茅野市(ちのし)は長野県の中央、諏訪湖の西に広がる人口五万人ほどの町。町の中から蓼科山、八ヶ岳連山と美しい山々を望むことができる。それらの山のすそ野には別荘地が広がり、第二の軽井沢とも呼ばれている美しい町。JR茅野駅に隣接した「茅野市民館」のコンサートホールを満席にして被災地支援コンサートがもたれました。このホール、電動可動式の反響調整板まで備えた本格的なコンサートホール。驚きました。そして、スタッフの皆さんの一緒にステージを作ってくださる様々な配慮にも感銘。とても気持ちよく演奏することができました。そして、コカリナサークルがないこの町で主催してくれたのは、5年前まで新潟に在住しコカリナコンサートを何度も作ってくださっていた川鍋啓子さんが町の様々なボランティアで活動されている皆さんに呼びかけて作り上げくださった実行委員会。そのメンバーの皆さんがお知り合いに丁寧に声をかけてコンサートに誘ってくださったとのこと。ホールも素晴らしいのですが、お客さんがステージに向かう集中度は素晴らしいもので、ピアニストの福澤さんは乗りまくっていました。ゲストとして登場してくれたのは1ヶ月前の軽井沢大賀ホールでも大喝采を浴びた「しなのコカリナアンサンブル」の皆さん。大賀ホールときと同じように被災松コカリナで「浜辺の歌」そして交響詩「ふるさと」を50名のメンバーで奏でてくれました。初めてコカリナの生の音を聴く方も多かったのですが、木の音の合奏もまた素晴らしい、と絶賛していただきました。
実行委員の方から素敵な写真を送っていただきましたので差し替えました。
実行委員の方から素敵な写真を送っていただきましたので差し替えました。