知らぬ存ぜぬは楽

昔から自己犠牲の癖があり

面倒なことはついつい引き受けてしまう

自分は二の次の精神でずっと生きてきた気がする

困った性分だが気が付いた時にはそうなっていた

幼少期のトラウマがそうさせたのかもしれない

複雑な家庭環境の後遺症か？

 

大体問題が起きて「どうしようか？」となると「私がしようか？」と手をあげてしまう

周りはダチョウ倶楽部のごとく「どうぞ！どうぞ」となる

しがらみが一つ一つ消えて行って今初めて自分のために生きている

はじめて自分の存在を感じた

こんなことなら初めから自分の為に生きればよかった

自分より相手のことを思ってしまう性分

 

どんなに尽くしてもそれが当たり前になりうまくいかなければ感謝もされず逆に恨まれることもある

私が手助けしなくてもちゃんとやっていくものだ

そう気がついたのも遅かった

所詮自己満足

「私がやってあげる」

この言葉を飲み込むだけでいい

やっとそれができるようになった

これが私の一凶だったのだ

 

コロナ禍

人と関わらなくてすむ

何だかホッとする自分がいる

最近は「見なければ聞かなければ知らなければ」心痛まないと思ってしまう

 

独りで居られる私を変人と言う人もいる

一人じゃないモーン　　重ッ！！