猫の目

◎5匹の猫を見送り30年の猫の居る生活に幕が下りましたが
まさかの展開で又猫の居る暮らし復活!

親子の縁を切る

2020年08月15日 | 自分史

親子の縁を切る

実際母親が 自分を産んだという事実

遺伝的な繋がりは変えようが無い

しかし他人よりも疎遠にして 生きていくことは可能

5歳で私を手放した実母は法的に親子の縁は切れている

養母に関しては養子離縁で縁は切れた

生みの親より育ての親というが一概に当てはまらない

二人の女性に翻弄され育った自分は欠陥人間となりどちらにも愛情を感じない事で自分を責めた

自分は何と冷血な無感情人間なんだと・・

人生の失敗も「甘えられない愛情不足」がなせる業だと結論付けている

今生みの母と同居することになった時の母の年(71)になり改めて客観的に考えてみたがやはり理解できない

2年間の同居だった

 

何の因果か?4人の子供の内捨てた子と最期を過ごすとは

最後まで自分勝手な言い訳をしていた

私の苦しみは最後まで理解しなかった

作られた人間は努力で克服しようと頑張るがトラウマは人生に大きな影響を及ぼす

せめて反面教師として学ぶしかない

2年の暮らしでとうとう母を理解することはできず今までの自分の考えを確実にするものだった

不器用な人だったのかもしれない

人生最後まで答えの出ない事がある

哲学は経験からもたらせれるもので想像は想像でしかない

それぞれの人生の分哲学がある

答えなど求めなくていいんではないか?

やり直しはきかないし

ないものねだりしてもしょうがないし

正解不正解は問わず自分は信念をもって生きてきたことは良かったと思っている

あの時こうすればよかった

ああすればよかったは数々あるが・・・

 

何でも一生懸命だったなぁ

それもあの親がいたからの負けじ魂でできた

今はもう失くしてしまった情熱をもって生きていた

後2年で母が亡くなった年になる

母よりは後悔のない良い人生だったと思う

それだけで十分ではないか

 


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