続々強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

劇団四季の想い出

2023-08-06 16:37:26 | 懐かしい

劇団四季創立70年になったそうです。もうそんなになったのですね。

最初はいまの四季とは全く違った劇団でした。

あの頃は高校でも中学でも、演劇熱に溢れていました。

中学では、修善寺物語りをみて感激しました。女子校だったので

頼家がとても素敵でした。いまでも修善寺物語りは中学の頃のままです。

高校では、夕鶴、華々しき一族、想い出を売る男、

芝居は好きでも表に出るのが苦手な私は、お手伝いでした。

それでも満足な私に、どんな役なの?見に行くわなんて姉に

言われ困りました。いまでも夕鶴は2年先輩のK様の

夕鶴が一番だと思っています。

あるときき卒業した先輩に、演劇を誘われました。

神田の共立講堂で、四季の演劇でした。ジャンアヌイの

アンチゴーヌでした。難しくて分からなくて、凄い発声の

藤野節子さんの声に圧倒されました。

帰りはお茶の水まできて、コーヒーをご馳走になり先輩の演劇論を聞かされて

疲れ切って帰ってきました。先輩はその後、小さな劇団を作りました。

私は切符を売るのを頼まれました。大変な役目でした。

そのうち小さな劇団は消滅しました。みんな資金難でした。

四季の浅利慶太さんは裕福なお家の方だったのですね。

その後私たち夫婦はライオンキングのチケットを頂いて見に行きました。

素晴らしさに圧倒されました。

これがあの四季なのね。藤野節子さん、日下武さんのお顔を思い出しました。

初期の頃の四季を見たことは夫に話していませんでした。

先輩の劇団の切符を売っていたなんて言ったら,

バカか~って言いそうな人でしたから。

良いお天気の朝でしたが、急にお昼頃大粒の雨が降ってきました。

晴れたらカナヘビくんが日向ぼっこをしていました。

私は植木鉢の水遣りをしなくて、少しうれしいです。

何しろしつこい蚊がいるので。

 

 

 

コメント (2)
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