KONASUKEの部屋

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アイヌコブスジコガネ?20210510

2021年05月13日 | コウチュウ目
アイヌコブスジコガネ?

初め、触角からコガネムシ科を探したものの見つからず。
次に虫ナビさんのマルチビゴミムシダマシの画像に似ていると思ったものの、やっぱり触角の形状が全く違うな、と。
これは、かつてのゴモクムシダマシの悪夢の再来か?(笑)
と、ネット上を迷走し、マグソクワガタか?とも思い、でも、生息環境が明らかに違うし。
Twitterで恥ずかしい投稿をした末に(笑)、wataさんに、「コブスジコガネの仲間」と教えて頂きました。
ありがとうございました。

絵合わせの結果、アイヌコブスジコガネが一番近いと思います。
それにしては体長が小さかったのではないか、という点が気がかりですが。
あるいはチビコブスジコガネやコブナシコブスジコガネ(ややこしや)の可能性もあるかも知れません。

灯火に飛来するという習性、土壌に穴を掘って住み着くという習性がある点でも有力だと思うんですが。
見つけたのは例のトイレだし、体中泥だらけだったしね。

①前胸背板は、前縁の角が尖り、大きな凸凹はない
②上翅は下膨れ
③上翅は隆条が目立たず、黄褐色の毛が生える
④前脚の脛節には鋭い刺がある

分類:コウチュウ目コブスジコガネ科
体長:10.5~12mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   山地性
成虫の見られる時期:初夏~盛夏
          越冬形態?
エサ:成虫・・・鳥の羽や獣皮など
   幼虫・・・鳥獣の毛や軟骨など
その他:国産コブスジコガネ科では10mmを超える大型種。
    黄褐色の短毛が生える。
    野生鳥獣の古い死体に集まる。
    成虫・幼虫ともに死体の下の土壌に穴を掘って住み着いていることが多い。
    森林斜面のある環境で、良く灯火に飛来する。
参考:日本列島の甲虫全種目録(2021年)
   あおもり昆虫記
   夜間飛行-灯火にあつまる秋田県の昆虫-
   こんちゅう探偵団
   『虫央堂』
   神奈川県レッドデータブック
   さとみ昆虫記
   昆虫親父日記
   むしとり。


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