あわら病院では大腸CTと大腸内視鏡の検査を同日にセットで行っています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai19/dl/gaikyouR1.pdf
厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況」より引用
上のグラフよりわが国では大腸がんの死亡率は男女ともに高く、上昇傾向であることがわかります。当院では、個別がん検診で便潜血陽性となった患者に対して、大腸CTと大腸内視鏡の検査を施行しています。必要に応じて2つの検査を同日に連続して行うため、早い場合は来院から1時間半ほどで終了します。
次にCTと内視鏡検査の長所と短所をまとめます。
表1の参考URLは以下です。
https://www.jges.net/citizen/faq/large-intestine_02(日本消火器内視鏡学会)
https://nomu-capsule.jp/daicho/inspection.html(メドトロニック)
https://www.horii-pharm.co.jp/app/download/9697746265/%E5%A4%A7%E8%85%B8CT%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E5%86%8A%E5%AD%90.pdf?t=1611023043(堀井薬品工業株式会社)
CTと内視鏡の両方の検査を一度にすることは非常に効率的であり、それぞれの長所を生かし短所を補うことができます。
(放射線科 M / M)