KONASUKEの部屋

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ニセフジロアツバ?20210908

2021年09月13日 | チョウ目
ニセフジロアツバ?
以前アップしたフジロアツバに似ていますが、翅頂の斑紋が薄く、青白いとのこと。
明らかに斑紋は薄いと思われますが、青白い?

不安要素は分布です。
「虫ナビ」では
本州(東海地方、紀伊半島)、四国、九州、屋久島、南西諸島
となっていますが。
ネット上には、丹沢(神奈川県)、高尾山、狭山丘陵(東京都)での目撃情報があるので、あるいは茨城県にも来ることがあるのかも知れません。

①翅頂付近の白紋は薄く、青鉛色を帯びる
②前翅外横線:強く鋸歯状、不明瞭
③前翅亜外縁線:不明瞭
④前翅縁毛:白紋の外方のみ白色
⑤後翅外横線:前翅より明瞭

分類:
チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
28~35mm
分布:
本州(東海地方、紀伊半島)、九州
※ネット上には丹沢(神奈川県)、高尾山、狭山丘陵(東京都)での目撃情報あり
※渓舟の昆虫図鑑では四国を分布域に含めている
平地~?
成虫の見られる時期:
5~11月(多化性)
越冬形態?
エサ:
成虫・・・樹液、腐果など
幼虫・・・広葉樹の枯葉
その他:
RDB:京都府・要注目種
前翅の表面はやや光沢があり、斑紋は青鉛色を帯びた白色。
(フジロアツバでは地色がやや明るく、斑紋は白色。)
内横線は点列となるが、極めて不明瞭。
外横線は強い鋸歯状で不明瞭、二重の点列となる。
環状紋は中室内に微小な点として認められ、腎状紋も極めて小さい。
亜外縁線は中室外方の2室でやや明瞭、その外方に白紋を有する以外は不明瞭。
縁毛は地色と同じだが、翅頂下の白紋の外方は白色の点列となる。
後翅の外横線は強い鋸歯状を呈し、前翅より明瞭。
亜外縁線は白色の点列。
裏面の地色は表面よりやや明るく、斑紋は一層不明瞭。
♂の触角は単櫛歯状、中央でわずかに屈曲するが、毛束はない。
♀は短い繊毛を持つ。
♂の下唇鬚の地色は黒褐色。
灯火にも飛来する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
京都府レッドデータブック2015
渓舟の昆虫図鑑
フォト蔵
自然ウォチング


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