ゴボウゾウムシ。
近似種にオオゴボウゾウムシとシラクモゴボウゾウムシがいますが、いずれも体の最大幅が、吻を除いた体長の1/2を超えません。
また、ゴボウゾウムシは他二種と比べて吻が細く、前脚腿節の先端部より細いとのこと。
オオゴボウゾウムシは前胸背の点刻が強く、互いに融合して強いシワ状。
鞘翅点刻も強く、間室はやや隆起して小じわ状。
大きさも
ゴボウゾウムシ5.6~8.5mm
オオゴボウゾウムシ9.5~13.1mm
シラクモゴボウゾウムシ8.9~11mm
と、ゴボウゾウムシは他の二種と比べて小さい。
(吻は含まない長さ?)
以下のサイトに3種が並んで載っており、比較しやすい。
たこさんの秋吉台日記
また、「原色日本甲虫図鑑Ⅳ」によると、オオゴボウゾウムシは本州では山地に分布、シラクモゴボウゾウムシは本州中部以西(ゴボウゾウムシより山地性)に分布とのこと。
この点でもゴボウゾウムシだと思われます。
ビオトープ天神の里にて撮影。
分類:
コウチュウ目ゾウムシ上科ゾウムシ科カツオゾウムシ亜科
体長:
7.5~10mm
(吻を除く?:5.6~8.5mm)
分布:
本州、四国、九州
平地に多い
成虫の見られる時期:
5~7月
成虫で冬越し?
エサ:
アザミ、ゴボウ
その他:
体は卵型で黒色、新鮮な個体では緑がかった黄褐色の毛が生え、斑紋杖になる。
(オオゴボウゾウムシ、シラクモゴボウゾウムシは長卵形。
シラクモ~の新鮮な個体では赤褐色の粉に覆われる。)
最大幅/体長(吻を除く)=0.49~0.54。
吻は前腿節先端部より細い。
(オオゴボウゾウムシでは同じかやや太い。)
オオゴボウゾウムシより鞘翅の点刻が弱い。
(オオゴボウゾウムシでは点刻が強く、間室はやや隆起して小ジワ状。)
触角第2中間節は第1中間節より明らかに短い。
草地で見られる。
低地のアザミに多い。
(オオゴボウゾウムシ、シラクモゴボウゾウムシはより山地性。)
♀はツボミに口吻を差し込んで穴を開け、産卵する。
花の中で幼虫~成虫まで育つ。
参考:
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社)
広島大学デジタルミュージアム
ぶらり自然散策
裏山草花昆虫記
北摂の生き物
そよ風のなかでPart2
東京昆虫館
たこさんの秋吉台日記
近似種にオオゴボウゾウムシとシラクモゴボウゾウムシがいますが、いずれも体の最大幅が、吻を除いた体長の1/2を超えません。
また、ゴボウゾウムシは他二種と比べて吻が細く、前脚腿節の先端部より細いとのこと。
オオゴボウゾウムシは前胸背の点刻が強く、互いに融合して強いシワ状。
鞘翅点刻も強く、間室はやや隆起して小じわ状。
大きさも
ゴボウゾウムシ5.6~8.5mm
オオゴボウゾウムシ9.5~13.1mm
シラクモゴボウゾウムシ8.9~11mm
と、ゴボウゾウムシは他の二種と比べて小さい。
(吻は含まない長さ?)
以下のサイトに3種が並んで載っており、比較しやすい。
たこさんの秋吉台日記
また、「原色日本甲虫図鑑Ⅳ」によると、オオゴボウゾウムシは本州では山地に分布、シラクモゴボウゾウムシは本州中部以西(ゴボウゾウムシより山地性)に分布とのこと。
この点でもゴボウゾウムシだと思われます。
ビオトープ天神の里にて撮影。
分類:
コウチュウ目ゾウムシ上科ゾウムシ科カツオゾウムシ亜科
体長:
7.5~10mm
(吻を除く?:5.6~8.5mm)
分布:
本州、四国、九州
平地に多い
成虫の見られる時期:
5~7月
成虫で冬越し?
エサ:
アザミ、ゴボウ
その他:
体は卵型で黒色、新鮮な個体では緑がかった黄褐色の毛が生え、斑紋杖になる。
(オオゴボウゾウムシ、シラクモゴボウゾウムシは長卵形。
シラクモ~の新鮮な個体では赤褐色の粉に覆われる。)
最大幅/体長(吻を除く)=0.49~0.54。
吻は前腿節先端部より細い。
(オオゴボウゾウムシでは同じかやや太い。)
オオゴボウゾウムシより鞘翅の点刻が弱い。
(オオゴボウゾウムシでは点刻が強く、間室はやや隆起して小ジワ状。)
触角第2中間節は第1中間節より明らかに短い。
草地で見られる。
低地のアザミに多い。
(オオゴボウゾウムシ、シラクモゴボウゾウムシはより山地性。)
♀はツボミに口吻を差し込んで穴を開け、産卵する。
花の中で幼虫~成虫まで育つ。
参考:
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
原色日本甲虫図鑑(Ⅳ)(保育社)
広島大学デジタルミュージアム
ぶらり自然散策
裏山草花昆虫記
北摂の生き物
そよ風のなかでPart2
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