世界で初めて広島に原爆が投下されてから78年となります
この悲劇は核の抑止になっているのでしょうか?
核兵器を開発するためには実験が必要です。1945年、アメリカのニューメキシコ州で世界で初めての核実験が行われてから、これまで2,050回以上の核実験が行われきました。
アメリカはネバダ砂漠や太平洋でロシアはカザフスタンや北極海で、イギリスはオーストラリアや太平洋の島国で、フランスはアルジェリアや南太平洋の仏領ポリネシア・タヒチで中国は新疆ウイグル自治区で実施しました。ワシントンやモスクワなどの大都市から遠く離れ、多くの場合は植民地や先住民族の暮らしている土地でした。
(川崎 哲「核兵器はなくせる」、岩波ジュニア新書、2018)
1954年3月1日午前3時45分アメリカが太平洋のマーシャル諸島・ビキニ環礁で行った水爆実験「ブラボー」は世界に衝撃を与えました。その爆発力は、広島に投下された原爆のおよそ1,000倍もあったのです
爆心地から160キロほど離れた地点で操業していた日本のマグロ漁船(第5福竜丸)は
いわゆる「死の灰」を浴びて被爆し大きな社会問題となりました
今一番の注目はロシアとウクライナの戦争です
悪魔となったプーチンが脅威です
1945年父は23歳だった
戦争中広島原爆投下をどんな思いで見たのだろう
生前に聞いておけばよかった
東日本大震災を目にしたときも未曽有の出来事に呆然とした
あんな感じだったのだろうか?
後からジワジワと驚きと恐怖と悲しみが襲ってくる
生き残った人は罪悪感を抱く人もいる
悲しみが大きいほどそれは強い
『生存者罪悪感は他者への愛という人間存在の最も崇高な感情の一つ』
と言える