KONASUKEの部屋

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ヒメジュウジナガカメムシ20210430

2021年10月30日 | カメムシ目
ヒメジュウジナガカメムシ。
類似種に少し大型のジュウジナガカメムシがいます。
ともにガガイモ科の植物をエサとし、朱色と黒の警戒色を持ちます。
ガガイモ科の植物にはある種の毒があり、吸汁したカメムシの体にも蓄積され、それを食べた鳥は消化器症状を起こすため、次からは食べなくなるとか。

RDB:
千葉県・準絶滅危惧種
分類:
カメムシ目マダラナガカメムシ科マダラナガカメムシ亜科
体長:
8~9mm
分布:
本州、四国、九州
平地~丘陵
成虫の見られる時期:
3~11月
成虫で冬越し
エサ:
ガガイモ科(ガガイモ、カモメヅル、イケマ、トウワタ、キジョランなど)の植物の他、カキの実、ナス、アザミ。
その他:
体は朱色と黒色の警戒色。
前胸背の黒色紋は小さく、革質部の黒色紋は楕円形で小さい。
(ジュウジナガカメムシでは、前胸背の黒色紋が細長く、
革質部の黒色紋は三角形に近く、大きい。)
腹下面に環状の黒色帯があり、側面で分断されない。
(ジュウジナガカメムシはやや大型で、腹下面の側面に朱色の縦線があり、黒色帯が分断される。)
時に群生する。
関東では2000年頃から増えている。
草原に生息し、河原や農耕地周辺で見られる。
集団で越冬する。
参考:
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
時事ドットコムニュース
地球本舗byNIKON
はるなつあきふゆ夕菅の庭
京都府病害虫防除所
ナスにおけるヒメジュウジナガカメムシの発生
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
日本のレッドデータ検索システム
自然のいとなみⅡ
昆虫研究所

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