猫の目

◎5匹の猫を見送り30年の猫の居る生活に幕が下りましたが
まさかの展開で又猫の居る暮らし復活!

賛否両論「人工透析中止」

2019年03月16日 | 日記
おかんさん。永遠の課題ですね
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「人工透析の中止で患者死亡」のニュースで議論されてます

倫理とは「これは正しい事か善い事かと判断する際の根拠を言う」

医療現場ではこの倫理に基づいた行為・考え方には正解は見つからない

日本では患者の意思は尊重されない
尊厳死を望んでも認められない

延命治療は「患者の意思」を尊重する重要性を感じる

治る為の治療ならどんなに辛くても頑張るだろう
完治の見込みがなく只命を繫ぐためだけの治療には葛藤が伴う
「生」について深く考える事だろう
身体が弱っているときは心も弱くなっているので少しでも元気な時に考える必要がある
そんなこと考えず只ひたすら「生きる」人もいるだろう

やれ殺人だ自殺幇助だと議論する前に「患者の意思」を尊重していただきたい

偶然こんな映画を観ました
最高に輝いていた青年が事故で四肢麻痺となってしまう
2年間の地獄の日々の結果出した結論は尊厳死
家族や友人は何とか思いとどまらせようとするが愛情を受ければ受けるほど自分が負担になる苦しみが募る
ただ「生きていてくれるだけで良い」と思うのが家族
この苦しみから解放してと懇願する息子
最後はスイスに旅立ち皆に見守られながら穏やかな死を迎えました

どう捉えるかは人それぞれです

健康体なのに一時の悩みで命を断つのとは違います
「死にたい」と思ってもそんなことで実行はしません
ありのままに天命を無様な姿を晒してでも全うします

でももし自分がこの主人公のような立場なら同じ道を選ぶと思います

永遠の課題です。




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