平成29年7月30日(日)、福井市にある「フェニックスプラザ・小ホール」にて開催された「ニュートリションセミナーin福井」に参加しました。
特別講演Ⅰでは『褥瘡対策最前線2017』をテーマに、東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 老年看護学/創傷看護学分野 教授 真田弘美先生よりご講演がありました。褥瘡治療のための栄養介入効果に関する評価方法や、ロボテックスマットレスを使用したICU症例報告など、褥瘡治療に関する最新の話題を学ぶ事が出来ました。
特別講演Ⅱでは『在宅での褥瘡・栄養管理』をテーマに、医療法人社団守一会北美原クリニック 理事長 岡田晋吾先生よりご講演がありました。「在宅患者訪問褥瘡管理指導料」を取得している実状や、様々な在宅での症例報告、在宅での患者さんとの関わり方など、これからの地域医療のあり方について大変勉強となる内容でした。
どちらの特別講演も座長は福井大学医学部付属病院がん診療推進センター 教授 栄養部長・NSTチェアマン 片山寛次先生が担当され、演者の先生方とのやり取りに会場からは笑いが出るような、とても和やかな雰囲気の中で学ぶ事が出来ました。
今回学んだ事を当院に持ち帰り、医療の質の向上に貢献できるようこれからも努めていきたいと思います。
(栄養管理室 / M)