KONASUKEの部屋

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シラホシコヤガ幼虫20210501

2022年03月14日 | チョウ目
シラホシコヤガ幼虫。
幼虫は地衣類を食べるだけでなく、背負って身を隠し、非常食にもするとか。

背面に三対の突起があるのが特徴。
キスジコヤガ幼虫も同様の習性を持ちますが、背面に突起はありません。

分類:
チョウ目ヤガ科ベニコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
13~15mm
前翅の長さ:
6~8mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~丘陵?
成虫の見られる時期:
6~8月(年1化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・樹幹や石面の地衣類(ムカデゴケ類)
その他:
前後翅とも光沢のある灰黄色。
前翅前縁に二個の白色斑があり、そこから横線が走り、後縁でやや太くなる。
頭頂部と触角は白色。
灯火に飛来する。
幼虫は春に見られる。
腹部第3・4節の腹脚を欠き、シャクトリムシのように歩く(セミルーパー)。
体中に、緑色の地衣類の細片を、盛り上げるように厚くまとい、裸出することはない。
非常食にも利用するらしい。
背面に3対の突起がある。
(キスジコヤガは突起がない。)
しばしばミノムシの仲間と混同される。
ソメイヨシノやスギなどの木の幹、墓石などの表面で良く見られる。
終齢幼虫の体長は約15~20mm。
5月頃、幼虫時代の地衣を利用して、柄の付いた繭を作ってぶら下がる。
参考:
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
yyzz2;虫画像 虫よもやま
シャツのほころび涙のかけら
あおもり昆虫記
虫と地衣類

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