ここからはフリーソフト EASEUS Todo Backup Freeの出番になる。今使用しているHDD(Windows 8.1とデー
タ 容量2TB)のクローンをSSHDに作る作業を開始する。
ハードディスクの論理的な構成を知っていればパーティション単位でのクローンを作ることも可能だし、ソースの
空エリアのパーティション・サイズを減らしてやれば無駄な空コピーもなくなるかもしれないが、その方法で完成
させたものの動作結果がどうなるか分からない。こんな心配をして時間をかけたのに失敗では悔しいから安直な丸
ごとコピーのディスク・クローン方式にする。
前回バックアップでとった時、私はグースカ寝ていたがPCは徹夜でコピー作業に励んでいた。今回もそんなに変
わりないだろうと腹をくくってクローン作りを開始する。最初、残り推定時間は50分ほどを示していたが少しず
つ増えていく。作業時間も残り時間もどんどんと増えるから、いつ終わるのか全く予測不能。
夕方4時ごろから始めて22時30分頃に見た時は残り2時間くらいだったのに寝る直前の23時過ぎに突然の正常
終了となった。もう寝る体制だったので何もせずに就寝。
翌朝の朝食後、外付けから内装にしてテストをしてみる。1回目の立ち上げは換装前、通常50秒くらいと表示して
いたソフトが86秒と交換前より遅かった。2度3度と電源オフ・オンをする内に早くなり30~40秒くらいを示す
ようになった。この時間、どの時点から測定開始しどの時点で立ち上げ完了かは分からないが実際には完了メッセ
ージより前には使える状態になっている。
条件は同一だから早くなったかどうかの判定は可能。数値とは別の体感では気持ち、早くなったように思う。その
後、ワード、パワポなどのAPPを立ち上げてみると明らかにスピードが違う。オーバーに言うと『あっと言う間』
に立ち上がる。私などのPC仕事ではHDに沢山のデータを書き込んだり読み出したりするケースはビデオ、写真、
音楽などだろうから、AP処理におけるSSHDの評価は今後の仕事具合で判明する。
私の場合のHDD(7200RPM)からSSHD SESAGATE ST2000DX001への換装は満足のいくものになった。今ま
でのHDDは外付けにしてドキュメント、ピクチャーなどを自動的にバックアップしてくれる『*1履歴機能』を使
ってデータの保全に取り組んでみたい。
*1 コントロール・パネル-->システムとセキュリティー-->ファイル履歴