みゅうの細腕繁盛記

コブクロ、馬場さん、ナオトが大好き♪これからの人生、更に楽しく生きたいと願います。初めての方のコメント大歓迎です!!

我が家のギャル♪

2007年08月12日 | 家族
今日は、祭りの最終日、花火大会。

長女が友達と花火を見に行くから、友達と二人浴衣を着せてと言う。
夕方からは稼ぎ時なので、少し早めににということで待っていたが、遅い!
待ちきれず、長女の部屋にお邪魔する。
なんと、二人でヘアやメイクの真っ最中。
しかも、プロ並!
髪にはホットカーラーを巻き、サイドの部分はアイロンで上手にクルンと
巻き髪にしていく。
ホットカーラーを巻いていた部分は、逆毛を立てて上手にアップにしていく。
仕上げはペディキュア。綺麗に塗ってストーンを散りばめる。
もう本当に唖然とするくらい、二人共上手だ。感心する。
全てのエネルギーをメイクとファッションに費やしてきただけのことはある。

同じ姉妹でも、次女の方は、大学生になってもすっぴん。
ジーパンとTシャツでいると、高校生でも通用しそうだ。
どこで、二人の路線は別れてしまったのか・・・。

やっとヘア、メイクが終わってくれたので、やっと着つけ。
着つけ教室さながら、浴衣の着方、帯の閉め方を教えていく。
「将来、娘に着せてあげなきゃね」
これも、母としての教え。

さあ、終わったと思ったら、今度は二人、帯に自分のジャラジャラとした
ネックレスを飾り、髪には大きなコサージュ付きのカチューシャ。
これが今風?
徹底ぶりには感心。

この長女。本当によく遊ぶ。家にいたためしがない。
「夕飯いるの?」・・・普通、奥さんがご主人に問う言葉。
が、我が家では長女。
夜毎、夜毎、一体なにをしてるんだろう。
今日中という門限だけは守るが、本当にいつもいない。
青春真っ只中というところか。
彼氏のプロポーズは一体、いつOKを出すつもりなのか?
まだまだ遊び足りないらしい。

それに比べて次女。
今夜も友達と部屋でゲーム。
どこか行けよ~!と逆に言いたくなる始末。
親って、どちらでも心配なのね・・・と一人呟く母。

彼女達の将来は、どんな風に展開していくのだろう。
楽しみであり、心配であり、だ。

小さくなった母

2007年08月05日 | 家族
昨日は参った・・・。
久々に心底参った・・・。


母がもう、そんなに長くはないことを初めて実感した。

母の乳癌が肺に転移し、今年で3年目。
母は、淡々と死に向かって準備をしていた。
それでも、私はどこか実感できないでいた。

昨日は靴を買いたいから付き合って欲しいと言われ、娘達を連れ、久々に
母と外出した。
外出はほとんどしない。だが、靴だけは自分で合わせないといけない。
止むに止まれぬ外出だったのだろう。
家で見ていると気づかなかったが、母はかなり弱っていた。
歩くのもおぼつかず、誰かが支えてあげないといけない。

「お昼ご飯、ご馳走するから何でも食べなさい」
そう言われて、一緒にお昼を共にしたが、自分はほとんど箸が進まない。
「朝ご飯が遅かったから」とニコニコしながら皆を気遣い嘘をつく。

中国から帰国している次女が成人式には帰れず、夏休みのうちに晴れ着の
写真だけを撮ると話したら、成人のお祝いと、来年のお年玉、2月が誕生日の
次女のお祝いまで包んでくれ「これで安心した・・・」とつぶやいた。

帰り際「また来てね」と疲れきった表情を隠そうとして微笑む顔を見たら
胸が熱くなった。
娘達がいたので、込み上げそうになるものをグッと我慢した。

帰ってから、店に一人いると涙が溢れてきた。
何で、もっと頻繁に顔を出してやらなかったのか・・・後悔した。
やるせない気持ちのまま、きっと同じ痛みを分かち合えるであろう兄に電話した。
泣きながら喋る私の話を、兄は黙って聞いてくれた。
そして「仕方ないことだから・・・」と言った。

その後は店が忙しくなり、何もかも忘れてひたすら働いた。
仕事を持っていて良かった、と昨日ほど感じたことはない。
だが、夜布団に入ると、また涙が溢れて眠れない。
仕方なく、また起きてビールを少し。そして入眠剤を飲んで、やっと眠りについた。

今日は、次女を連れて写真館に。
お祝いで貰ったお金で、成人のお祝いの晴れ着の写真を撮りに行った。
出来あがったら、一番に母に見せに行こうと思う。
そして、余ったお金でちゃんと礼服を買ったことも知らせないと。

後、2年?嫌、1年?
もっと早いかもしれないが、気づいてあげられて良かったと思う。
まだ、親孝行の時間は残されている。
大事に過ごしていこうと誓った。