと思い、2部屋予約した。
娘とはホテルのロビーで待ち合わせの予定。
娘に会うのは5ヶ月ぶりだ。それぞれが、初めての姉妹での旅行にワクワク♪
飛行機で機内食を食べお喋りに花を咲かせていると、あっという間に着いてしまった。
あ~、こんなに近いんだ~。でも、やはり娘は海の向こう。久々の再会に胸が踊る。
迎えのガイドさんのバンで1時間余りで、ホテルには昼頃到着。

娘はすでにロビーで待っていた。
娘を見て、私の第一声。「太った?」
娘は「やっぱり~?言わないでよ~!」
慣れない土地でこんなに太れるなんて、どんな生活してるんだ?逞しい~!
取り敢えず、お腹がすいている。貴重品をセイフティボックスに収め、即お目当ての「よ園」に。そこには美味しい小籠包の店がある。全員が空腹を抱え目的地にいざ出発!
そこはすごい行列。1階でテイクアウトできるが、少々お値段が高くても、ゆっくり座って食べたいので、3階へ。
注文はもちろん娘任せ。娘が中国語を喋っている。当たり前だが、何だか不思議。
熱々の肉汁が空腹にじわ~と沁みる。お!お!美味しい♪俄然元気が出てきた!
さあ、お腹も一杯。やっとよ園の中をゆっくり巡る。
だが、先程からなんか娘の態度が気になる。タクシーの運転手に対しても、小籠包の店でも、娘はとても横柄だ。運転手にも口調がきつい。ウエイトレスに注文する時も肩肘を付いている。
「ねぇ、態度すごく感じ悪いよ。日本の良い文化を忘れていない?」と私は指摘した。
娘は笑いながら、「これでないと、こっちではやっていけないの。分かってるから!」と言う。
娘の言葉の意味はその後、10分もしないうちに分かった。
タクシーが捕まえられないのだ。順番待ちなどない!早い者勝ち!電車も乗ったが、娘の「さあ!降りるよ!」に手を引かれながらでないと、乗ってくる人達に押し潰されてしまう。買い物中も、言い値で買ったら大損だ。交渉次第でどんどん下がる。
値段交渉は海外では,よくあることで、それはそれで楽しいが、その比じゃない!
初め相当な値段をふっかけてくる。
買い物の交渉は全て娘任せ。時には強気で、かと思うと突如猫なで声で。
「さっき甘えたように言ってたのは何て言っていたの?」と聞くと、「お姉さ~ん、私、学生でお金持ってないのぉ。負けて~、って言ったの」
それを聞いた時には、口があんぐり!あ~、でもやっぱり私の娘だ。しっかり遺伝子を受け継いでいる。

そんなすごい街上海だが、食べ物はとても美味しかった!
北京ダック、上海蟹のフルコース、火鍋、さまざまな点心。
とにかく、食べ尽くした。

そして、ライトアップされた外灘(バンド)のめくるめく夜景。
和平飯店の「OLD JAZZ BAR」での古き良き時代を感じさせる雰囲気の中で聴いたジャズ。
お見事としか例えようのないスリル満点の上海雑技団。
グランドハイアットの87階の「Cloud 9」でカクテルを飲みながら見たパノラマビューの美しい上海。
そして、エステで受けた極上の一時。
私達は上海を思いきり満喫した。

背が低く、私よりも一回り以上も年上の上の姉は、早足で歩く私達に必死で付いてきてくれた。
そして、「美味しい~!」「楽しい~!」を連発してくれる。感謝!感謝!

あっと言う間の3日間。
娘ともお別れの時が来た。
私はやはり最後まで「謙遜とか、奥ゆかしさとか、それはそれで日本の良い分化よ。忘れないでね」と説教をしていた。
娘は「分かってるから」と笑い、私達の車を見送ると、踵を返したように背中を向け、颯爽と上海の雑踏の中に消えて行った。
これからまた、あの凄まじい電車に揺られて帰るのか・・・。
私には娘の背中が一層大きく逞しく見えた。