クチバスズメ20190709

クチバスズメ。

前翅外縁は黒化せず、後翅は橙黄色。
（モモスズメでは外縁が黒化し、後翅は桃色。）

分類：チョウ目スズメガ科ウチスズメ亜科
翅を広げた長さ：９０～１３５ｍｍ
分布：全国
　　　丘陵～山地
成虫の見られる時期：６～８月（年２化）
　　　　　　　　　　蛹で冬越し
エサ：成虫・・・食べない
　　　幼虫・・・コナラ、クヌギ、クリ、アラカシ、シラカシ、ウバメガシ、ツブラジイ、ウラジロガシ、オオバボダイジュ、シナノキ、ビワなど
その他：大型種。
　　　　地色は淡い褐色で、背面中央に、頭部から腹端まで暗褐色の縦線が走る。
　　　　前翅に褐色の横線が多数ある。
　　　　前翅・後翅の後角付近に褐色の紋がある。
　　　　前翅外縁は黒化せず、後翅は橙黄色。
　　　　（モモスズメでは外縁が黒化し、後翅は桃色。）
　　　　夜行性？
　　　　灯りに飛来する。
　　　　幼虫は夏～秋に見られる。
　　　　黄緑色で、体側に黄白色の斜条（後方に倒れる）が並ぶ。
　　　　一番前の斜条は先端がやや太くなる。
　　　　体表面は細かい顆粒に覆われ、ざらつく。
　　　　頭部は先端が尖るしずく型。
　　　　終齢幼虫の体長は約８０～９０ｍｍ。
参考：ポケット図鑑日本の昆虫1400①（文一総合出版）
　　　学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫（学研プラス）
　　　みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
　　　虫ナビ
　　　昆虫エクスプローラ