ヤマトタマムシ。
所謂タマムシです。
昔は、これを箪笥に入れておくと、着物が増える、などと言われて珍重されていました。
その美しさを利用した「玉虫の厨子」は、あまりにも有名ですね!
残念ながら死んでます。
でも、居そうな場所は掴めたので、来年あたり、生きた個体を探してみたいと思います。
腹側。
腹の先がV字に切れ込んでいるのが、オスの特徴。
ちょっと分かりづらいんですが。
前翅と後翅の長さに注目。
前翅と後翅が、ほぼ同じ長さなのが分かりますか?
普通、コウチュウ目では、硬い前翅の下に、柔らかくて大きな後翅が畳んでしまってあるものなんですが。
畳まないから、すぐに出せる、飛び立てるのが利点。
でも、浮力はどうなんでしょう?
飛ぶ姿は、縦になってしまって、ちょっと不恰好です。
茨城県準絶滅危惧種
分類:コウチュウ目タマムシ科タマムシ亜科
体長:25~40mm
分布:本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:6月中旬~8月
夏に産み付けられた卵は、約2週間で孵化する。
(幼虫期間は条件により異なる?)
秋に蛹になり、2度冬を越す。
6月頃、木の中で羽化する。
卵から3年目の7~8月、脱出する。
エサ:成虫・・・エノキ、ケヤキの葉
幼虫・・・エノキ、ケヤキの幹
その他:国内のタマムシ科中、最大種。
体色は金緑色。
前胸背、上翅に1対、赤紫色の縦帯がある。
この美しいメタリック・ボディは、色素によるものではなく、構造色によるもの。
所謂「玉虫厨子」はあまりにも有名。
後翅は前翅とほぼ同じ大きさで、畳まないのですぐ出せ、飛び立てる。
山地の自然林から平地の里山林、屋敷林、寺社林にまで、広く分布する。
成虫は日中、発生木周辺の高所を飛ぶ。
幼虫は食草のエノキ、ケヤキの幹を食い進み、楕円形の穴を空ける。
産卵から羽化まで3~4年を要すると言われる。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②
【学研の図鑑】昆虫の図解(学研)
かたつむりの自然観撮記
所謂タマムシです。
昔は、これを箪笥に入れておくと、着物が増える、などと言われて珍重されていました。
その美しさを利用した「玉虫の厨子」は、あまりにも有名ですね!
残念ながら死んでます。
でも、居そうな場所は掴めたので、来年あたり、生きた個体を探してみたいと思います。
腹側。
腹の先がV字に切れ込んでいるのが、オスの特徴。
ちょっと分かりづらいんですが。
前翅と後翅の長さに注目。
前翅と後翅が、ほぼ同じ長さなのが分かりますか?
普通、コウチュウ目では、硬い前翅の下に、柔らかくて大きな後翅が畳んでしまってあるものなんですが。
畳まないから、すぐに出せる、飛び立てるのが利点。
でも、浮力はどうなんでしょう?
飛ぶ姿は、縦になってしまって、ちょっと不恰好です。
茨城県準絶滅危惧種
分類:コウチュウ目タマムシ科タマムシ亜科
体長:25~40mm
分布:本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:6月中旬~8月
夏に産み付けられた卵は、約2週間で孵化する。
(幼虫期間は条件により異なる?)
秋に蛹になり、2度冬を越す。
6月頃、木の中で羽化する。
卵から3年目の7~8月、脱出する。
エサ:成虫・・・エノキ、ケヤキの葉
幼虫・・・エノキ、ケヤキの幹
その他:国内のタマムシ科中、最大種。
体色は金緑色。
前胸背、上翅に1対、赤紫色の縦帯がある。
この美しいメタリック・ボディは、色素によるものではなく、構造色によるもの。
所謂「玉虫厨子」はあまりにも有名。
後翅は前翅とほぼ同じ大きさで、畳まないのですぐ出せ、飛び立てる。
山地の自然林から平地の里山林、屋敷林、寺社林にまで、広く分布する。
成虫は日中、発生木周辺の高所を飛ぶ。
幼虫は食草のエノキ、ケヤキの幹を食い進み、楕円形の穴を空ける。
産卵から羽化まで3~4年を要すると言われる。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②
【学研の図鑑】昆虫の図解(学研)
かたつむりの自然観撮記
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